海に花束。
実家のあった場所。
重機が二台。
小雨降る中 電気も水も店や人もなく 瓦礫に囲まれ、瓦礫を片付ける。
人が 元から住んでない場所ならともかく、人が住んでた跡地。
どんな思いで 、、、
ただ 黙々と。
その脇を我々一行が、通り過ぎる。
やはり ただ 黙々と。
その間 重機をしばし止め 私たちが行き過ぎるのを 見てくれました。
海水が 静かに しっかり 岸壁にあがってきていて、
「 ここはもう住めない 」と 思いました。
後で聞いた話
お墓があるのでお寺まで電気を引いてもらう作業を進めているそうです。
工事を進めるといっても、 瓦礫を片付けるところからですが。
電気工事の車も、工事を始める前に停めてた場所まで海水が上がってきていて、
慌てて車を浸しながら移動していました。
どちらにしても 通常の仕事のようにはいきませんね。
ご苦労お察し致します。
ありがとうございます。
義父の好きな胡麻モナカ。
島だけじゃなく、本土の女川だって まだこのとおり。
なんにも 区切りなんてつかないのでした。
今生きてる私たち親戚たちの健康を確認する日 でした。