おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

斐伊川和紙(島根県雲南市)

2006年01月26日 19時28分11秒 | 建材・素材
斐伊川和紙は、斐伊川の中流、奥出雲の里で、江戸末期創業以来の伝統を守って美しい和紙を造り出しています。

現在は、井谷信次氏が創業以来の伝統と井谷氏独自の理論のエッセンスを加え、独創的な美しい和紙を創出しています。当日は突然押し掛けたにもかかわらず、沢山のことを説明頂きました。右の方が井谷氏です。



紙づくりは原料(雁皮・楮・三椏)の黒皮を包丁で一本一本はぎ、白皮にし、ソーダ灰で煮熟し、臼でひきトロロアオイを加え、一枚一枚丁寧に漉き上げ、板干しなどにて乾燥させて出来上がります。例えば木目を出した板の上で乾燥させれば木目模様がつきます。なので、使用する原材料、顔料、干し方によりいろんな表情が現れてきます。いろんな紙を見ていったのですが、もう楽しかったですね~(^^)v



古来からの手法は、原料の特質を十分に生かし、強靭で長期に渡って使用出来る和紙が造り出せます。タペストリーやロールブラインド等の用途にも使用出来ます。



バケツの中に入っているのは、『雁皮』です。とてもなめらかな繊維でした。



こちらは『三椏』です。強靭な手障りでした。



◆斐伊川和紙概要
 住所:島根県雲南市三刀屋町上熊谷302
 電話:0854-45-3886(FAX兼用)

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絲原記念館(島根県奥出雲町)

2006年01月26日 18時34分48秒 | 旅先にて
奥出雲を代表する鉄師(たたら製鉄師)・山林地主であった絲原家より寄付を受けた資料館です。広大な敷地に建ち並ぶ建物群を見るとこれが住宅かと思えない程の規模でした。たたら製鉄の繁栄振りを肌に感じました。

絲原家の母屋です。この建物は、十代目徳右衛門が植林した材を用いて十三代武太郎が、5年の歳月を費やして大正十三年(1924)に完成させたものです。設計は京都帝国大学の佐藤作造、大工棟梁は平田市の長谷川松太郎だそうです。



豪快に組まれた小屋梁は圧巻ですね。ここ出雲地方においては、梁に桁天からの数値を記入するならわしがあるそうで、写真に写っている梁にも数値が記入されていました。



現在、建物の屋根は瓦葺きなのですが、建築当時は栗そぎ葺きだったそうで、約三尺(91cm)の雪が三ヶ月積ったままでも各部が狂わないような頑強な造りとなっています。三間続きの部屋ですが、建具も綺麗に納まっています。



蔵も大きいですね~。軒の出が深く、雪深いことを実感しますね。



敷地奥の方には、茶室もありました。茶席は二畳台目の席で、京都大徳寺真珠庵内にある金森宗和作の『庭玉軒』をそのまま模したものだそうです。昭和十一年(1936)に近衛文麿公の紹介により、模する許可を得たそうです。



今回はさらっと見学しただけですが、もう少し季節が良くなった時にじっくりと見学してみたいですね。

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あん餅雑煮うどん(本場かなくま餅福田)

2006年01月26日 17時32分31秒 | うどん
今日は三豊市にて用事があったので昼食は観音寺市に出掛けたのでした。
『本場かなくま餅 福田』っていうお店でうどんを食べることにしました。
かなり久し振りかもしれない。。。。。



え~っと、もう正月からひと月程経っていますが、お雑煮ネタを。。。。。(^^;;
讃岐のお雑煮ってどんなものか知っていますか~
よくテレビでも変わってる雑煮ということで紹介はされているのですが。
『白味噌仕立てのあん餅雑煮』なんですよ!
っということで、ここのお店では期間限定であるんですよ『あん餅雑煮うどん』っちゅうものが。



皆さん、えって思うかもしれませんが、これが結構いけるんですよ。



ちょっとほのかに塩味のする白味噌に、丸いあん餅がはいっています。お雑煮のように、大根とか人参はぶつ切りにて煮込んでいます。お餅を割った写真です。あんこが見えるでしょう。



今日は、このおうどんといなり寿司をいただいたのでした。

◆『本場かなくま餅 福田』概要
 住所:観音寺市流岡町1436-2
 電話:0875-25-3421
 営業時間:10:00~17:00
 定休日:月曜日

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