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実父の口クセ=「考えないヒトの頭のなかは、カラッポ」 放送大学講義

2021年05月27日 09時24分14秒 | 記録
 実父の口クセ=「考えないヒトの頭のなかは、カラッポ」 放送大学講義
 
  兵庫県小野市で「農事組合法人きすみ」の営農集団をつくりあげた、女性は実父の口クセを忘れていなかった。

  こちらのケースも「第8回 女性起業の展開と役割」で紹介された、「若い女性が活躍する」の好例。
  その内容は、「集落の営農組織のオペレーター」なる、役割にある。

  子育てが終了。実家の父のクセ癖を思い出した。「なにかをやってみよう」「なにか、してみないかい?」。
  呼びかけに応じた一人があらわれ、それが最大6名まで拡大。まずは「男性の役割だった農業用機械」の運転に挑戦することに。

  家族に相談すると、「それは無理」。しかし、彼女はひるまない。
  「農業機械メーカーの社員に相談」するち、「車の運転ができるなら、それほど難しいことではない」、と。その言葉に力を得た、そうで。
  「3-4時間も訓練すると、それなりに支障なく、動かせるようになった」。
  興味津々。見ていた男性たちが驚きの言葉を口にした。「結構、やるもんだ」。

  これに、大いに力を得る。
   「営農集団」を標榜するからには、個別の経営を「つなぎ」つつ、「個別経営が設備するべき機材や技術のスキマ」を埋めること。
  最大6名となった集団は、家庭事情で一名が退いた、と。そこには女性ならではの事情があると、うかがわせる。

  担当講師は、三つのまとめを提示する。
  1)個人女性を中心に家族経営で6次産業化を展開
  2)良好な家族関係、良好な働く仲間づくりは、地域の活性化につながる
  3)経営の中心的存在で女性が活躍することは、地域の活性化に繋がることを学ぶ。

  どれ、日曜日の午後。横になりながら耳にした放送大学「地域の産業発展と主体形成」。
  BS231,BS232ではなく、BSラジオで聞く話は、「大学院 修士課程 社会経営科学プログラム」の一コマ。

 高齢の方が、地域の生涯学習講座で学ぶ機会は多い。学びながら、聞こえてくる声。
 それは、「内容が食い足りない」「さらに学びを深めたい」。いかがであろうか。
 そうした時には、上記のような方法もあるではないか。

 放送大学の学部、研究課程の放送を選びだすこと。ポイントはその時、間に入る「相談できるヒト」。
 つまり、生涯学習アドバイザーの存在と相談可能なシステムの構築ではないだろうか。
 「地域の産業発展と主体形成」講義を聴く人は、「フードシステムと日本農業」とする講義もある。
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