昔から英語は嫌いで大の苦手だったが、ここに来てすこし英語に興味を持つようになった、
のだが、どうにも英語の聞き取りが上手くいかない。 音痴なのと無関係ではないと感じている。
それで、洋画を見てなれるようにしているのだが、今日は「若年性アルツハイマー」の話だった。
所詮自分にとっては他人事なのか、、、、一番最初に感じた事は、、、
今までとは違った人生、今までとは違った経験が出来て面白いじゃないですか。。。と、言う事だった。
映画の中で、本人も家族も深刻になりどんどん追い詰められるような感じがしたが、、
へえー、そうなんだ。 色々忘れちゃうんだ、、などとは考えられないのかな。。。などと思って観ていた。
人生最大の危機が来た、大変な事が起こった。などと思えれば、人生がそれだけ劇的なものとなり、
それはそれですばらしい時間を過ごせるのではないか。
一方、それが極めて稀で、誰もが経験できない事を経験できているのだと、、
家族も、親族もそれを新しい経験として感じられればそれはそれで楽しい事になるのではないか。
起こった事が不幸ではなく、、受け取り方が不幸を作っているのではないか。
各人の中にある、 記憶が無くなる事は不幸だという価値観が実際に不幸を招く。
新しい体験だ、すばらしい体験だ、面白い人生を経験させていただいて有り難いと感じていれば、、
逆に喜ばしい事となる。
人間とはなんと、、自分で勝手に決めて、勝手に不幸になるのだろうか、などと感じた次第であります。
生まれてきて赤ちゃんは、話せない、意思表示は出来ない、そういう状態から何でも出来る人間になり、
年老いて段々と身体も脳も老いて来て、朽ちていく。
朽ちるのが少し早いか、遅いか、、、それだけの問題でしょう。
幼少時に身体の自由が利かなくなり、それで一生を生きてく人間も居るのです。
それまで、五体満足で好きなことをさせてもらった事、好きなことができた事に感謝する事の方が大切なのではないかと思うのです。
何故か、、、
自分にはそう思わせてくれる従兄弟がいるから。
才能豊かであっただろう従兄弟は4歳から自由を奪われてしまった。。。。。。。。
30年も好きな生き方をさせてもらった事は本当に有り難い事です。
周りの方々に感謝。。。。なのです。