1950年代 コニー・アイランド(遊園地)の中に住む主婦(写真:ケイト・ウィンスレット)
彼女の女性としての劣化具合にビックリさせられつつ(汗)、その理由が徐々に明らかになる。
仕事はコニー・アイランド内のウエイトレスでストレスが溜まりがち。
回転木馬 を運営する ダンナ(ジム・ベルーシ)は悪い男じゃないが、凡庸でもあり 直ぐ切れる男。
つれ子の息子リッチーはひねくれ者で、最近の趣味は「放火」(笑)
というわけで主人公のイライラが蓄積する中、「救い」が現れる。
海岸のライフガード(ジャスティン・ティンバーレイク)との突然の不倫がキック・オフ!
若い彼氏に主人公は夢中になり、人生の救いとしてのめり込む日々…
どんどん美しくなる ウィンスレットに驚く。
ま、そんなもんだよね〜 ≒ あっ、そういう作戦だったわけね(笑)
だがそこにダンナのセクシーな娘(ジュノ・テンプル)がマフィアの夫から逃れ駆け込む。
ここから「恋の花火」が炸裂しはじめ…
ウディ・アレン の演出は相変わらず冴えており、セリフのひとつひとつがいちいち笑える!
「優れている」とは言わないが「笑える」ウディ・アレン映画としてはかなり秀逸!
そして最後タイトルバックで流れる音楽が「アレ」
恋の回転木馬、という主旨だったのね…と思わずニヤニヤ...
というわけで、アレンの技に 最後の最後 までヤラレてしまった!
こうして思い出すだけで、その曲がアタマの中でループしだす始末(笑)