○今日は6月16日だから、新潟地震から51年というか、新潟市内なら防災訓練とかがある日だったりするんだよなと思い出す。週明けから普通にびっしり勤務でありますが。
映画「パレードへようこそ」を見て「やや頬を赤らめた」勢いで、自室に帰ってきて「確か、うちにもあったはずだよな~CDが」と思って鬼のような蓄積CD棚を探して発掘してきたキイロイトリ2匹であります。
「デテ キマシタw」ww
ほんとはリマスター盤を買った方が音もいいし収録曲数も多いのだろうが、とりあえず今あるこれで音源確認。
多分17~8年前くらいに仙台か青森かどこかで買ってる(しかもなぜかレンタル終了品の特売で3~4枚まとめて買ったのの1枚だったりする><)Jimmy Somervilleのベストですがな。あってよかった。(こういうことがあるから、貯まったのがなかなか処分できないw)
この人のは最初に見たSmalltown BoyのPVの薄倖な感じのイメージが強烈に残ってて、どうしてもファルセットの声の人、っていうインパクトが強かった。自分は80年代中頃~後半は特にディスコミュージックのファンというわけでも、やたらと流行ってたS.A.&Wのファンというわけでもなかったので、この手の音楽は当時よく流れていてよく聴いたことはある気がするが、そんなに詳しく知っていたわけではない。
だがこう改めて聴くと、歌唱力が圧倒的なだけでなくて、なんというか楽曲のセンスがずばぬけてますよ。カバーのアレンジにせよ作曲にせよ、非常によくできているのだ。しかも自分の中ではわりと年上のイメージ(歌の玄人っぽさから)だと思っていたら、結構若いこともわかったw(マーク・アシュトンとかとまさに同世代なのだね。だいたいこの頃の、所謂イギリスの若いミュージシャンでどどっとたくさん出てきた人たちは、この位の世代であった)
その当時、リック・アストリーとジミー・サマーヴィルは、他の何かとけばけばしいロック・ミュージシャンたちの出で立ちと比べて「髪の毛も短いし普通の恰好なのに凄まじく歌うまい」お兄さん、だったなワシらの感じでは。インパクトの種類はそれぞれかなり違うが。そこで
本日のBGM:
Don't Leave Me This Way / The Communards (「Jimmy Somerville Best」)
元はテルマ・ヒューストンの歌、ということは後から知った、というくらい、このコミュナーズのが流行ってて、子どもだった自分はこっちから知った、のでもある。元は失恋の歌らしいんだけど、昔これをテレビで見たときに、イントロのヒロイックな「全員斉唱」みたいな高ぶる旋律の始まりからして、ある種の人権主張の「Set Me Free」のプロテストソングみたいに思っていた。それはきっと(「1984」もどきみたいな)PVを見た印象の影響だろう。(20150616)