母の体調はいまのところ悪くはないですが、かといっていいかといえばそれほどでもありません。
気になるのは、唾液の飲み込みが悪くなってきているのが心配…。一時的なものなのか、進行性のものなのか。
看護師さんから喉のマッサージを教えてもらったので毎朝やってはみるものの、母が嫌がってわたしの手をカリカリと抓ってきます。まぁ、抓る力があるくらいだからいいといえばいいんですけどね。
それと車イスに座っていられる時間が以前よりちょっと短くなってます。ベッドで寝ている時間が多くなったということにもなるんですが。
そんな状態の母なんですが、なるべく気分転換に外へ連れ出したいとは思ってはいるのですが、今週1週間はどちらかというと兄が優先されています。(そうはいっても髪を切りにつれていったり、出かけてはいますけど)
というのも…
入院している兄に対して外部のひとが見舞いに来る場合は、必ず家族のひとがついているようにという条件となっています。
これが案外厄介でして
兄の娘たち(わたしにとっては姪)は病院からは距離が遠いということ、そしてかなり体調が悪いこともあり、諸事情含めわたしの方で兄の会社関係で見舞いにみえるひとに関してはすべて受けるようにしたというか、役割分担をしたというのか。
先週、仕事仲間のひとが来たときに他にも兄に会いたい方がみえるならいいですよ、などと口走ってしまい(いえ、本当に見舞いにきてもらった方がいいと思ってはいたんですが)、月曜日から木曜日という限定でお願いしたら、毎日のように入れ代わり立ち代わり訪ねてきてくれました。
兄がとても嬉しそうな顔をしていただけに来てもらえて本当によかったなぁとは思いましたが、実は面会する場所をどこにしょうか?と悩んだり、きょうはじめて面会時間は1回につき30分!なんて話を聞いて、へぇなんだか普通の病院とはやっぱり違うなぁと不便に思うことがありました。
見舞品もいただいても当然ながら持込みの制限。
かなり管理された生活です。でも、それくらい管理しないといけないということでもあるのでしょうけど、この空間に違和感というか疑問というか。
なんだか疲れます。
そうはいっても、兄に会いに来てくださった方とちょっとお話しできる機会があるのは、案外面白いというのか、今まで兄がしてきた仕事ぶりを垣間見える分興味深いというのか、へぇとまたまた思うことがあります。
とにかくみなさんすごい情報収集力(仕事に関すること)をもっていることに内心驚いてしまいました。でないと、会社経営もできないんでしょうけどそれによくひとも見てます。
自分のいる世界とは違うところをみられるのはいい勉強にもなります。
ですが、最終的には同じ人間。みんな歳をとっていくんですよね。その先ひととしてどう生きていくかってことがやっぱり大事だなと思ってしまいました。
ところで、先週ですが小さいころからお世話になっている方がころんでしまいほとんど歩けない状態になってしまいました。
病院にいって松葉杖を借りようとしたら今はすべて貸し出してしまってないということだったので、その方は杖にするには不安定な生活用品を杖代わりにしていたんです。ですが、ちょっとそれはまずいんではないかということで、社会福祉協議会で借りられるんじゃないかって調べたらありましたよ、杖が。
普通の杖というより、安定性のある四点杖。(できれば社協の貸し出しサイトに写真が載っているとイメージしやすいかも)
ちょっとおせっかいかなと思いつつ、松葉づえよりも普通の杖というか四点杖でいいということだったので、窓口にいって借りてきて無事手渡すことができました。(ついでに窓口の方のアドバイスで介護申請をしておくといいということでその申請用紙も)
とても親切に対応してもらったので、助かりました
それにしても杖も使わないとわからないものですが、今回四点杖を借りて右手で持つ場合と左手で持つ場合では向きがあるんだということを初めて知りました。
持つ手によっていちいち変えなきゃいけないのはちょっと面倒じゃないのかな?と思ったりもしましたが、たぶん安全性や使いやすさを考えてのことなんでしょうね。福祉用具、単純じゃないです。
へぇ~が多い今月。その反動か秋のせいか、ぼぉ~とたそがれたくもなります。