ご心配ありがとうございます。
今も余震が続いています。
又 大地震が くるのかも・・・
もっと大きくて 今度こそ 本当に オワリになってしまうのかも・・・
いつも気をつけていたことや 大事にしていたもの、いろんな事がどうでもよくなる。
大人のワタシがそんな弱気でどうする。
本当に大切なものが わかってくる。
<< 生き残った私達には すべきことがある。 >>
ここんちの家族の無事がわかった。
家があった。
ぐちゃぐちゃだけど、割れたりひびが入ってたり
とにかく あった。
電気 水のない生活。
キャンプ用品と山グッズが活躍した。
なぜか最近、
山グッズを入れてた衣装ケ-スを整理して
カンテラを階段下の奥にぶら下げていた。
米は一回研いで とぎ汁でカレ-を作った。
カセットコンロと圧力鍋で 一升ご飯。
同じように トン汁。
冷気で 発泡スチロ-ルに入れていたとはいえ 朝には冷たく硬いご飯。
それは スト-ブで 汁物に入れて おじや、ドリア。
冷たく硬いご飯は 食べるために 再加熱、調理が必要。そして 日持ちしない。
・・・
すぐ食べたい朝 と いつもおやつが欲しい子供たちのためにも。
スト-ブでパンを焼いた。
首にカンテラ下げて、
小麦粉と小麦胚芽、イ-スト、砂糖、塩、スキムミルクとかコ-ヒ-ミルク、卵・・・薄味バタ-ロ-ルのイメ-ジ。
みんな手計り。でもしっかり栄養。
自分のやりたいことがわかってきた。
一番大きいボウルに思いついたままに 投入。
膨らんだ生地の量を見て ピッピと大笑い。
いくら 暗闇だからって 作りすぎ!
大鍋とダッチオ-ブン 2回に分けてスト-ブ焼成。
だって スト-ブのないご近所さんとで三世帯になったんだもん。
赤ちゃんもいる。
子供達も喜んでいる。
すすんで招こうとしている。
狭くて荒れた部屋だけど。
持ち寄り、情報交換、互いに支え合って 私達は 生きている。
大泣きした日の夜 電気がきた。
「パンを持って行きたい!!」とピッピ。
6年生のときだったか、
「友達と一緒にパンづくりしたい」って言ったときのレシピを2階から持ってきた。
体調も万全じゃないワタシは
計量と材料確認、機械管理、一緒に作りながらも
これから ピッピが一人でも作れるように 本気で教えた。
引継ぎかしら・・・なんてね。
最後の焼成はピッピ一人に任せた。朝にはきれいに、並んでいた。
ちゃんとビニ-ルもかけてある。
個人の作るものなので 差し上げられる人は限定されてしまうかもしれないけれど、
そんなこと言ってられない。ワタシを信じてくれる人が食べる それだけ。
沢山の人に渡るといい。 ちいさいぶどうパンを3個ずつ 袋詰めした。
ガソリンないから 行けないよ。
それをなんとかさせる ピッピ。
ここんちの人間ができることなんて、ほんとにちっちゃい。
でも できることはやろう。
水がないので、自分ち用は ビニル袋にて 捏ね~発酵まで。
オレンジの皮を捨てずにグラニュ-糖で煮て挟んだり、あんこ、ア-モンドプ-ドルにショ-トニングと砂糖。
フライパンに延ばしてピタパンや つけパン。たらこマヨやコ-ンマヨ。
パンが焼けてよかった。
生きる力。
知識 技術 コミュニケ-ション・・・
愛と勇気、 笑顔をありがとう。
一人ひとりができること、それぞれ。
自分で考え、実行しよう。
えらそうなこと言える立場じゃないけど、少しずつ 頑張りましょう。
羅列なつぶやき 読んで下さってありがとうございます。
必ず、春はきます。
つよくならなきゃね。
夕べから 水が出ました。
ありがたい。
いろんなことに いろいろな人たちに、感謝 感謝。
この気持ちを忘れずに。
ガソリンがないから 出かけられません。
復旧の為に 邪魔にならないように 大人しくしてるのがいいと思います。
又 寒くなるようですが、皆様もお身体ご自愛くださいませ。