投票の後で お盆で線香を上げに来てくれた親戚。
同年代の話題は良い病院の条件。
お寺によって違う料金体系と先輩達の健康維持方法・・・ ｅ ｔ ｃ
そういえば ミッドタウンに行く時に Ｓさんと奥様に遇ったんです。
数年前からの闘病生活が続きこれ以上はとお痩せになりましたが
道路の反対側から僕に合図を送ってくれました。
マスクと帽子と痩せてしまった体つきに最初は「誰？」と
思ったんですが部長が言ったので「そうか」と思い
隣に立つ お洒落で素敵な奥様見れば「そうなんだ」と確信。
信号変わって路の中ほどすれ違いさま自転車またごうとした
Ｓさん捕まえて挨拶すれば
「何 言ってんのか 分からないでしょぅ」と奥様。
かすれて小さな声は昔と別人のようでしたが
紛れもなく Ｓさんでした。
昔から僕や部長を励まし褒めてくれてた Ｓさんでした。
握手の後に僕より背の低い Ｓさんの後ろから両肩を掴み揉んでみました。
奥さんが「痩せちゃったでしょ」
それには答えず僕肩揉みながら「僕達 育ててくれたこと 返しますからね」
Ｓさん自転車のハンドル握って何度も何度もうなずいて
僕もちょっぴり目頭熱く・・・
信号赤になる前に Ｓさん解放して別れました。
言葉なんて通じなくても気持ちは伝わりますって ・ ・ ・
タクシードライバーは車好きで飯倉まで僕より少し年上の方と
車談義に花咲かせて到着。
前回の ビルボード・ライブ・トーキョー はオジサン。
今回は オバサン三人組で若い人達は知らないと思う
Ｔｈｅ Ｔｈｒｅｅ Ｄｅｇｒｅｅｓ です。
年を取ったら やっぱり圧倒的にオバサンです。
オバサンというより年を重ねた女性は凄い。
オジサンは７０年代ディスコ系でお客様もけっこうノリノリでしたから
手間をかけずに盛り上がり最前列は最初から立っての踊りまくりでした。
スリーディグリーズはディスコよりちょっとポップスよりな感じですから
お客様は静かで大人しくシャイ。
三人のＭＣも比較的易しく簡単な英語に日本語混ぜながら笑わせます。
三人の中で二人はシングル。会場内の男性シングルに手を上げさせ
メンバーの二人に男性の好みを聞いてみると
「オカネモチ ａｎｄ シャチョさん」と一人は日本語で答えたんです。
当然、会場は爆笑です。
シングルの女性客にも手を上げさせてから
バンドの面々を紹介してました。
聞き取れた単語の中には「シングル」以外に「サムタイム」も・・・
「サムタイム シングル」？？？！！！ 使えますね。
突然一人が「ママー」と言ってステージから手を伸ばし指差す先の
最前列中央テーブル見ればヨソイキ姿の７０代の女性と
隣には中年の息子さんと思われる男性。
熟女三人組の凄さはここから更にヒートアップするんです。
http://www.youtube.com/watch?v=vX_C_cPKBcI&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=elWk7-uihKY&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=ItVlorx9lHQ&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=XdVRruts3ww&feature=related
もっと沢山歌ってくれたんですが何曲もの懐かしいヒット曲が流れました。
大人しいお客様たちも最後はノッテきます。皆さん身体が動いてます。
ソコからが長い間にどれ程のステージをコナシテきたかを思わせる
真骨頂 熟女たちの凄さがモリモリわいて歌いながら客と掛け合いが
始まり
「もっと大きな声で」
「ミンナ立って」
（当然ソウ言ったと思う単なる僕の意訳か誤訳ですけど たぶんアタリです）
手を上げて左右に振って 降ろして振って
身振り手振りを交えて僕らに振り付け。
そう真正面で教えてくれるんです。初めての振り付けは
初心者には心強くアリガタク自然に笑顔になれるんです。
ディスコにもそうしてくれる気さくな美女は居ますよね。
何度も皆と振付けた箇所をリピートして曲はなかなか終わりません。
前回 ノリの良かったオジサンの客達も真っ青の会場全員総立ち！！！
大きな声で一緒に歌いながら教えてもらった振り付けと手拍子。
ああ 凄いなぁ この人達は ・ ・ ・
あのオジサンにも出来なかったコトしやがったぁ～～～。
強引なほどの面倒見の良さは熟女ならではですね。
シャイな客達が多かったのに全員立ってるんですよ！！凄い！！！
一人も座ってる客がいないんです。
恥しがり屋もノッテるんです。
驚異的お節介なアリガタサのエンターテイメント。
会場に来た客の誰をも全員ライブに参加させてしまうんです。
会場の一体感を力技で作り出してしまうんです。
歌の巧さや実力以外に熟女達の人柄パワーは絶大でした。
いろんな分野の凄い人達ってぇのはその場の一人もほっておかないんですね。
みんな一緒に連れてってくれるんですね。
会場の拍手は鳴り止まず・・・演奏は続きましたが
彼女達はステージを降りました。
続く演奏と拍手に前回のオジサンには無かったアンコール。
僕達の席はステージ階段横でしたから彼女達と再び握手や
ハイタッチの特等席だったんです。
アンコールのイントロが流れ始めました。
エッ ウソ！！
ソノ曲 今年 僕は何度も聴いたゾ！！！
今度は彼女達に教えてもらわなくてもリズムも取れたし
自然に身体が動きました。
誰が？自分でも！
ビルボードの最前列でアノ僕が立ってるなんて想像しただろう ・ ・ ・
「ダンス始めてから変った」 なんて言われましたけど
もっともっと前から僕の変化は始まったような気が ・ ・ ・
本来持っていたモノが ・ ・ ・
マッ そんなことはどうでもイイことですね。
もう今の熟女達（もちろん今でも十分に魅力的です）に
若さやセクシーさなど望みませんが
人を楽しませ笑顔を作り出すパワーは
ソレラを抜きにしても昔以上に凄いんじゃないかと思った時・・・
誰も言ってくれませんから自分で書きますが
この年になって今更やっとではありますが
そう考えられるようになった
自分は少し大人の男に近づけたような気になりました。
熱いアンコール曲終わった後でステージを降りる
シングルの彼女のうちの一人に握手しながら言ったんです。
「 Ｉ ａｍ シャチョ 」って オカネモチは当然抜きましたけどね。
そしたら彼女「ワーォ」ですって。
そのくらいなら駅前留学経験の無い僕にも言えます。
語学力の問題じゃありませんでしたね！
フロアーで僕達のテーブル担当してくれた
ビルボードの「浜ちゃん」ありがとね おかげで凄く楽しめました。
そうそうアンコール曲は ・ ・ ・
http://www.youtube.com/watch?v=_jLGa4X5H2c&feature=related
これじゃ誰だってねェ～～～！！！
やっぱ熟女パワーはオジサンより凄く人柄も最高で
友情のようなエンターティメントってソウだったんですね。
少し大人になったような気のしてる今の僕なら理解はできる！？
