こういった「映画ネタ」映画への当ブログのスタンスは、
「ずるい」
なので、やや警戒しながらの鑑賞(笑)
1980年代初頭のイギリス。海辺の町マーゲイトで地元の人々に愛されている映画館・エンパイア劇場が物語の場所。
オリビア・コールマン演じる主人公は劇場のマネージャー
が、彼女自身は過去の辛い思い出によって心を病んでおり、いつも浮かない顔。
この病んだ状態を流石名女優のコールマン、細かな仕草から表情から、上手に演じている!
その前に現れたのが、映画館スタッフの新入りスティーブン。
気が合うことがわかり、段々関係値を深めていく…
一方で…
まだまだ1980年代初頭のイギリスは人種差別が目に見える形で次々と登場(汗)
彼が黒人であることで映画館をも巻き込むトラブルに発展していく…
その物語展開に絶妙に差し込まれるのが、冒頭でも触れた「映画愛」
そこは名匠サム・メンデスだけに、実に抜かりない(汗)
それが何かは、劇場で経験いただきたい!
結論:名匠サム・メンデスの「映画愛」が絶妙に折り込められたドラマ