リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

お金に換えることの出来ない1コマ

2006-12-16 12:31:30 | Weblog
息子から、子どもの頃の写真を送ってくれとメールが来た。
幸い、7~8年前のスキャナーがまだ使えたのでスキャンしてメールで送った。

アルバムから、4歳頃の誕生パーティーの写真など、4~5枚選んだ。
写真には、妻、次男、三男がささやかなケーキを囲んで写っている。
特に誕生日の主人公、三男の笑顔がいい。

昔のフィルムカメラの紙焼きだから、どうしてもフォーマルな記念写真になっている。
それに、今のデジカメに比べても解像度はおちる。
しかし、そこには家族の時間があり、お金に換えることの出来ない1コマがしっかりと残っている。
こうした、写真をきちんと整理しておいてくれたのは妻のおかげである。

仕事に明け暮れ、なかなか時間がとれない私に代わって、ケーキなどを用意してくれた妻。
3人の子どもたちがなんとか独立して自分で生きていくことが出来るようになったのは、妻のおかげである。

今、私がもう一度子どもたちを育てるとしたら、こうした子どもたちのかわいい一瞬一瞬をニコDでしっかりと、記録していきたい。
それも、誕生日とかフォーマルな写真でなく、日常のごくありふれた生活のなかから子どもたちの成長の一歩一歩をしっかりと撮りためていきたい。
そうしたなかから、ほんとうに満足のいく1枚の写真が出来るからである。

今週の日曜日と火曜日に書いた写真もそうして出来上がった。
9月にニコDを買ってから、かわいい孫娘をずっととり続けて満足のいく1枚の写真が出来た。

下の神護寺の紅葉も500枚以上撮影したなかから、満足のいったのはこの1枚だけである。
これは、A4でプリントした写真をキタムラで購入した黒縁のフレームに入れてリビングに飾ってある。
フレームと写真周りも黒なので、写真がしまり紅葉がものすごく美しい。
雨で濡れた紅葉もいい。
もちろん、手前の紅葉にピントが合っているので、遠くはぼーっとぼやけ実によく距離感が出ていて、立体感がある。



ニコDは、特別な日に使うだけでは、実に「もったいない」(mottainai)。
毎日のように使ってこそ、このカメラが生きてくる。
そして、私たちの生活が生き生きとしてくる。
お金に換えることの出来ない1コマをニコDでさらに増やしていきたい。



mottainai ついでに

今朝、たまたま起きてテレビをつけたら、乳ガンになった母親が息子に励まされて息子に手紙を書いたというニュースが報道されていた。
8歳の息子が、乳ガンになった母親を一生懸命励ましてくれて、母親は生きる力を得ることができたという。

私も、いままで何とか健康でやってこられたが、あることが契機となって三男から電話をもらった。
妻や義母には絶対話せないことを、三男には素直に話すことが出来る。
すると、今までのどにつかえていた小骨が取れたように、すっきりとすることができた。
三男には、翌日「ありがとう」とメールをした。

今まで生きる力なんて自然にわいてくるものだと思っていた。
しかし、そうではない。
乳ガンになった母親と同じように、私も三男から生きる力をもらったような気がする。

今まで、妻や義母に子育てはほとんどまかせっきり。
でも、ほんとうにそれは、mottainai。

こどもの喜び、悲しみ、そうして悩み。
一緒に悩んだからこそ乳ガンになった母は、ほんとうの生きる力を子どもからもらったのだと思う。
私も、三男が中学生の時悩んでいたのを何とかすることができた。
それで、こうして電話をもらうことができたのだと思っている。

子育てを人任せにするのはほんとに mottainai。