昨日は仲秋の名月。
昼間は曇っていたので見られるかどうか心配していましたが、きれいな月をみることができました。(写真はあまりよくありませんが)
最初雲がかかってました
今度は10月13日が十三夜。片月見とならないようにしないと…。
ところで、先週のことです。
我が家の近くに畑があるのですが、そこに週に2、3回車に乗って畑仕事をしにくる方がみえます。
外で義姉たちと話していると、その畑のTさんが何やら手を抑えてこちらに向かってきました。
んっ?何だろう?と思ったら、草取りをしていたら蛇に咬まれたとのこと。
Tさんはいたって元気でしたが、手をみたら咬まれたあとが一か所あり、その周りがだんだん腫れてきている様子。
マムシかもしれないから、こういうときは救急車を呼んだ方がいいと義姉が言ったので早速電話をし、救急車がくるまで咬まれた場所から心臓に近いところを紐で縛り、傷口を洗い流していました。そして、電話をしたときに腫れてきているようなら冷やして下さいとあったので、氷で冷やしていました。
ほどなくして救急車が到着して近くのK病院へ。
その後どうなったかと心配になったのですが、迎えにいった義姉の話によるとマムシではなく普通の蛇ですよ、と言われ普通の蛇でも多少の毒があるから腫れることはあります、明日皮膚科にまたかかってください、と言われたそうです。診察が終わり帰り際、あまりにも腫れがどんどんひどくなってくるので看護師さんに大丈夫か尋ねると、こいうことはあるので大丈夫です、ちゃんと薬を飲んでくださいね、と言われ、Tさんは不安になりながらも畑に停めたあった車を運転して帰っていかれたということでした。
その話を聞いてマムシじゃなくてよかった、とわたし自身は一応安心したんですが、やはり気になってネットで調べていたら、咬まれたあとが4か所以上あれば普通の蛇だけれども、1、2か所ならマムシの可能性があるというのをみて再び心配に。家に帰ってきた主人に蛇に咬まれたという話をしたら、腫れるというのはやっぱりマムシじゃないか?と言われ、Tさん大丈夫だろうかと気になってしまいました。
しばらくTさんをみることがなかったのですが、きょうTさんのお母さんと義姉がちょうど出会って話を聞くことができたそうです。
咬まれたあとが心配で、ひとり暮らしのTさんば自分の家に帰らず、病院近くの実家で泊まったそうです。
すると、夜中益々ひどくなったようで再び病院に行き(マムシの斑紋のようなものが現れてきたとか)診察をしてもらったら、マムシだったということがわかったそうです。
結局入院して処置してもらったとのことでした。
こう考えると、最初救急車で行ったときの診察は何だったんだでしょう?もしTさんが自分の家に帰り、お医者さんや看護師さんの話を忠実に守って翌日まで我慢していたらどうなっていたんだろう?と、本当に恐ろしくなってしまいました。
山際で生活する者としてはマムシやムカデなど気を付けているものの完璧に避けることは難しいです。でも、今回初めて身近にマムシに咬まれたひとをみて、処置の仕方をちゃんと覚えておいた方がいいなと思いました。
咬まれたところから心臓に近いところを縛るなら軽く。きつく縛らない(縛らなくてもいいというものもありました)ようにして、とにかく慌てず安静に。ほかに、水分補給や、咬まれたところを心臓より下にするといいというものもありましたが、とにかく一刻も早く病院へ行くのが一番。
でも、今回のようなことがあるので、診察されて大丈夫だといわれても、おかしくなってきたら我慢せずに病院に行くといいでしょうね。