今日は、お袋の一周忌。
あっという間の一年であった。
自宅近くにある本家の墓に夫婦でお参りに・・・
お花を入れ替えて、従兄弟と食べたイノシシの塩釜に使った塩を、墓石周りに撒いた。
春の野草を生やさない為だが、少々イノシシの肉の香り?がする。
この匂いは、野良猫防止になるかな。
その後、 三滝寺の鎮守堂へ祈願をしてもらいに上がる。
家内安全・商売繁盛を祈願・・・
真言宗は日々修行。
和尚さんのお話は、実に勉強になる。
二月三日は節分だ。
節分に鬼は外、福は内と豆を投げる理由、諸説ある内の一つを話された。
鬼とは、山の民・・・穴を掘り洞窟で金属を掘り出し、金銀を製錬しカマやクワを作る。
金銀は、財宝、お宝ともいえる。
当然武器も作ったのだろう。
力仕事が必要になったら里に下りて人をさらい、飯炊きに女もさらった。
しかし、鬼も飯を食べるので、作ったクワや鎌で野菜や米と交換したかもしれない。
金属を精錬し鍛えるには、カマドで強い火を熾す。
作業で赤く焼けた体は、赤鬼として映ったかもしれない。
また、掘り出した鉱物で汚染された水を飲んだ者が、青くなって青鬼と見えた説は面白い。
そして、鬼に石を投げるのではなく、豆を投げるのは、怖い鬼だが農作業には使いやすい道具が必要となる。
必要悪?なのか、鬼を忌み嫌うのではなく、共存共栄の心で平和を保っ?
なにか今の世界の情勢と照らし合わせてみると面白い。