日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

 

主演は、ケビン・コスナー。

冒頭、高校アメフトのコーチの彼は、選手に喝を入れようとする。

 

こっちは「こ、このタイミングでアメフトものか…(笑) ヤバす…」

 

と覚悟を決めかかったところで、彼は1発 やらかしてしまう!

 

 

たちまちコーチを首になり、カリフォルニア州 マクファーランド の高校に転任。

カリフォルニア州とはいえ、ここはヒスパニック系住民の貧農地域…

英語での会話もままならず、家の周辺の治安にも不安が…

妻も子供たちも即 愛想をつかし、主人公は孤独。

 

かつ!

就任した高校の上司にあたるアメフトコーチの監督は偏屈者。

たちまち喧嘩別れ、で 超・孤独 状態に…(汗)

 

 

そんな失意の日々の中、主人公はあることに気づく。

マクファーランドの学生たちは苦学生で、家の仕事を手伝わされていた。

早朝から家族と共に農地で精力的に働き走り、運動しまくる毎日。

つまりそんな自主トレの結果、屈強な肉体を手に入れていたのだ!

 

その屈強性を生かせる競技として、クロスカントリー部 の設立に動く。

 

 

ここから彼の奮闘 ~ そして仲間づくり ~ 成長 ~ etc… のような展開。

仲間だけでなく、学校だけでなく、マクファーランド という地域に誇りをもたらす。

 

この話はノンフィクションだということがラストにわかり、感動はMAXに!

 

 

結論:何で DVDスルー?! 捨て置けぬ 今年有数の、拾い物 スポーツ映画。



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今から20年後?の日本。

ドッグ病がメガ崎市で蔓延、人間への感染を恐れた小林市長は、全ての犬を“犬ヶ島”に追放!

 

数か月後、1人の少年が小型飛行機で島に着陸する。

彼は、愛犬を取り戻しに来たのだ。

 

そして5匹のドッグ軍団に遭遇、意気投合し、愛犬スポッツを探し出す旅に出る…

 

 

 

映画のどこを切っても、ウェス・アンダーソンの日本愛が炸裂!

写真はメイキングの一コマ。

あくまでもガイジン的発想ではあるが、日本人としてはやはり、嬉しくなる。

 

 

一方「ちょっと流石にこんな未来はないぜ」(笑)

 

そこでジレンマに陥る。

質問:この映画を好きか?、嫌いか?

答え:嫌い。でも憎めない…(笑)



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昨日、本:スポーツ国家アメリカ の感想をアップした。

書くことを整理しかなり絞り込んだ結果、最新の出来事で注視すべき件について描き損ねたため、追記。

 

昨日の結論、

常にアメリカはもちろん、世界のスポーツビジネスに注視していくことは重要



実はつい最近、アメリカのスポーツ界で大きな変化があった。

それは「ギャンブル」

 

これまでアメリカで、あらゆるスポーツの「賭博」は法律で禁止されていた。

唯一の例外は、ラスベガス(ネバダ州)

 

 

一度そのカジノを通りかかったことがある(写真)

巨大カジノの中で ブック・メーカーとか スポーツ・ブック と呼ばれるゾーンで、他にない独特の雰囲気の場所だった。

まるで証券取引所のような巨大スクリーンがあり、そこには文字列が大量に。

よくみると、その文字は全て スポーツの試合。

どっちが勝つか、ベットするわけで、日本でいうと場外競馬場、か。



アメリカの連邦最高裁は5/14、25年ほど前に決めた「スポーツ保護法」(PASPA)を違憲と判断した。

これで議会が追認した場合、各州の判断で、プロアマ問わず、スポーツをギャンブル化することが可能になる!

 

トランプが過去にカジノを開いたニュージャージーをはじめ、手ぐすね引いている州は多くあると思われる。

スポーツは、基本ローカルに紐づくので、自由化されれば巨大な市場が生まれる。

 

とともに、巨大なお金が動けば、そこに利権が発生し、あらゆる不正の温床となりうる可能性を孕む。

アメリカのスポーツのように、資本ベースで巨大ビジネス化してきたステイタスで、この変化は特に大きな影響力を放ちうる。

NFLのレイダースは、ラスベガスへの本拠地移動を早々に実現しようとしており、明らかにこの動きに連動しているものと思われる。

 

というわけで、

<常にアメリカはもちろん、世界のスポーツビジネスに注視していくことは重要

 

というより、

世界のスポーツビジネスに注視していくことは重要だし、特にアメリカは要注目。

 

ということになる!

