最近、どうにもだるくて仕方が無い。 完全にセーブモードと言う感じだ。
明日から入院なので、休養期間に当てられるのでその前に動いておこうと重い、今日も強引に動いてきたが、その後は立ちくらみはするわ、食欲は無いわ、どうも調子が出ない。
先日、大学の時に中学生で一緒に空手部の稽古に参加していた 遠藤君が遊びに来た。
道場に再入門したとの事で、OB会のときに偶然会った。 その時にまた会いたいといっていたので、連絡を取ると、湯沢に遊びに来てくれた。
中学生の時は、元気いっぱいで、空手に夢中だった。 大学生より一生懸命で直ぐに強くなっていった。
もう既に37歳。 少し太って、随分と変わっていた。
北海道の大学へ進み普通では信じられない位荒れた生活をしていたみたいだ。 血を吐きだした時期があり、がんの家系だったので、勝手にガンだと思い込み自暴自棄になってギャンブルにのめりこんだそうだ。
訳のわからない栄養剤を飲み、何日も徹夜でマージャンをやったり、競馬、競輪、パチンコ、酷い荒れようだったみたいだ。
その後、自然に治り、病院にいくと結果十二指腸潰瘍の後があったそうだ。
結局、退学し、新潟に戻ってきたが就職先も良い所は無く、介護施設やガードマンとして働いていたらしい。
介護施設では始めての仕事で戸惑う上に、いじめにあって、うつ病になったそうだ。 今も薬を飲んでいると言っていた。
また、オヤジの賭け事での借金を数百万円肩代わりをし、ほとんど返済したそうだ。
この間は、交通事故で自爆、門柱にぶつかり両足を骨折したそうだ。
仕事でこき使われ疲労がたまり眠ってしまったと言う。
幸い良くなってきたみたいだが、 なんとも辛くて、厳しい人生を歩いてきたみたいだ。
せっかくだったので、一緒に稽古をしたが、こちらも疲れたが、彼の疲れ方は異常だった。
少し、身体を労わりながら稽古をしたほうがよい感じだった。
そう伝えたが、多分、実行できないだろう。 今までの人生が物語っている。
それから数日、こちらも調子が悪くていけない。
なんだか、昔の自分を見ているみたいだ。 彼のほうが、我慢強く一途で親孝行だが。