アマゾンわんわん日記 2018

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こんな時に⁈ペケママのSP旅 8

2018年06月19日 | 旅行
「こんな時?!」とタイトルにありますが、本当に今回は「間の悪い」時期にどんぴしゃりと重なってしまった旅行でした。
出発前の週から始まったトラック運転手のストライキ。
週末には解決するだろうなんて 簡単に考えていたら とんでもない!
事態は 日一日と悪化。
マナウスに帰る予定の前日土曜日には、サンパウロ市内のすべてのガソリンスタンドで一般車に販売するガソリン、ディーゼル、アルコール等の燃料がすべてなくなってしまいました。
また、空港へ燃料を運ぶタンクローリー車も動かなくなってしまったため、この日の時点でブラジル国内6か所の空港で飛行機に給油するための燃料がなくなってしまいました。

幸い私が利用する予定のガリューリョス空港は 石油精製所とパイプラインでつながっているため燃料不足の心配はありませんでした。
また、行き先のマナウス空港も燃料補給は順調に行われていました。
なので、ガリューリョス-マナウス間は欠航の心配はない。

心配なのは、ガリューリョス空港にたどり着くまでの交通手段。
普段だったら、当然UBERで移動するのですが、このガソリン不足で走れる車が激減しているらしく、値段が普段の2倍。
それでも車がつかまればめっけもの。
車が見つからない可能性も。
ほかのタクシーサービスも似たり寄ったり。
頼みの空港バスも「燃料不足により 運行本数を減らしております」とのこと。

さて、どうしたものか。

仕方がないので、普段なら絶対に頼まない「空港タクシー」の会社のサイトに入ってみました。
値段は割高になるかもしれないけど、タクシーが見つかればめっけもの。
幸い良心的なお値段で車を予約することができました。
運転手もきちんとした人で、お迎えも時間通り。
このタクシーは ガスを燃料としていて、スタンドまではガスのパイプラインがつながっているので、なくならないんですって。
都会ってすごいわ~。

予定よりもずいぶん早く 空港につくことができました。
ガリューリョス空港はいつも以上の人であふれていました。
時間を見ると、一便早いマナウス行きに乗れそうなので、近くにいた航空会社の職員に尋ねてみると...
「セニョーラ 普通だったらそういうこともできるけど、今日は混乱していて席に余裕は全くないんです。」とのこと。
近距離便を中心に飛ばしているコンゴニアス空港が燃料不足のため機能しなくなっており、そちらから回ってきた人もいるとのことでした。

言葉通り、夜遅く出発する飛行機も 満席。
びっくりでした。
なにはともあれ、その晩遅く 無事にマナウスに到着。
ペケママのサンパウロ旅はおしまいとなりました。




コメント
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