12/27(日)、入院9日目。
日曜日なのに、担当の先生がわざわざ出勤してくれて、病状の説明を受けました。
(平日は、中々時間が取れないから休みの方がゆっくり話せるから。との事ですが、本当に有り難い事です、頭が下がります。)
病状の説明。
直腸S状部結腸がん
半年前に比べて、がんは、進行している
- 腹膜への浸潤
- 大動周囲のリンパ節転移
- 肝転移
⇒ 臨床病期 ステージⅣ
根治的手術は 不可能
小腸ストマ。(横行結腸に軽度潰瘍性大腸炎の再燃疑わしい為大腸ではなく小腸に増設)
心機能低下 間質性肺炎もある為リスク有り
12/29 外科受診
6ヶ月でガンはかなり進行して、肝転移、大動脈周囲のリンパ節転移も見られました。
結果、手術はできなくなってしまいました。
この6ヶ月の進行の速さから推測すると、あと6ヶ月持つかはキツイかもしれない、、と言う事です。
今回受けるのは、便を通すためのストマ造設手術です。 患部は切れないのでそのまま残りです。
事前に重たい話になる雰囲気は十分に伝わってましたが、本当にそうなりました。
しかし、不思議な事に自分の中のでは余りショックは感じないのです。
今になっては、
2009年から虎ノ門病院で大腸全摘を勧められていた時に切っていたら、、、、 とか、
6ヶ月前に、手術出来るギリギリのタイミングでと、言われていたのに、何故切らなかったのか、とか、、、、
当時、どうしてそう言った判断をしたのか、全く不思議な事なのですが、、、、
後悔は、全く無いのです。
がんになるには、理由があり、ただ単に切ってしまってそれで終わりでは、間違っていた生き方が修整されません。
自分で、作ったガンは、自分の間違った生き方を正して治さない事には、また、どうせ別な形で不具合が起こるに決まっているのです。
病気や、ガンは、間違った生き方を修整する機会を頂いたとも言えるのです。
唯一、後悔があるとすればそれは、心臓、肺が悪くなり、そちらに気を取られがん対策の食事療法がここ2.3年ずっと緩んでしまった時期が続いてしまった事です。
後は、様々な経験をさせてもらえている事を考えてもマイナス面ばかりでは無かったとかんじてます。
ここまで来てしまったからには、出来る事を、やりながら状況を受け容れるしかありません。
あと、どれだけの寿命があるのかわかりませんが、死ぬまで生きる事しかできないのです。
死ぬまで生きるだけです。