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我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

新型コロナウィルスが、音楽の新しい時代の幕を開けた(^_^) 高松あいさんとお仲間さんのオンライン音楽がそれ!

2020-05-30 21:40:54 | Weblog

新型コロナウィルスが、音楽の新しい時代の幕を開けた(^_^)

高松あいさんとお仲間さんのオンライン音楽がそれだ!

 

彼女たちの音楽が、すべての新型コロナウィルスで苦しんでいる人たちにとどきますように!!!

特に、医療の最前線で、日夜命がけで感染した方を救おうと奮闘されているみなさんに。

少しでも彼女たちの音楽とともに過ごしていただき、あなた方の心と体を休めていただきたいと心から思います。

そして、勇気をもらっていただきたいと思います。

 


 

新型コロナウィルスで、コンサートホールやライブハウスは感染のリスクで、私たちにとって遠い存在になってしまった。

 

しかし、オンラインで素晴らしい音楽が、「室内楽」として聴けるようになった。

 

 

演奏している方々は、バイオリンの高松あいさんはじめ、東京芸術大学の学生仲間さんのようである。

新型コロナで、学校で演奏の練習もできず、テレワークで作品にされているようだ。

 

しかし、私たちにとって、これが本当にありがたい。

そして、面白くてためになる。

 

面白いのは次の演奏だ。

 

 

普通の演奏会では、ほとんど観客には演奏の失敗は分からない。

だが、この演奏ではリハの失敗がピアノもバイオリンもともにあり、やはり芸大の音楽科の学生でも難曲なのだということが良く分かり、ちょっと安心し、その分親しみを覚える。

 

ためになるのは、次の演奏だ。

 

 

カルメンの物語と曲の背景が字幕で説明されて、音楽とその背景、そして悲劇のカルメンの恋物語が曲とともに非常に良く分かる。

 

しかも、音はコンサートホールなどの大きい空間ではないので、部屋の反響音も含めて録音、録画されている。

これは、ヨーロッパの王侯や貴族が、宮廷でお抱えの楽団に演奏させた音楽そのものだ。

いわゆる室内楽。

音楽とともに、部屋の雰囲気まで音で再現されている。

前の2つの動画もそうだったように。

 

市民革命後のヨーロッパでは、王侯や貴族の室内音楽から、市民の音楽になった音楽芸術は、大きなコンサートホールで演奏されるようになった。

より多くの聴衆が、鑑賞できるようにするために。

オーケストラなどで。

その結果、ホールが大きいため、音量の小さいバイオリンなどは遠くまで音が届きにくくなり、勢い人数を増やして大編成にせざるをえなくなり、繊細な演奏よりも大音量の音映え、見栄えがする音楽が好まれるようになってしまったのではないかと、個人的に考えている。

 

しかし、オンラインならば、この動画のように高松あいさんのバイオリンと大野紘平さんのピアノだけで演奏しても、それぞれの音の弱い繊細な表現が、部屋の壁に当たって反響する音とともに鑑賞できるのだ。

部屋の雰囲気、つまり音環境とともに。

コンサートホールのような設計された、特殊な音環境でなく、普段の生活に近い音環境で、より身近な自然な音で鑑賞することができる。

 

まるで、自分がこの「室内楽会場」にお2人の演奏者とともにいるかのように。

 

これほど、ありがたく、幸せなことがあるだろうか?

 

しかも、音は好みに応じて、大音量のスピーカーから出力して部屋で聴いてもいいし、PCで聴いてもいいし、スマフォやPCにイヤフォンやヘッドフォンを接続して外で聴いてもいい。

お好み次第である。

 

音楽は、コンサートホールやライブハウスやホールでなくても、自宅や仕事の休憩時に、オンラインで、演奏したり、鑑賞したりして楽しめるまったく新しい時代に入ったのだと実感した。

 

高松あいさんありがとうございます。

お仲間の皆さんありがとうございます。

あなたやあなたのお仲間さんのおかげで、コンサートホールへ行けなくなっても、自宅で、コンサート会場にいる以上に上質な素晴らしい音楽を「室内楽」として楽しめています。

 

あなた方の音楽への熱い思いが、あなたやあなたのお仲間さんの演奏から伝わってきます。

 

高松さんの演奏するバイオリンの演奏に合わせて、私も「美女と野獣」の歌詞を口ずさんでいます。

親切にも、画面の下に歌詞が表示されるので。

あなたの音楽への情熱が、そうさせるのだと思います。

音楽って楽しい、というメッセージがひしひしと伝わってきます。

 

 

あなたのバイオリンの演奏を聴いていると、とても歌いやすいのです。

ゆっくりと、美しい旋律が私を包み込むように。

まるで、自分が映画の主人公になったように。

 

そして、「美女と野獣」の歌詞の「凍りつく 季節さえ 変えながら ほんのすこし すこしずつ やさしさが ひらいてく 愛のとびら」のところでは、今の新型コロナウィルスの世界の現状とオーバーラップして、はやくこの歌詞のようになれと祈りながら歌っています。

 

これほどまでに、バイオリンを聴いて、演奏とともに一緒に歌いたいと思ったことはありません。

 

素晴らしい演奏と、親切な歌詞ありがとうございます。

勇気づけられます。

 

若い力で、新しい豊かな時代を切り開いていってください。

応援しています。

 

高松さんはじめ、皆様の熱意がこもる音楽、心からありがとうございます。