6年ぶりの日本旅行 12

鬼怒川温泉　一心館のエントランスロビーは、館主Mちゃんと従業員さんたちの創意工夫にあふれています。

　天井から照らす　幻想的な和紙の照明

　あちこちに飾られている吊るし雛

Mちゃんの知り合いの方の作品だそうです。

　　

館内あちらこちらに置いてある、かわいい～小物たち。

これらも手作りのものだそうです。

こう言ってしまっては失礼かもしれませんが「豪華」ではないけれど、しみじみと暖かさを感じられる装飾です。

さてさて、このエントランスでアメニティグッズをいろいろいただいて、いざ　お部屋にGO！！

　反対側には窓があり　渓谷が望めます

部屋に入ってイチゴ味の「きぬの清流」（栃木銘菓！ペケママ好き）をいただき　りこぴょんの入れてくれたお茶を飲みながらまったり。

いったん座ったら　動けなく．．．いや、動かなくなりそう。

いかんいかん、こんなことでは実家のお茶の間と変わらなくなってしまう！

ということで．．．そうだ　温泉に行かねば！！

浴衣に着替えて、お風呂グッズをいただいてきたアメニティのバッグに詰め．．．ここでりこぴょんが声をあげる。

「あたし　そのバックもらってない～」

というわけで、温泉のある１階に行く前にフロントのある３階に立ち寄ります。

エレベーターが開くと、あらあら　ちょうど団体さんがチェックインしたところ。

浴衣姿に自信のない私たち、そそくさとお風呂バックを取るとエレベーターに戻りました。

温泉は時間が早かったこともあって、貸し切り状態。

ジャグジーあり、蒸し風呂あり．．．

　　

