「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20101026

2010-10-26 | 矮小布団圧縮袋

○…会議で怒り続けて日が暮れる。疲れる。うちの工房の窓には、この夏挿し木で増えて着いたシェフレラがいる。葉っぱをかすかに揺らしている。見てるとちょっとほっとする。こんな小さいことでも、どこかで助けられているようだ。そう思うようになった。25年前は、同じ部屋に人がいると眠れない位だったし、今でも人は苦手だ。それが、たまたまもらった花や観葉植物がいつのまにか水を替えているうちに根付いて自然に水栽培状態になって増えてたり、プランタから始まって気づくとベランダがわさわさと茂り始めたりで、一人暮らし20数年でやっと(遅いが)「生き物と一緒に住んで生活している」気持ちになってきたのだった。子供の頃育った家の庭がそうだったのを、この流浪の生活の末にようやく、来るべき時が来てついに思い出したような「庭」の感覚。こんな狭いベランダと、狭い出窓の間でありながら。今日などはかなり気温が下がって、晩秋風の風が吹いているが、まだ花は咲き続けている。徐々に冬へと秋が深まっていくのだろう。とにかく日照時間がどんどん短くなってきているから。朝の水遣りの時間が、7時過ぎになっていく(だって九州じゃ、6時台だとまだ日が昇ってないから><←この「日の出が遅い」感覚に悩まされるってのは、ほんっと、東日本にいたときは無かったよ!)

 本日のBGM:
ハイビジョン特集「世界最高の庭づくり ~石原和幸 チェルシーフラワーショーに挑む~」(NHKハイビジョン 10/26 22:00~再)
石原さんはしゃべると言葉が長崎の人だな^^「原則現地調達の植物でなければいけない」という考え方で、もしこないだのハウステンボスのもそうだったとすると、同じ土地の素材でもガーデナーによって相当、感性が違い、選び方と出来上がりが全く違うものができるというのも興味深い。だが「15日間で作る」というところが、なんとなく直観的に「巨大な寄せ植え感」がした所以だったようだ(作って何百年も年月を経た感じ、という夢窓疎石のとはそりゃ違うだろう)。アンディ・スタージョンはロンドンでも佐世保でも、現代的なオブジェっぽいのが据えられるのが特徴的のようである。

そんな石原さんの庭の一部。滝に紅葉が日本の懐かしい里山風な感じがするので、西洋風の「ガーデン」という感じとはちょっと違うね。 
   (20101026  ※日暮れ方のの並木道をお散歩するコリラックマ)

JAグループ宮崎 
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