 

 

追記:日本でも プロ野球くじ は当面見送りに。お金が絡む(汗)だけあって、いろいろな思惑が交差してますなー

 




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アメリカ文化研究、現代アメリカ論を専攻する大学教授が送る、アメリカスポーツ論。

 

世界のスポーツとアメリカのスポーツ、かなりの独特の違いがある。

著者はさすが現代アメリカ論のヒトだけあって、アメリカ民主主義と個々のスポーツの関係に踏み込む。

以下ざっと箇条書き。

 

・ベースボール

南北戦争時代、にらみ合いの戦場の娯楽として一気に兵士たちに広まり、国に帰り普及。

早々に地域を中心に発展しプロスポーツ化、巨大化し国技にまで至る。

国技ゆえか、良い意味でも悪い意味でも、MLB 中心に全てがまわっている。

アメリカ各地の個性的な球技場は文化的公共財的な意味も持つように(地域活性化の見本?)

一方でその結果か? 世界大会のWBCに参加する国は限定され、継続さえ危ぶまれる状況…

 

 

・アメリカン・フットボール

サッカーは世界でメジャーだが、アメリカではアメフト。

大学を中心に普及。サッカーとラクビーの中間のような競技がローカルルールで行われていた。

ハーバード式が次第に中心になり、イエール大のウォルター・キャンプ氏がこのルールを整備。

空間・時間・行動をコントロール下に置く現在のルールの原型がここで完成。

巨大化を続け、野球に迫る規模にまで成長した。

 

一方フットボールでいうと、MLSが奮闘しつつ、女子は強いもののリーグは解体される状態…

 

 

・バスケット・ボール

バスケ もアメリカ発、でオリンピックでも優勝はいつもアメリカ。

なんと! YMCAを中心に、狭いスペース内で成立するスポーツとして普及。

考案者ネイスミスは13条の基本ルールを設け、フェア・プレーを重視した。

ピューリタン的思想からスタートしたバスケだったが、長期的には黒人を中心に都市部の移民下層階級のスポーツとして成長し巨大化した。

頂点を目指す下層階級や黒人を中心とした若者たちは、過当競争の中を勝ち抜いて這い上がるしかない…

 

上記は本の中のそれぞれのスポーツのエッセンスを抜き出したものだが共通するのは「巨大化」

この巨大化の結果、スポーツ国家アメリカというような本のタイトルになっている。

 

 

また当ブログ的にぐっとくるパートについても言及しておきたい。

スポーツが、民主化と社会改革にも寄与してきたのは事実。

そうしたドラマを、ハリウッドは積極的にテーマとして取り上げてきた。

最近でいうと、ナチス下のオリンピックで孤高の闘いをした伝説の陸上選手 ジェシー・オーエンス。

栄光のランナー/1936ベルリン Race 人種差別な時代に、オリンピック精神を発揮した男たち、の物語は今だから知っておくべき物語。  

 

女性解放でいうと女性たちの野球「プリティ・リーグ」とか。

そして未だ映画評には至っていないが今年有数に面白かった映画「バトル・オブ・ザ・セクシーズ Battle of the sexes」が登場するに至り当ブログは密かにガッツポーズした(笑) 

男女の優勝賞金のあまりの差に立ち上がった女子選手たちが自分たちのリーグを立ち上げる(WTA)

これに対抗し、優勝経験豊富の引退男子選手が、女子中心人物の ビリー・ジーン・キング を挑発!

男子 vs 女子 の公開テニスエキジビション(テレビ中継つき)で対決、というハナシ。

こんな試合があったことを映画で初めて知ったが、この本でも中心的に取り上げられていて納得!

 

 

また最後に。

今 日本で大問題化しているアメフトの「意図的な暴力問題」もアメリカの歴史が体験している。

セオドア・ローズベルト時代(1905年)、彼が音頭を取り有名大学にルール改正を迫った。

「前方へのパス」がここで解禁され、パス主体で試合を組み立てていく独自性がここで確立した。

日本での今回の事件はその大変革さえを揺るがす点で、やはりトンデモな事件であることは間違いない!

 


上記は非常に日本の体育会的な「権力の誤った集中」という問題が中心にあると当ブログは考える。

が 巨大化の中、そんな権力の誤った集中だけでなく、契約金の高騰及びそれにまつわるトラブル、薬物汚染 etc、常にスポーツビジネスは功罪が表裏一体の状態にある。


この点で、常にアメリカはもちろん、世界のスポーツビジネスに注視していくことは重要だなというのが結論。



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カンヌでパルムドールを獲得! 

21年ぶりの快挙!

是枝 裕和監督 おめでとうございます!!!

 

ケイト・ブランシェットは審査員長になるや否や、女性監督の少なさアピール報道で目立っていた。

ので、評価もそっち方向にいっちゃうのではと邪推していた(笑)

がこの結果に。

 

インタビューでケイト・ブランシェットが語ったそう。

「インビジブル・ピープルに光を当てた映画が多かった」と(日経6/1文化面)

 

その瞬間、是枝 裕和監督 は悟ったとのこと。

初めて自分の創ってきたものはどんなテーマだったか、が言語化されたな、と!