公式サイトから借用させていただきました。

久しぶりにのんびりお湯を楽しみました。

私は温泉にはあまり詳しくないけれど、ここの温泉はお湯が柔らかくて　上がった後もいい感じに体が芯から温まる感じでした。

帰り際にMちゃんから「湯の華」を頂いたのですが、自宅のお風呂で使った母も同じことを言っていたので、あながち私の感想もでたらめではないのかな。

「髪を乾かす」というりこぴょんをお風呂において、一足先にお部屋に戻ります。

くー、ビール買って来ればよかった～。

りこぴょんが戻ってきたら、ビール買いに行こう！！

なんて思っていたら、「あーけーて～」とりこぴょんが戻ってきた。

「おそかったねー」なんて言ったら、

「あたしさー、間違えてお隣の部屋　行っちゃったの。」

どうやらお隣はさっきの団体さんのうちのひと家族がはいっているようです。

いきなり浴衣姿のおばちゃんが、部屋ノックして「あけてー」ってやったら驚いただろうなー。

りこぴょんっぽいと言えば、りこぴょんっぽいなー。

高校時代と全然変わらんね、あんた、と妙に感心するペケママでした。

さて、涼みがてらビールでも買いに行きますか！！

そうそう．．．ここだけの話．．．

栃木銘菓「きぬの清流」は　普通のあんこ味が一番おいしいです（ボソッ）

　お試しください！

6年ぶりの日本旅行 11

朝８時、高校時代の友人「りこぴょん」から電話がありました。

「今から家出るから　つくのはお昼－

りこぴょんは現在千葉在住。

千葉からはるばる車で来てくれるのよ。

４時間近くはかかるかな？

りこぴょんとは高校時代からの仲良し。

ブラジルまで遊びに来てくれた奇特な友人です。

今までにも何度かペケrママ実家には来ています。

安心して待っていましたが、家の近所まで来てペケママの信頼は打ち砕かれた。

「ペケママ～　近くまで来てるんはずなんだけど、たどり着けないの～」

聞いたわよ。

「近くに見えるものはなに？？」

「赤い屋根の家。」

喧嘩売ってんのか、りこぴょんよ！！

「そんな家、いっぱいあるわい！！他には？？」

「発電パネルの畑」

おし、わかった！！

家のすぐ近くや！！

ちなみに「発電パネルの畑」とは、太陽光発電のパネルを効率よく敷き詰めた畑のことです。

ペケママの的確な指示で無事にペケママ実家に到着したりこぴょん。

納車になって２週間という新車は、ドアを開けると荷物が滑り落ちてくるぐらいにキャンプ道具が詰め込まれています。

少しは片づけてこんかい！！

お昼時ということで、ペケママ母が張り切って準備しておいた紫蘇おにぎりとかき揚げを食べながら、すっかりまったりトークタイム。

ペケママ母とね。

ペケママ母、久々にゲットしたお話相手。

とどまるところを知らぬ弾丸トーク。

対するりこぴょん、年寄りをよく取り扱ってくれる。

おしゃべりはとどまるところを知らないので、途中で無理やり中断させ　りこぴょんを車に引きずってきました。

今日はペケママ実家から車で２時間ほどの「鬼怒川温泉」まで。

ここには、これも高校時代の友人「Mちゃん」の経営する「一心館」というホテルがあるんです。

鬼怒川温泉の正統派トラディショナルな日本旅館。

そんな旅館を経験してほしくて、今までに夫と娘にはそれぞれ泊まってもらい

ました。

　娘　初めての日本旅館体験でした。

いやいや、今度は肝心の直友である母がお世話にならなくちゃね！

というわけで、出かけて行ったわけです。

鬼怒川温泉近くまでは、何十年か前のペケママ通勤路。

ひたすら懐かしいわ～。

鬼怒川温泉は塩原山系の中腹に位置します。

平地と違い、天気が不安定な今、時折雨が降りかかります。

そんな中、無事に「一心館」到着。

　りこぴょん　運転ご苦労様でした。

さて、お宿　一番乗りは　いかがかな？

楽しくなりそうな旅館ライフにわくわくするペケママなのでした。

 

6年ぶりの日本旅行 10

月曜日、妹が仕事の休みを取ってくれてお役所仕事に。

少し遠くまで行かなくてはならなかったので、妹が運転手を買って出てくれました。

妹の運転は確かです。

車が好きな子なので、運転も丁寧です。

妹の運転ならハラハラドキドキしないで、助手席に乗っていられる。

はずだった．．．のですが！！

「ありゃ、曲がるところ　ここだったかな？」と首を傾げ、

道路標識に向かって「ここ曲がっても　そんなとこ行くはずないでしょ！」と文句を言う。

役所の受付時間は刻々と迫ってくる。

「ねえ、ここはひとつ　グーグル先生に手伝ってもらったらどうでしょう？」

「え？？だって使い方わからないモーン。」

有無を言わさず　妹の携帯を奪い取って、マップの設定をしました。

私の携帯だとWIFIがなかったのよ。

グーグル先生のご指示に従って役所に飛び込んだのが締め切り３分前。

そんな私たちをも嫌な顔せず　暖かく対応してくれた役所の人たちには大感謝です。

ほんと、ありがとうございました。

用事を済ませ、その後のお楽しみ　ショッピングセンターに向かう道すがらも「あれ～　変だな～」を繰り返す妹。

グーグル先生頼りましょうよ～。

それでもおかげで懐かしい場所を通ったり、ペケママの高校時代にあったような　どっぷり昭和感あふれる看板を発見したり

．　営業しているのだろうか？？

まあ　楽しい道々でございました。

ショッピングセンターでは洋服を見たり全国物産展（ペケママお気に入り）を冷やかしたり。

妹から「それ何とかしようよ　おねえちゃーん。」と言われたお財布を買ったり、夫から依頼のあったウエストポーチを買ったり。

久々の日本のショッピングセンターを堪能しました。

おなかも減ったのでそろそろ帰りましょうか。

帰り道こちらでラーメン。

　ペケママこちらはお初。

妹は限りなく塩ラーメンに近い醤油ラーメン、ペケママは．．．ラーメンが食べたかったはずなのになぜか冷やし味噌。

ビジュアルに惑わされちゃったわ。

おいしかったけど、量が半端じゃなかった！！

　

餃子　小さくてコロコロで可愛かったので、欲張ってあと一皿頼んじゃったら　結局最後は無理やりお腹に詰め込む感じになってしまい、激しく後悔しました。

やっぱり腹八分目が一番です。

それでもサービスのアイスキャンディーはしっかりいただいて、ラーメン屋さんを後にしました。

ひたすら餃子臭くなってしまった車内は、満腹ですっかり静かになっています。

静かに走る車は　妹自慢の猫森の横を通り過ぎ．．．

　遠くから見ると　もっと猫

キンキンに冷えたビールの待つ　我が家へと急ぐのでした。

 

妹よ、グーグル先生　もっと頼って生きて良いんだよ

 

 

 

6年ぶりの日本旅行 9

日本についてわずか５時間後、実家に到着しすでにだらだらすごしているペケママ。

こりゃあバス使うよりもずっと早いわ。

駅間の移動などはあるし、バスよりも交通費はお高めになるけど、これからこういうオプションもありかもね。

実家に着いてだらだらしつつも、旅行の移動のエネルギーでまだ気分はハイテンション。

妹に頼み込み、スーパーに連れて行ってもらうことにしました。

何といっても今回の日本滞在は正味一週間。

その間にやらなくてはならないことがいっぱいあるので、できることはできるときにやっておかなくちゃね。

というわけで、いつも日本に来た時にいろいろなものを買い込む大きなスーパーに。

今回はいくつかのものはすでにネットで購入済なので、スーパーで買うのは本当に普通のもの。

妹も毎回買い物を手伝ってくれているので、がってん！心得たもの。

効率よくカートを押しながら、パッパと品物を入れていきます。

あっという間に人間用の買い物は終わったものの、一番時間がかかったのがペットフードコーナー。

ほんと、日本のワンコニャンコって贅沢だわ～。

買って行ってあげたいものはたくさんあったけれど、スーツケースの容量は決まっているし、何より最近税関が厳しくてお肉製品お魚製品みんな没収されるなんて言うことも聞いているので、危険は避けたいところ。

