○夕方、帰る前にネットのニュースで森光子さん訃報を見る。以前書いたとおり自分は博多座の2005年の春の「放浪記」で、本当に元気な身体能力の生(なま)・みっちゃんを(池内淳子さんもその時一緒に)見ることができたのだった。インタビューを見ると自称楽天家ということだったようだが、実際に見た時は役が林芙美子なこともあるがそこに重なって、それが「自分の役である」という自負に相当する分のかなりの自我の強さのオーラみたいなものを、感じた記憶がある。おつかれさまでした。(写真:池田城址公園の橋のところのキイロイトリ)
本日のBGM:
La Japonaise / Freddie Mercury & Montserrat Caballe (「Barcelona」)
今秋出た特別企画盤の一つ。プッチーニよりもどこか日本の時代劇風で小川寛興的な節回しな展開を思い出したところもあり、フレディどんだけ日本好きだよ、と(もし還暦すぎて生きていたら時代劇専門チャンネルを見せてあげて一緒に実況したいぜ、的なノリであるw)。美しい日本語詞と美しい曲想に愛を感じる。日本人自身がもっと自覚して大切にすべきものなのではないだろうか。(20121114)