
スティーヴン・スピルバーグ といえば、当ブログに強烈に印象が残っているのが「刑事コロンボ」
パイロット版に続き制作されたシリーズ第1作「構想の死角」はシリーズ屈指の大傑作。
その監督が何と!、まだ弱冠25才のスピルバーグ(汗)
オープニングだけで「殺す側」と「殺される側」を巧妙に映像で重ね合わせるワザに唸った!
続き テレビ用映画「激突!」DUEL(日本では劇場公開)、そして「ジョーズ」etc…
このスピルバーグの自伝映画なのだから、面白くないわけがない!
そういうわけかこの映画、彼の凄いエピソードが連発される(汗)
・生まれて初めて観た映画は「…」=映像への目覚め
・その影響があまりに大きく、その映画の某シークエンスを再現することに夢中に
・8ミリカメラを入手したことから、映画制作に乗り出す
・自主制作の「西部劇」を製作中に、サウンドトラックが重要なファクターだと気づく
・さらに、銃撃戦の迫力を増す「映像エフェクト」を家族内でのちょっとした事故から気づく
・こうしているうちに、映画の「演出」に目覚める etc…
というと、彼の映画少年ぶりばかりがクローズアップされているようだが、そこは抜かりない!
・引っ越しを繰り返す父の出世ぶりの一方で、チビのユダヤ少年はイジメにあう
・両親の関係の微妙さに気づき、それに悶々とする羽目に
・母方のお婆さんの逝去を機に訪れた叔父さんから将来に関しての「予言」を授かる
・この予言は現実化(何とは言わないが 汗)
・高校時代の初恋 → プロム… (めっちゃ青春!!!)
・高校時代のラストを映画化し成功 → そして思いがけぬ「反響」に驚く(めっちゃ青春!!!)
これらを演ずる ミシェル・ウィリアムズ(母)、ポール・ダノ(父)、そして女兄弟たち、セス・ローゲン(父の親友)そしてジャド・ハーシュ(本人役)etc,,,
それぞれが好演しており、映画の深みをグッと増している。
もう十分なテキスト量に達したと判断し、結論。
結論 = 珍作が2作も紛れ込んでいるアカデミー賞(汗)に光をもたらす、天才映画少年=スティーヴン・スピルバーグ の目覚めを描く清涼剤的な映画!
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