ただいま~!!
と 張り切って帰るお姉ちゃん。
ケ-キ作るんだって。
え-
、母のたのしみ取られた。
・・・大事な大事な 型を貸して、ハラハラしてる私。
「その型、ずっとずっと使ってる宝物なんだから キズつけないでよ!!」
焼いたあと 中身入れっぱなしにしてるし、型の上でナイフやろうとしてるし・・・ハラハラ やっぱり貸すんじゃなかった。 貸したことに 後悔。
そういえば 母が言ってた。
”貸すっていうのは、あげてもいい覚悟が必要なコト”を。
もう 貸さないゾ
。
で、失敗したらしい。 粉を入れてから、混ぜすぎだよ。まぁ、何事も初めてで上手くいったらおもしろくないってもんで。
「こんなモンじゃないの?」
・・・ガヂガヂの、クッキ-みたいのができた。
懲りず、今度はド-ナツを揚げ始めた。
好きなことは、やるよねぇ この方
。
いつも言うけど、片付けも やってくれ。
~~~
で、お決まりの やり直し。
皆が夕飯なのに、一人ケ-キを焼くワタシ。
ケ-キ講座のはじまりはじまり。
今日は、というかいつもの、別立て法ね。
まず、メレンゲを作ります。
「はい見て。 ボウルを逆さまにしても 落ちませ-ん。」
これ 大事なポイントで-す。
覚えててくださ-い。
次に、黄身の方ですね グラニュ-糖とサラダ油と・・・お水も-
あ- こら-! もう メレンゲは おしまいなんだから 混ぜすぎちゃダメ-!! 水になっちゃうでしょ--!
あ~あ、もう
ぼさぼさメレンゲになっちゃったじゃないのよ-!
あの つやつや加減がいいんだから、いじんないの-!」
ま、アナタ方が食べるんだから いいさ。
で、黄身の方ね。
グラニュ-糖とで よっく混ぜ合わせて-、やってみる? いいよ- はい上手じょうず-。どう? 白っぽくなったでしょ?
そしたらね-、今度は お水をジャパっと入れんの。
で よっく 混ぜて、
次は サラダ油を ちょろちょろちょろ っと。
混ぜててね-。
あとは ゴムベラにして、粉をふるいながら よっく混ぜる。
普通 薄力粉のお菓子づくりは、
”粉をふるいながら さっくり切るように混ぜる”のが お約束なんだけど ん- 混ぜるっていうより、”併せる”の表現がいいかな。
なんだけど、シホンケ-キの場合のここんとこは、 よっく混ぜていいの。
ふわふわにするお仕事は、メレンゲがするから。メレンゲがつぶれないようにちょびっと入れる、
”おまじないのおクスリ”があるんだけど 今日は入れない。
混ざったら、メレンゲの1/3を・・・・
長くなってきたから とばす。
つづきとレシピ、かきますか?
・・・型の用意をして、・・・
あ-! また-! 焼く前のメレンゲはつぶれるから 混ぜすぎちゃダメなの-!! あ~あ、もう
これじゃ 膨らまないじゃん。
ま、アナタ方が召し上がるンですから、ワタクシは いいですよ
。
焼く。
一日冷やして 庭のベリ-類を摘んで、おねえちゃんが、盛り付け。
一日待ったので、ブル-ベリ-もカラントも色づき、お決まりフランポワ-ズも赤くなり。にぎやかになりました。
翌朝のデザ-トです。
朝からケ-キ。
我が家では よくあること。
ちなみにコレ 結婚記念日も兼ねて。
ダメ?