友人とトリエンナーレ名古屋会場の一部を見に出かけていきました。一部というのは、9月の初めに出かけたとき全部見て、いや、結局全部見切れてなかったんですが、そのときかなり体力的にヘロヘロとなってしまったので、愛知芸術文化センター以外を今回見てきました。
実は、名古屋の街中に行くのはトリエンナーレがなければ1年に1、2回行けばいい方で、自分にとっては満員電車に乗るのが結構苦痛なんで、正直なところ足しげく出かける先にはならないんです。といっても、自転車でならちょっと回りたいという気持ちはあるんですが…。
今回は友人たちのおかげで苦痛に感じることもなく、楽しく時間が過ごせたのがすごく有難かったです。
さて、土日にいくなら、やっぱりドニチエコきっぷ。
でも、我が家からだと名鉄と名古屋市地下鉄が直通で連絡しているため(鶴舞線)、ドニチエコきっぷを使うには少々面倒くさいことがあります。
とにかく鶴舞線の中間ともいえる赤池駅が名鉄と地下鉄両方兼ね備えた駅になるので、そこまでの名鉄運賃代は払う必要があるため名古屋市内の降車した改札口で駅員さんに清算をしてもらわなければいけません。でも、今回のようにあちこち回ろうと考えているときは、ちょっと面倒でもそちらの方がお得になります。
さて、まず最初に訪れたのが、名古屋市美術館。ここではモンゴル出身のアーティストの方の作品がわたしとしては気になってジッと見てしまいました。
美術館を出て同じ敷地内?にある名古屋市科学館を通って、一度も乗ったことがないメ―グルバスで名古屋駅に移動するためバス停へと向かいました。
『名古屋を蒸気機関車の聖地に』と書いた機関車、そして名古屋市科学館のプラネタリウム。
名古屋駅までドニチエコきっぷが利用できるということで、名古屋観光ルートメ―グルバスを初めて利用しましたが、名古屋戦国武将隊がバス停案内のアナウンスをしていてまずはびっくり!そして、ガイドボランティアさんがいて名古屋城を含め、いろいろなことを説明してくれたのでこれまたびっくりしました。観光バス的な感じでしたが、さすがに途中から乗車するひとが多くて、座る席がなく立っているひとが多いのをみたとき、やっぱり普通のバスだなと思いました
名古屋駅では、まずはアート作品をみたあと、”KOYOEN”でランチです。
ここではクラフトビールが味わえ、また飲み比べができるセットがあったので、そちらも頼んでみました。
ガラスの長靴ひとつで200~250mlくらいの間かと。。
あとはご飯ものをひとつ。ひとつ頼んでは、すべて3人で分けてちょうどいいくらいでした。
っで、これで終わりと思いきや、滅多に訪れることのない名古屋駅なのでもう一か所名古屋ビール博物館にも行ってみました。
博物館といっても見るというより、世界のビールが飲めるところです。
っで、頼んだのがこちら↓
250ml
わたしが頼んだのは真ん中のグラスで、ドイツビールのオプティメーターです。なんでも修道士が断食中に摂る栄養源とか。(断食にアルコールが許されるとは、お国柄でしょうか)
アルコール度数も7.2%フィッシュ&ポテトと一緒に一杯。
あとは、デザート。
ひとりで行ったらこんなに食べたり飲んだりなんてできませんが、友人たちといったおかげでいろいろと飲み比べして食べることもできたかなと思います。
お腹もいい具合になったので、再びトリエンナーレの会場へと向かいます。
今度は地下鉄に乗って長者町会場に行くにはちょうどよい丸の内駅まで行き、とにかく歩いていろいろと回りました。
らくだ色の股引などの下着などが飾ってある建物があったり、あれ?見たことがあるが風景と思ったら、本当に同じ町内で撮られたものであることがわかったりして懐かしいというか親しみをもつような感じで見て回りました。
ちなみに『らくだをつくった男』という小冊子が置いてありいただいてきましたが、史実に基づいたフィクションとあるのでどれくらいの割合で本当かわからないものの、”らくだ”の下着の云われが書かれてありなかなか興味深いものがありました。
保見団地に行く入口
今年のトリエンナーレだけでなく、2010年のときに描かれたものが残っていたり
アート作品のみならず、古い建築物をみたりするのもまた楽しかったり
古いエレベータ
とにかく、お昼に飲んだアルコール分がすっかり抜けるくらい歩いてみて回りました。
そうそう、長者町と愛知芸術文化センターを結ぶベロタクシーも見ました。乗車される方が多いみたいで、順番待ち状態のようでした。
今回、愛知芸術文化センター以外は一か所を除きすべて回りましたが、とにかく名古屋会場はちゃんと見て回ろうと思うと、さすがに一日では無理だなとあらためて思いました。
やはりパスポートはお得かな。