(それまでは監督本人もコトバ化できてなかった)

 

 

物語が始まってみると、確かに登場するのは、世間的には「インビジブル・ピープル」たち。

東京の下町でギリギリの経済状態で生活するいち家族。

なのだけれど、何か様子が変。

実際の事件を元に、是枝 裕和監督 がイメージを積み上げて脚本を作成したそう。

 

「ふだんなら犯罪者として切り捨ててしまうような、私たちがあまり考えないような人たちを

 題材にすることで、きれい事だけではない社会の側面を照らし出してみたい」

 

そして、

「今回は各世代で本当に僕が一番撮りたいと思う うまい役者を集めて映画を作りました。

 話はシリアスだが、濃密な時間を役者たちと作れたことが作品の中にみなぎっている」

 

確かにメンツは最強。

リリー・フランキー

樹木 希林

安藤 サクラ

松岡 茉優

江本 明

 

そして子役の2人(城 桧吏、佐々木 みゆ)もいい。

子役のセリフは現場での俳優陣のやりとりの中から紡ぎあげたそう。

是枝 裕和監督 が現場の雰囲気を読みながら、芝居のアンサンブル を生み出した。

 

 

そして面白いのはこの演技の積み重ねの結果、観客側もこの家族サイドに取り込まれること。

後半には、いかにも世間的に常識的な質問が何度となく、主人公たちに浴びせかけられる。

が、鑑賞側もそのフツーの質問にドギマギさせられる状況に…

 

<きれい事だけではない社会の側面を照らし出してみたい

 

が達成されるわけだ!

 

 

 

 

<6月8日の公開が楽しみだあ!

 

パルムドール受賞記念?で今日から2日間の先行上映あり。

21年ぶり、を一足早く体験できるチャンスかも?

 

結論:観客に「家族って何?」を、芝居のアンサンブル で炙り出す、リーマンショック以降(ていうか現代)ならではドラマは確かにパルムドールの価値あり!




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2017年 6月上旬の「好カード」をスベダラっと並べ、ご紹介いたします!

(というエントリー・シリーズ since 2006.2  何と 満11年 突破で12年目に突入!) 

 

 

国際親善試合の連発もいいが、U21日本= 東京オリンピック世代、の トゥーロン国際大会での活躍に期待。

初戦 トルコにやられ、ここで勝たないとな中、強豪 ポルトガルを10人で破った!!!

絶体絶命からの状況から、ねばっこく逆転、とはこれは素晴らしくいい経験だ!!!!!(涙)

次戦のカナダに勝ち 上に進んで、さらにいい経験を積んで欲しい!

 

 

このアップの便利な使い方として、次はどんな試合があるのかなと ふと思った時に、当ブログをクリックするとずらっと出てくるので、そうやって使うのがオススメ。

(自分がそうやるために作ってます 笑) 

 

 

 

6/  1(金)【国際親善試合】

       韓国 vs ボスニア・ヘルツェゴビナ

       チェコ vs オーストラリア

       チュニジア vs トルコ

       フランス vs イタリア!

       エジプト vs コロンビア 本番の対戦相手!

 

6/  2(土)【国際親善試合】

       オーストリア vs ドイツ

       タイ vs 中国

       イングランド vs ナイジェリア

       スウェーデン vsデンマーク

       モンテネグロ vs スロベキア

       ベルギー vs ポルトガル

       アイルランド vs アメリカ

       アイスランド vs ノルウェー

       メキシコ vs スコットランド

 

6/  3(日)【トゥーロン国際大会】

       U21日本 vs U21カナダ! 

      【国際親善試合】

       ブラジル vs クロアチア

       コスタリカ vs アイルランド

       サウジアラビア vs ペルー

       スペイン vs スイス

 

6/  4(月)【国際親善試合】

       イタリア vs オランダ

       セルビア vs チリ

       モロッコ vs スロバキア

 

6/  5(火)【国際親善試合】

       ロシア vs トルコ 開催国!

       ルーマニア vs フィンランド

 

6/  6(水)【国際親善試合】

       ナイジェリア vs  チェコ

       ベラルーシ vs ハンガリー 

       ノルウェー vs パナマ 

       ベルギー vs エジプト

 

6/  7(木)【トゥーロン国際大会】

       U21日本 vs U21トーゴ! 

      【国際親善試合】

       韓国 vs ボリビア 

       イングランド vs コスタリカ

       ポルトガル vs アルジェリア

       アイスランド vs ガーナ

       ウルグアイ vs ウズベキスタン

 

6/  8(金)【国際親善試合】

       日本代表 vs スイス!

       クロアチア vs セネガル 本番の対戦相手!  

       ポーランド vs チリ 本番の対戦相手!

       イラン vs リトアニア

       ドイツ vs サウジアラビア

 

6/  9(土)【国際親善試合】

       フランス vs アメリカ!

       ハンガリー vs オーストラリア

       スウェーデン vs ペルー

       フィンランド vs ベラルーシ

       エストニア vs モロッコ

       デンマーク vs メキシコ

       スペイン vs チュニジア イニエスタ!

       イスラエル vs アルゼンチン

 

6/10(日) 【国際親善試合】

       なでしこジャパン vs ニュージーランド! 

       オーストリア vs ブラジル 




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