本性。

生きていれば、違和感を感じるようになる人間関係が必ず出てくる。
こちらの生き方が変わったのか？　相手が変わったのか？　
そう言う場合もあるだろうが、多くは、それまでの付き合い方が原因だ。

　波風を立てないようにするために、多少は相手に合わせる。　仲が良くなれば、そう言う傾向はいっそう強くなり、自分の感性や信念に合わないと感じても流してしまう。　慣れれば、それさえ感じなくなる。　　しかし、いつかズレが大きく我慢できなくなり、関係が壊れる。　　そしてやっと気がつく。

いつもしっかりと自分を確認し、合わない時には、その感覚を忘れないでいることが大切だ。
だらだらと付き合いが続き、いつか、「あいつは変なやつだった。」　では、いけない。

自分の本当の気持は、自分でもよくわからない。　何となく周りに流されて生きていいるとそうなってしまうのだろう。
　自分の色がどんどんあせていく。

　いつも自分の魂を感じていないと忘れていく。　　

自分の基準

伊勢神宮から帰ってきてあっという間に4日が経ったが、　心身ともに調子がいい。
結構な強行軍で、特に帰りは　1日中運転していたので、疲れが出ないわけが無いが、体調は、すこぶるよい。

心の方も何故か自分が本来持っていたと思う考え方や、感じ方をしているな、と、感じる事が多くなった。

他人の目を気にしたり、変な占いなどに影響を受けて生きていると、段々と垢がつき、自分本来の色が消えてしまうといわれるが、神宮参拝で少し浄化されてきたのだろうか。

　自分の本来の価値観をしっかり確認し、あまり他の影響を受けないで、自分の色で生きていくほうがうまく行くのでしょう。

神宮

22日から　2泊3日で、伊勢の神宮にお参りに行ってきた。

朝2時半に起きて、3時40分に出発。　長野から高速1000円を使って、ひたすら走った。　間違いも無く無事に1000円で伊勢西インターを出られた。　名古屋周辺は初めて行ったが、高速道路がたくさん走っていて開発されていた。

　渋滞も無く10時頃には、豊受大御神（外宮）に到着。　
　正宮にお参りすると、人が多くて少し嫌な感じを持っていたが、直ぐに清清しい気持に切り替わった。　中は見えないが、上空に光がさすような神々しい雰囲気を感じてしばらく留まっていた。

　その後、風宮、多賀宮、土宮、月夜見宮、別宮をお参りし、皇大神宮（内宮）へ向かった。
こちらは流石に混んでいて、駐車場は川の向こうの河川敷、おかげ横丁を通っていくときも人が多くて混雑していた。　どうもお参りより、観光と言う感じの人が多かった。

　この頃から雨が降り出し、正宮にお参りする頃には本降りになってきてしまった。　外宮の時は、かさを持っていったが降らなかったので、内宮参拝の時は車においてきてしまった。　　雨も強くなってきてたので、正宮でも軒先をお借りし、空気を感じながらしばらく立っていた。　
　雨が弱くなった頃合を見計らい、お札と、神棚を頂いて、そのまま帰ってきた。　車に戻ると、一気にまた雨が強くなってきた。

　参拝中に、お賽銭を気にする自分のケチな気持と、混雑している中で、他人を見下す傲慢な気持を強く感じていた。
せっかくの参拝だったが、汚い心に気分がよくなかった、自分の本心が浮き出たのかも知れない。

　その後は、伊勢うどんを昼食にとって、神宮徴古館、倭姫宮、松尾観音などをめぐり、　宿、神宮会館に入った。

　　次の朝5時からスーツに着替えて　再度、内宮参拝。　今度は人が少なく静かな空気の中を気持ちよくお参りさせて頂いた。　式年遷宮の寄付をすると、正式参拝で、中に入れてお参りさせていただけると言う事で、2つ目の策の中に入れていただいてお参りしてきた。
　時間がたっぷりあったので、外宮でも正式参拝させていただけるという事で、車で外宮に向かい参拝してきた。
帰りに別宮　月読宮もお参りしてきた。
　自分には外宮の正殿が一番気持ちよく感じられ、このときもしばらくの間空気を感じていた。

宿に帰って朝食、神宮会館をでて、志摩方面へ向かった。　　天の岩戸、　別宮伊雑宮（いざわのみや）　を参拝、鳥羽で昼食、夫婦岩によって、宿の二見駅へ向かう。
　少し時間が早かったので、また外宮へ参拝に行った。　　夫婦岩のところの売店のおばさんに気分が悪くなったのでいきたくなったのだ。

　宿に泊まり、直ぐに帰ってこようと思ったが、せっかくだったので、朝また外宮に参拝し気分を良くしていただいてから帰路に向かった。
　帰りは、無料の高速を津まで　乗り、そこからはひたすら　　一般道で名古屋に向かった。
名古屋から19号線で木曽を抜けて長野へ入った。　途中コンビニでアイス休憩をしたが後は走りっぱなし。
　塩尻で高速と重なるので、塩尻北インターから高速を使って、中野まで乗った。　そこからはいつもの117号線で帰ってきた。
　夜の9時30分。　途中買い物などをしていたが、約12時間かかった。

榊を買って、頂いてきた神棚でお祭りを飾りなおした。　　

　なんとも気持のいい時だった。
　

ゆるし。

困っている、という言葉が頭から離れず少しだけ手伝いをする。

その旨、電話をして話しをすると、何チャラカンチャラと、奥歯に物の挟まったような話しをされて、一気に昔の記憶がよみがえり、怒りがこみ上げてきた。
　ムカついて、電話を切り、気持の切り替えを図ったが、　　よみがえったムカムカ感が、中々消えなくなってしまった。

とうとう寝るまで一日中嫌な気持を引きずる事になった。　　最悪だ。

表面を消しても、奥にしまいこんだトラウマを出してきて、処理しないといつまでも回復しないと言われていたのを思い出した。
　いまだ、心の奥底では許せていなかったようだ、　まだまだ、出てこないと、消えていかないようだ。　
一つ前進だが、こういう作業を今後も続けていかないといけない。　そう簡単ではなかった、と、改めて感じる。

　取りあえず、まだ、接するには時期が早い事。
　自分の後ろめたい気持が、やらなくていい親切までやらさせるという事に、、気がつく。