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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

這ってでも出かけると決めた

2006-05-14 | 日記
油断したのか扁桃腺が腫れ、数日前から37度台の熱を出す風邪を引いてしまいました。普段、風邪を引いただけでは滅多に熱は出ないほうなので、少し出るだけでも耐性がありません。バタンキューッ、といきたいところですが、そうはとんやがおろさない。
 金曜日は夕方から大阪市内で編集会議、土曜日は終日キャリ・コン養成講座、日曜日は所属する任意団体での遠足の世話役、月曜日は朝から仕事というわけで、本音は電話1本で「風邪で調子が良くないので休みます」と言いたいところですが、いずれもそうはいかない大切な場面ばかり。大事をとって、自宅にいる時間は最低限の食物を胃に入れ、薬を飲んでひたすら寝て過ごしています。野生動物のように体を休ませながら大人しく回復を待つのみです。
 そんなわけで、今日は遊びに行くには絶好の日和でしたが、朝起きても頭が重く、「やれやれ」気分。無理にでも元気を出そうと熱いシャワーを浴び、髪も洗って、ハーブ畑の喫茶店・オープンガーデン・ツアーに出かけました。オーナーは去年7月いっぱいでそれまで7年ほど続けた喫茶店を廃業したのですが、今年、初めてオープンガーデンとして喫茶店の庭を数日のみ開放してくれたものです。
 初めて取材で訪れ、庭を写したときは小さな木々と小さな小さなハーブの苗木しかなかった畑に、いつの間にか数メートルはありそうな木が植わり、成長し、で、人の姿は隙間から見えるだけに。昨年訪れた6月末時より花は少なかったですが、何よりも植物の成長の早さと逞しさを感じました。
 オーナーの語ってくれた、「主人と私の大好きなマロニエを植えようと苗木を買ったのに、皮1枚を残し、真ん中で裂けるように折れてしまった。ダメもとと思って元通りに枝を立て直し、接着剤代わりに和蝋をたらして毎日毎日祈る思いで木に話しかけていたら、奇跡的にくっついて成長し始めた」という話は感動ものでした。確かに植物にも゛耳゛があるようです。あだやおろそかにしてはならず、ちゃんと真心も通じるのですね。
 まだ頭の芯に痛みが残りますが、人間も頑張らなくちゃ!