葉山にある、神奈川県立近代美術館 を通りかかったら、これはという展示が。
矢萩 喜從郎(やはぎ きじゅうろう:敬称略)の回顧展 を実施中!
矢萩 喜從郎 は 国際的に評価も高い、現代美術家という認識。
早速入場すると、初期の写真作品「HIDDEN JAPAN 自然に潜む日本」から始まり、正に回顧展 というに相応しい内容。
連作による コンセプチュアル・アート(B1サイズ中心)・彫刻・動くオブジェ etc… 自由に発想の羽を広げたサマを垣間見ることができた!
いろいろな方向があるゆえ、当ブログにとり「刺さる」「刺さらない」は明確に分かれるところ。
そこで、
当ブログ的べスト3
1. 仮想境界面/物体[彫刻]2006
2. キネティック彫刻〈Flickscape〉1983
3. 視触 / 立体(立体コンセプチュアル・アート?)2002
さらに嬉しい オマケ も付随していた。
それは、コレクション展 「アンリ・マティスの挿絵本」
アンリ・マティス といえば、当ブログは MoMA で以下を体験済。
マティス Matisse カットアウト The Cut-Outs 展 バーチャルツアー その(6)MoMa NY 「Swimming Pool」
この Swimming Pool の一部(リンク先の写真の左サイド)が、展示の中に含まれていた!
それは、美術雑誌「ヴェルヴ」内の「見開き」ページ。
あまりの驚きに、思わず模写してしまった(笑)
のみならず、Jazz を中心とした20点以上の展示にはおまけとは思えない 見応えが。
結論:自由に発想の羽を広げたサマを垣間見ることができる「矢萩 喜從郎 新しく世界に関与する方法」、晩年の切り紙絵を味わえる「アンリ・マティスの挿絵本」と、晴天の日に葉山で美術鑑賞、はポイント高し!
( この会期は ~ 2022年 1月 30日まで)