高校野球のスター選手で、プロに入ってからもずっと中心選手として順調に競技人生を歩む。
その後、紆余曲折があって、成績がついて来ない事もあったが、選手としての商品価値は下がらず引退まで球界トップレベルの年収を維持し続ける。
離婚して、一人暮らしとなり、浪費から金欠と言われるが、住んでいるのは都内のマンションの最上階。
普通は、「プロ野球のスター選手で、高額年収、嫁はモデル、二人の子供がいて幸せな人生を送っていた。誰もが目標とするすべてのものを手に入れている。」と考える。
また、今のような環境になれば、羽を伸ばして遊べると喜ぶ人間もいるくらいだとも思う。
しかし、彼は息子に会えなくて寂しい、死にたい程に寂しいと感じていた。
自分をなんと思おうと勝手だが、人がうらやむような事でも本人には耐えられないほど苦しい事があるんだなと感じる。
そして、
息子に会えないから寂しいのではない。 問題を起こし始めた時は家族がいて、息子とは一緒に住んでいたのだから。。。。。
結局、お金があろうが、綺麗な嫁をもらおうが、有名になろうが、幸せには成れない。
自分の視点で勝手に自分の立ち位置を決めて、自分のありようを決めつける。
人間とは不思議なものだ。
誰もが羨むような人生を送っていても、本人は不満があり、不安な毎日を送る。
清原は何が不満で何に不安を抱えていたのだろう、
それを解決しないといつまで経っても同じことを繰り返す。
2016年2月7日、久しぶりの更新、備忘録、頭に浮かんだこと。