○疾風怒濤。
(写真:想夫恋の焼きそばを初めて食べる時のキイロイトリ)
本日のBGM:
Ghali Ya Bouy / R.E.G. Project (「The R.E.G. Project 」)
ケータイ大喜利(NHK)の、中東なのかアジアなのか、みたいなエスニックなテーマ音楽。
偶然見た5月16日の土井善晴先生の登場回が可笑しすぎてその場で録画してしまい、さらに大泉洋氏の物真似の動画まで見てしまい(PCの前で噴いた)、なおまた土井先生の普通に真面目に作っている料理教室の動画の方がさらにいろいろ笑えるwことに気づいた。ついでに図書館に行って料理の本も借りて読んでみたら、なかなか昨今のグルメブームやら食品広告なんかに対して警鐘的な内容だったりして、本音はかなり厳しくて辛辣な先生なのかもしれないと感じる。「家庭料理」っていう主張は、こういうことを言ってたのかと改めて知った。別にどうしても「家庭」でなきゃいけないわけでもない、っていうところがいい。知るのが遅くてすみません。
この人の本は、読んでると「活字の文章が脳内で、土井先生の声のナレーションに勝手に変換される(爆)」ようなテンポの語り口がありますな。本を見てるうちに作りたくなってきたりする。ナポリタンでも油揚げもやしでも「先に具に味つけて炒りつけておいて、あとから麺なりもやしなり入れて炒める」っていうのをやってみた。そして「あまりこちょこちょかき回さない」。じっと火を通す。これもやってみてわかった。意外とくっつくわけじゃなくて、実際に試してみるもんだなと思う。確かに、土井先生の本で言ってるのは、材料のレシピのことじゃなくて、手順だったり方法の「ちょっとしたポイント」だったりする。実家に帰った時、親に聞くのも、材料が何かってよりも、そこのところが一番である。「知りたかった」ことを、書いてあるのって貴重だったりするから。しかも「回さなくても、ぱらっとほぐれるのはなぜか」とかリーズナブルだし。
それで思い出したのが日田やきそばである。実をいうと、3月に日田に行った時は時間がなくて現地でそういうものを食べなかった。むしろ福岡に戻ってきてから想夫恋に行ったのだ。これも独特の時間のかけ方や製法の手順があって、予想以上に麺を「じっくり焼く」ものである。行って以来、家でインスタントや袋めんを買ってきて作る時も、「焼いて」「もやしを入れる」派になってしまった。(20150528)