〇先月の出張で出発する早朝、新幹線の中でキムラヤのホットドッグを朝食にした時のキイロイトリであった。カツオ人間はまだ半分寝ている(><)
いつのまにか博多座のSHOCKも始まっている。
東京国際フォーラムではつよしLIVEだそうだし、あちこち秋祭り中の感じだが、
こっちはとにかく突貫工事中でかなり会社と自宅往復の缶詰である。
ノーベル医学生理学賞と物理学賞の日本人学者受賞で浮かれている日本人にCalm down,と冷たい水を浴びせかけてくれているようなノーベル文学賞。でもそういうところこそが文学のいいところである。
アレクシエービッチの「チェルノブイリの祈り」はここ最近実は日本国内でもじわじわと各地で話題が広がっている本である。2011年3月以降の日本人がこの本を知らないと言ったら、下手すると世界中から総スカンをくらうかもしれない。
しかし今のテレビの状態ではもしかして、村上春樹のことばっかり言って、この本のことや文学賞のこの作家のドキュメンタリーのことについてはできるだけ話題を避けるとか、報道しなかったりするんじゃないだろうか?と恐れる。日本人でなくても世界のどのような研究や作品や成果が受賞したのか、という話題にならないんだったら、実はノーベル賞自体はどうでもいいってことだろう。それは情報伝達の偏りの一種の尺度だ。ベラルーシ的に原発事故が解決していない日本で放送できない話題にされてるとしたら、いよいよ日本社会も言論統制と隠蔽の極致で終わりってことなんだろうか。却って疑わしい。むしろ、今の日本人こそ回避せずにちゃんと読んで考えて顧みろ、と世界が警告している、ってことだったりして。
なんか最近、テレビのニュース全体で、アナウンサーは何かこういうことが起きたと話しているけれども、その因果関係についてはっきり言わないか、逆に別の話題にすりかえたりして、そこから先が全然見えないような言い方をする。何故、因果関係やつながり方を考えることを阻害するのか。気持ち悪くなってきて、見るのが苦痛ですぐスイッチを消してしまうのである。テレビを見る時間が圧倒的に減りました。
本日のBGM:The Man from U.N.C.L.E. / Jerry Goldsmith
前に録ってた古いやつの再放送を見ていて。こないだのキングスマンでも似たような入り方が出てきたが、試着室からドアが開いて基地に入るってえのはロバート・ヴォーンとデヴィッド・マッカラムだ。
今度このナポレオン・ソロの方も最近リバイバルというか「コードネームU.N.C.L.E.」とかで映画化されたらしい(こないだの映画館でチラシがあった)が、ヒュー・グラントの役ってきっとウェーバリー課長なんだな(吹き替えだと野沢那智のイリヤに「ここにいるおやじです」って言われてた人…)うーむアダルト。(20151007)