や~~~っと終わりました、娘の発表会。
自分のコンサートやコンクールでもここまで消耗するでありましょうか・・・・・いや、しません(笑)。
別に完璧も目指さないですし、「とにかく最後まで止まらずに弾きましょう」という程度のハードルですのに、なぜかくまで大変な騒ぎなのか(汗)。
そもそも、娘の通う教室そのものが、「ゆるやかに楽しみつつ末永く習う」感じのところ。
発表会の服装とか(女の子はほぼ全員がドレス、男の子はスーツ)、聴く態度とかは特に問題ないですけど、
暗譜はかなりあやしかったり、止まったり間違ったりはたびたびですし、
互いの親の競争心みたいなものもまずありません。
かつては私自身や息子が門下だったこともあり、長い長いおつきあいのなかで、教室の変遷も身近で見てまいりました。
ある時期はコンクール入賞者だらけで、息子などはその中で、劣等感にさいなまれたようですが、
今はそういう感じでもなく、みなさんのびのび~っと弾いておられます。
ここの発表会の目玉というか、楽しみは親子連弾なんですけど、
これが「ほぼ初心者」のお父さんと弾くペアがほとんど。
なかには「昨年の1本指奏法から、今年は3本指に進化しました」という、コメントもあり、
楽譜にはドレミがふってあったり、なかには鍵盤にドレミの紙をセットしたり、
それはもう四苦八苦して臨まれるのですが、それでも止まってしまって、子どもに叱られたり、がっくりされたり・・・・もあります。
そうなると、無事に弾いた子どもについてはもうほめちぎるしかないわけで(笑)、子どもはとてもうれしそうです。
私自身はふだんはこういう発表会に接するのは非常にまれなもので、
カルチャーショックがないわけではないのですが、
数年ぶりに発表会に参加し(楽器はフルートですが)、ほかの方々の演奏も聴いていた息子が
「今の教室だったら、オレが弾いてもイケるかも(笑)。またピアノやろうっかな~」と
冗談とも本気ともつかないことを言うのを耳にして、
こういう空間もいいかも・・・・・とあらためて思ったことでありました。
今回は、1部での出演がなく、
2部で『カントリーロード』(娘と私の連弾に、息子のフルートをユニゾンでのせただけのもの)と
『主よ人の望みの喜びよ』(娘と主人のバイオリン、私の伴奏)、の2曲のアンサンブル
3部で『モーツァルトの主題によるソナチネ』のソロでした。
『カントリーロード』では、出番前「靴が痛い」のどうのとずっとぶうつぶつ言っていた娘が、靴を替えずにステージに上がり、慌てて下がって履き替えるというアクシデントあり、また、私がバスを弾き違えるというミスあり。
まさか、バスの一個くらい聴いていまいとシラを切って進むつもりが、娘はびくっと反応。思わず入りが遅れてしまった・・・ということに(汗)。同じコードなのでまさかバレるとは思わなかったのに(逃)。・・・めちゃめちゃ怒られました。伴奏の失敗でお叱りを受けたのは生まれて初めてでございます。
さて会場のピアノは、昨年のショパンコンクールで優勝者が弾いたのと同じ、CFXという機種。
簡単な伴奏しか弾いてませんので、この機種独自のすばらしさというものはほとんどわかりませんでしたが、音の立ち上がりが非常にいいなあ、という印象はありました。
このピアノそのものの良さは、21日(金)のコブリンリサイタルで堪能する予定(笑)。
息子、主人ともに今回は予定が空いていたので、引っ張り出してきて、2~3回の合わせでできる程度のことをお願いしたわけですが、
それでも、家族でやったということだけで、それなりの意義はあり、とくに失敗もなく、アガるほどの空気でもなく(笑)・・・・・まあよろしかったのではないでしょうか。
で、3部のソロですけど、これがまた出る前から、娘はブリブリ不機嫌。
「2部でアンサンブルやって、そのあとひとりで弾くのは気分がのらない」らしい。
それはそうかも。人数の多さと会の進行上、2部のあとで写真撮影かれこれも終えてしまうので、3部でテンションを立て直すのはなかなか難しい。私も以前、そういう順番で弾いたことがあるのでよくわかります。
1楽章では若干あぶないとこもあったし、あるアクシデントのため2楽章の前に間をあけずに入ってしまったり、全体にテンポが相変わらず不安定だったりで、ハラハラしましたけど、
私の前では初めて、「止まらず」「ぐるぐるリピートしてしまわず」「とばしてしまわず」・・・・つまり楽譜どおりの順番でちゃんと弾いておりました。
人前で披露するにあたっては、最低のハードルですが(汗)。
本人「すごい集中力だった!」と自画自賛(笑)。
あと、強いてもうひとつほめるとすれば、
うちではやたら打鍵強くたたきつけるように弾いていたので、
「今度弾くピアノはとっても上等なピアノだから、やさしく弾いたほうが、きれいに響くよ。音が小さく思えても無理しなくていいよ」と言いましたら、
いささか頼りない音ながら、汚い音では弾いておりませんでした。
・・・・・・・・ほめるところはあるもんです(笑)。
というわけで、彼女にしてはちょっと長めの曲を、彼女比では頑張って弾いたということでしょうか。
・・・・・やれやれ・・・・・・バタッ・・・・・