今日は先の大戦の「終戦記念日」でした。
多くのブロガーさんが今日のことを厳かに書いておられるのを拝見しまして、昼間に暢気な記事を投稿してしまった私は反省いたしました。
昨年も同じことをここで述べたかもしれませんが、終戦当時19歳の誕生日まであと28日だった実父。
いわく 「戦争なんて、ばかなことしたもんだ・・・」
1944年6月に海軍に志願して「相模原航空隊」に入隊しました。
けれど、俗に言う「気合い入れ」と称する お尻を丸太ん棒で殴られる儀式しか印象にない訓練だけして1年後に終戦を迎えたようです。
といいますか、父は多くを語らないのですよ。
戦後、引き揚げ船に「炊事係」として乗って「中国蘇州」、赤道を越えて「南方の島々」へと、悲惨なお迎えに出向きました。
船内でコレラ・疫痢が発生し、日本の上陸地 神奈川県横須賀市「浦賀」の港⚓が見えている沖で待機しているうちに多くの命が消えていったそうです。
今は老人福祉施設で暮らす父ですが、3年前まで 自分の両親のお墓参りに行く途中にある「浦賀引き揚げ記念の碑」にも 涙を浮かべながら手を合わせておりました。
☆「近代史跡・戦跡紀行~慰霊巡拝」Date-SKNさんのページから拝借☆