日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

 

 

ついにNYブロードウェイにまでに登場、David Byrne  American Utopia の感想、詳細版です。

 

(一言感想は)

これまでのライブの内容に 曲プラス及び Davidの絶妙なトークが加わり、マジ最高でした。

お金さえあるなら、毎日観てもいいなと思いました、心底。

 

 

さて詳細版。

まず会場に着くと、David Byrne自ら関わったと即わかる、巨大な ステージ幕。

これが実に カワイイ(笑)

 

さらにBGM。

熱帯雨林?鎮守の森?のサウンドトラックで、野鳥のさえずりが会場に木霊している。

(David Byrne の曲で唯一このようなバックで歌っていた曲があり、後ほど登場!)

 

 

 

さていよいよ開始。

暗転してまず目に入るのが、

 

・ステージ

 鎖が周囲に「コの字」に大量に垂れ下がっている(写真)

 このため、上手下手という概念は消え去り、3方のどこからでも出入り可能。

 

・メンバー

 David Byrneも含め、総勢12名。

 全員パレードのバンド状態で立ち姿。

 通常のバンド形式から完全に逸脱。

(そのかわりパーカッション隊は充実で、常時5名程度は叩いてる)

 

かつ、全員「裸足」!

 

 

演奏曲リストを載せますが、ネタバレと考える人もいると思うので、最後に。

これまでのライブの内容に 曲プラスもあり、ツアー時よりグレードアップしています。

 

 

 

最高だったのは、Davidの絶妙なトーク!

 

例えば

・某曲の前には、デビューしてお金が入って最初にしたのはSONYのトリニトロンを買ったこと

 →曲のテーマにつながる

・某曲の前、ブライアン・イーノと試行錯誤中にDADA フーコ・バルの詩にたどり着いた。

 実際に1分ほど彼の詩「"Gadji beri bimba”」を引用しつつ…(どの曲にいくか解りますね?)

 

 

圧巻のライブが終わり、BGMだったのは何と!

フーコ・バルの音声詩が大音響で(汗)

 

 

という具合で、入場時から退出時まで、David Byrne のきめ細やかな配慮がいきとどいたパフォーマンス!!!

 

 

既にサントラが発売されています。(CD二枚組:会場にて購入)

 

ただし当ブログの感想としては…

この演奏を聴き込めば聴き込むほど、また観たくなる(笑)

ていうか、個々の曲・シーンで、どんな振り付けで踊っていたか、ライティングは...といちいち気になって仕方ない…

 

 

さて最後に、演奏曲リストです。

 

  1. Here
  2. I Know Sometimes a Man Is Wrong
  3. Don’t Worry About the Government (ファーストアルバムから! 涙)
  4. Lazy
  5. This Must Be the Place (Naive Melody)
  6. I Zimbra
  7. Slippery People   間奏でのDavid のパフォーマンスが秀逸!
  8. I Should Watch TV (David Byrne & St. Vincent)
  9. Everybody’s Coming to My House
10. Once in a Lifetime
11. Glass, Concrete & Stone
12. Toe Jam 

13. Born Under Punches (The Heat Goes On)
14. I Dance Like This  
15. Bullet
16. Every Day Is a Miracle
17. Blind
18. Burning Down the House
19. Hell You Talmbout  ( Janelle Monáe の作品を許可を得て)
20. One Fine Day

~アンコール~

 Road to Nowhere  → ここで確実に昇天!

 

(ツアーと比べると曲順の変更、追加の一方 Doing the Right Thing、Dog's MIndなどがカット)

 

 

 

注意:これから観に行く方へ重要なアドバイス

 

席は、可能ならどのゾーンだとしても「通路すぐ横」が良い。

理由:立って踊りやすい!(笑)



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