リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

生活をデザインする楽しみ

2006-07-16 20:58:37 | Weblog
今晩、はじめてIHクッキングヒーターを使って、フライパンで焼き肉を作った。
火力は強く2分くらいで、油が肉を入れてもいい温度になっていることが分かる。

それを皿に盛るのも、後ろには戸棚があるのでさっと取り出すことが出来る。
もちろん、皿は食洗機で洗ったピカピカのものだ。
料理はたいしたものではないが、気持ちよく盛り、配膳できる。

テーブル近くにあったワゴンがなくなり、ダイニングも広がったので、テーブルに運ぶのも簡単にできる。

息子が久しぶりに帰ってきたので、妻と息子3人で夕食を囲む。

広いダイニングで、実に気分よく食事が出来る。

食事後も、手早く食器を片づけ、冷蔵しなければならないものには、必要に応じてラップをかけるなどして、冷蔵庫へ入れる。

それらの流れが実にスムーズにいく。

リフォーム前とリフォーム後ではこんなに違うのかと思うほど、フットワーク軽く家事が出来る。

一言でまとめると、家事にスムーズな一連の流れができたのである。

こうなると、家事をするのが実に楽しくなる。

食後のコーヒーも、電子レンジの隣においたコーヒーメーカーでさっとつくれて、おいしく飲める。

ごみは、その下のゴミ入れへぽいである。

こうした、一連の流れを事細かに思い描いたわけではないが、基本的な考え方を決め、それにしたがって、必要な設備を配置し、考えていくことは実に楽しい。

前に書いたが、A社のショールームにあったシステムキッチンの一番の売りである、鍋やおたまなどの調理器具を効率よく収納できる機能を幅をそのまま取り入れたことが、よかったと思っている。

もし、我が家にあわせて、より幅の狭いものにしていたら、これほどまでに使い勝手はよくなっていなかったと思う。

やはり、その会社の売りの製品は、ショールームのトップに展示されている。
だから、できればそれを活かして使うことが大切なのだと思った。

自分の考えをはっきりさせて、それに合うものを適宜選んで、システムを組んでいくことは、デザインそのものといってもいいと思う。

そうした、一つ一つは生活をデザインすることそのものではないかと思う。

生活をデザインする楽しみを妻任せにするのは、「もったいない」。


リフォームは信頼が基礎になる

2006-07-16 13:42:00 | Weblog
前に書いた、システムキッチンの自動食洗機が開かなかった後日談である。

これは、柱の化粧板が邪魔をして開かなくなったのである。

すぐXさんに連絡したら対応してくれ、2~3日の内に補修は終わった。

しかし、その時は気づいていなかったのだが、洗濯機側へ柱を移動した際、柱の化粧が、一部はがれていたのである。

リフォームには、全体として満足していたので、分からなかったのだが、Xさんはその週のうちに来てくれて、後日補修しますと約束してくれた。

実際、無視できるほどだったが、きちんと報告してくれて嬉しかった。

補修も、きちんとやってくれた。

その他、細かい点もいろいろ提案してくれてた。

例えば、配電盤をリフォーム前は洗濯機の右横だったが、洗面所の壁に移動するよう提案してくれた。

これも結果的に、扱いやすく、油汚れなどにさらされないため、よかった。

今回のリフォームがぼぼ成功だったのは、Xさんへの信頼が大きかったと思う。

時間をとってくれて、「一緒に」ショールームを回って提案してくれる。
時間はものすごく貴重である。
その時間を割いて、相談にのり、提案してくれ、きちんと報告してくれる。

リフォームして嬉しかったのは、家がきれいになったこともあるが、こうした信頼関係が築けたことはさらに大きい。






システムキッチンができると、いて楽しい居室が一つ増える

2006-07-16 02:00:19 | Weblog
昨日の朝、妻とリフォームのことで口論となった。

土間を広くして、前のキッチンと同じ高さになったところに洗濯機を置いた。

使いやすく、すごくいい。

ところが、妻はこの上に、ホームセンターでラックを買って来て、洗剤などを置こうというのだ。
私は、大反対した。
システムキッチンの意味がないからだ。
システムキッチンは、不要なものは収納して、きれいに見せるだけのものではない。

ここ、2、3日食事した食器を洗ったり、油でギトギトした食器を自動食器洗い乾燥機を使ってきれいにしたりしていて気づいた。
そうした、家事を気持ちよくすることができることがキッチンの役割であるけれど、それ以上の意味がキッチンにはあると。
キッチンは、コムフォタブルなところなのだ。

いて、気持ちよい。
それだけで意味があるのだ。

そこに、ラックを買ってきて洗剤を置いたりするのは、コムフォタブルな精神に反する。

もともと、システムキッチンに入れ替えるとき、元のキッチンの問題を解決しようと考えていた。

それは、流し周りのカウンタートップ以外、平面をつくらないということだ。
床に平行な平面があると、どうしてもものを一時置きたくなってしまう。
しかし、一時が常時になるのに、さほど時間はかからない。

最初は少しでも、やがて山積みとなり、奥から手前までぴっちり置くことになる。
奥は見えなくなり、何が入っているか分からなくなる。
そして、最後は段ボールのまま山積みされて、手前のみ開封されたスーパーマーケット状態になってしまう。

こうなるともう終わりである。
山積み状態は、そこだけで終わらない。
床にも広がる。
そして、我が家では土間まで広がったのだ。

そうなると、もうキッチンにいるのがいやになる。

そう、キッチンはきれいな状態で使えば、もう一つの居室になるのだ。
しかも、そこには、水、食料、IHクッキングヒーターや電子レンジなど調理器具など、コムフォタブルな生活に必要なものは全てそろっている。

家事が楽しくなるだけではない。
自分でやるから、母も妻も楽になる。

そして、自分でやってみて気づいた。
30年分の油汚れをとるだけでも、結構労力はかかる。
もちろん、自動食器洗い機がやってくれる。
しかし、それを棚に使いやすく収納していくことは、楽なことではない。
自動食器洗い機を使い始めて、やっと段ボール箱2箱目に入ったところである。

こうしたことは、自分でやってみなければ分からない。
その苦労を知ることが大切なのだ。

苦労を体験することで、人間関係もよくなる。
しかも、いて楽しい居室が一つ増える。
システムキッチンの最大の効果だ。

妻には、簡潔にしか話す時間がなかったが、昨日帰宅したときにはラックはなかったのでこのことは分かってくれたのではないかと思っている。