乙武君がTVで訪問を受けていた。
人気芸人さんは流石に気が行き届いているから、障がい者の出来ない事、困る事を次々と質問する。
質問すると言う事は、気がつく事であり、想像していると言うことだ。
一般人が障がい者に対して、「大変ですね。」などと言うことは、 そういう会話を表面的になぞっているだけで、頭の中でただ単に処理して話している場合が多い。
しかし、具体的に気がつく、想像する、と言うことが日常的にできる芸人さんは、
メガネを自分でつけられるのか、、服は着替えられるのか、、トイレはどうするのか、、お尻は拭けるのか、、歯磨きは、、洗顔は、タンが出たら、、、、、などと次々に頭に浮かぶのでしょう。
表面的に気を使っている、単なる大変ですね、と、
具体的に色々なことに思い浮かべて言う「大変ですね。」 は、 全く違うものだ。
気がつかなければ、気を使ってあげることもできない。
想像力が無ければ相手の困った事にも気がつけない。
昔から気をつけていたつもりだったが、自分が動けない体場になると相手の本心が良くわかる。
今になってさらに深く感じること。
幸い
周りには、気配りをしてくれる人がたくさんいるありがたさを知り、、、、
元気な時にもっとやれる事がたくさんあったな。。 と、自省して気がつく。
自分が他人にしてあげることも、お世話になった方へのお礼も、全然足りなかった。