5月の連休に試し釣り???
まだ早いのでは
鮎が見えても追う鮎なのかどうか?
5月初旬に解禁するのは台湾の河川
日本の河川では水温が低すぎる
宣伝目的の早期試験解禁、失敗すれば最悪となる
よほど自信があったのかな?
昔、5月15日に四万十川上流まで、毎年車を走らせていた
水温は冷たく、風が吹くといくら南国でも寒い
友釣りは、鮎の縄張り意識を利用する
しかし、水温が低いと活性は低い
昼から解禁したのなら少しは、追ってきたかもしれないが
早朝だったら、たとえ掛かっても、追って掛かったかどうか不明である
鮎釣り全体の足を引っ張るような行為は、自粛してもらいたい
広島の太田川も、昨年5月20日に解禁した
早期解禁を企画した組合の後押しを、私自身がしたのだが
企画は良かったが、ノウハウを聞かずに今まで通りに放流し解禁したのだ
掛かる鮎は小さく囮に使えない
解禁を早くするのだから、その為には、13g程度の稚鮎を何か所に分けて放流する必要がある
7gの稚鮎しか放流しなかったと聞いて唖然となった
電灯調整した養殖池で、大きく育てて放流すれば・・・
この方法だと鮎のお腹に卵や白子を持つことがあります
しかし、産卵はせず自然と体に吸収され普通の鮎となります
アイデアは良くてもノウハウが付いてこないと・・・
今年の太田川は、災害復旧工事で河底がドロドロ
何を考えているのか?
天然遡上の時期に濁り水があると遡上しないのでは
期待は、工事個所より上流かな
結果的に良かったので本当にほっとしています。日高川は以前毎年のように通った川です。関西の鮎師にとってホームグランド的な川が、釣れるとなれば嬉しい限りです。反面、ダメと判断された時の怖さも昨年の広島で経験しています。良い企画でも結果が出なかったら組合に、クレームの電話が殺到します。この所、解禁を早める河川が増えて、各漁協の新たな取り組みも理解しています。川鵜対策にも早めの解禁をとの声も聞いています。冷水病対策として地元日高川産の鮎を放流していても、囮に使う鮎を他県の業者から仕入れていれば・・その囮が感染していたら・・・私は、先月の広島県庁での会議でも話しましたが、殆ど検査していないようでした。
しかし、釣り人の意識も大切です。必ず、釣り道具は、乾燥除菌し入川してもらいたい。釣れない川から、釣れる川への移動で汚染は広がります。
今後も色々と情報下さい。宜しくお願いいたします。