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PAP-JAPAN代表、川井眞理のお仕事(以外もてんこ盛り)日誌

私流温故知新(の解釈)

2006-05-29 | 仕事
今日たずねたのは物や事ではなく人です。15年以上前に取材で出会った女性社長に4年前偶然再会し、そして今回は再びの取材で彼女の会社に赴きました。大阪で20年以上前からネイルサロンを開設、ネイリスト養成にも携わってきたYさん。当時はまだ爪を触ることをタブー視する風潮が強く、今のように多くの人たちが気軽にネイルサロンを利用するとはちょっと考えにくい時代でした。
 取材中、思わず「当時は今みたいにネイルアートがブームになるなんて考えられませんでしたよね」と言ってしまい、Yさんも「本当に」と相槌を打ってくれました。ところが今や時代は癒しブームです。何でもかんでも癒しにされては困りますが、人に手を触って施術してもらうのは気持ちよく、また心やすらぐのも確かです。
 「アート的なことをする前に、先ずは正しい爪のお手入れを」というYさんの方針は当時とちっとも変わっていません。時代は変わり、追い風の中にいるYさんですが、ちっともおごることなく、地道にしかし着実に自分の思う夢を実現していました。こんな再会もあるのが取材側にとっては非常に嬉しいところです。