先ずは、素材集め・・
鹿角は、出来るだけ太いもの
根竹は、沢山集めて良いものを選別
結構、時間と手間がかかります
切断面を見ればお分かりのように、外側は硬く、中間はスカスカで使えません
その為、外側の白くなっている部分しか利用できません
この作業で、鹿ヶ棒の良否が決まります
少しづつ、ドリルを回転させながら研磨します
先端を新円に研磨した後、ドリルのチャックを緩め、先端部分をチャックに入れ締め込みます
鹿ヶ棒の尖頭は、特に気を付けてやらないと、尖りすぎはだめです
形状が完成したら、ピカールなどの金属磨きを使って表面を磨きあげます
ザラザラした表面が、ツルツルになるまでドリルを回転させながら磨きます
その際の注意事項は、布に研磨液を染み込ませ、回転する鹿角を磨くのですから、布を巻き込んで大けがをすることがあります
高速で回転すると小さい物でも、信じられない位の破壊パワーがあります
機械加工中は、軍手の使用を禁止しています
なぜなら、軍手がワークに巻き込まれて指を引きちぎる事故が多発したからです
この作業は、とても危険なことを理解してください
また、ワーク(加工物)が飛んで目に入って失明することもありますので、保護メガネ等の事故防止用具は必ず装着してください
続いて、根竹の加工方法は・・
続く・・・
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