選びに選び、考えに考え！！わんこたちに「ささみスティック」「お魚のおやつ」と「さつまいもスティック」。

最後の「さつまいもスティック」は我が家の定番。

　普段は手作りしています！！

そしてニャンコたちには　憧れの「チュール」。

　日本の猫たちみんなこれ大好きよね。

調べてみたら　あまり猫の健康には良くないというようなこともありましたが、まあ　猫が大好きなのは事実。

実家の猫も、真ん中の妹の家の猫も大好き！！

ならば我が家の猫たちにも味あわせてあげたいじゃにゃいか、という親心。

買ってきて初めてあげてみたら、やっぱり純粋ブラジル猫の我が家の猫たちももう夢中。

一体何が猫たちをそんなに虜にするんだろうね。

現在では週に２度ほど一本を３匹で分け合って、フードにトッピングして食べさせています。

さて、時間をかけてワンコニャンコへのお土産を選んだあと、妹が連れて行ってくれたのは．．．

　憧れの「業務スーパー」

先ほどの大型スーパーで見つからなかったものがあったので、連れてきてくれました。

楽しいねー、ここ。

もちろんブラジルに持っていけないものが多いけど、見ているだけで「ほー」とか「へー」とか感心しちゃう。

「持っていけない持っていけない」なんて思いながらも、ここでは夫用の牡蠣のタネが超小袋に入っている大きな袋、それから妹が根性で探してくれた焼きそば用粉末調味料と「松前漬けセット」なんて買っちゃった。

それから思わず衝動買いが「豆大福」。

これは普通サイズ。

見たら我慢できずに手に取って、お店を出たところの自動販売機でお茶を買って、車の中で「大福タイム」！！

日本にきて最初の昼食は「豆大福」と「十六茶」でした！！

 

6年ぶりの日本旅行 8

iたくさんの時間をかけて、そしてたくさんの人にお手伝いを頂いて　ようやくついた成田空港。

感慨ひとしお．．．なんて言ってる場合じゃなかったよ。

到着したのは朝の６時半。

到着ロビーは人影もまばら。

普通だったら成田からペケママ実家のある栃木までは「マロニエ号」なる直通バスで帰るのよ。

これで３時間ってとこかしら。

ところが！！

コロナ禍のおかげで、現在運航は一日一往復のみ。

成田発は午後２時半ですって。

妹が事前にこの情報を知らせてくれていたので、ペケママもあらかじめいろいろ考えたのよ。

大きなスーツケースを二つ抱えて　いかに無事に栃木までたどり着くか。

たどり着いた答えが成田ー東京駅行きのリムジンバス＆新幹線。

一番時間を気にしなくても済む　ストレスフリープランだと思うのよ。

というわけで、自信をもってバスチケット売り場に向かったわ。

「東京駅行きのチケットをお願いします。」

チケット売り場のお姉さん、にっこり笑って言いました。

「お客様　本日日曜日は　東京駅行きのリムジンバスは運航しておりません。」

 

はいいいいい？？？？

 

これを　ペケママの情報不足というか？！

どこ見ても　そんな情報なかったわ。

さて、どうするか？！

他の主な駅に行くバスも　軒並み運休になっている。

じゃあ、電車だ！！

日本には世界に誇る鉄道網があるじゃあないか！！

えっへん！！

成田エクスプレス、京成ライナーどっち？？どっち？？

成田エクスプレスだと東京駅か？

たしか発着ホームが深ーい深ーいところだった覚えが．．．

京成ライナーだと上野駅。

でも　駅が少し離れていたよね。

ええい！！次に来る電車で行こう！！

時刻表を見ると、次に発射する電車は京成ライナー。

ということで　チケットを買い、無事に乗車。

一車両にお客さん　私を含めて３人だったわ．．．

バスが運行を止めるのもわかるような気がします。

ともあれ、６年ぶりの日本の鉄道。

線路が刻むリズムに、ペケママテンション上がっちゃうわ。

　電車は１時間もかからず　上野駅に

京成上野からJR上野の駅に向かう通路には、ペケママと同じ状況なのか　スーツケースをゴロゴロ引っ張って歩く人が結構見られました。

上野駅からは新幹線。

ホームでは新幹線の写真を撮りまくっちゃったり．．．

　北陸新幹線　青色がキレイ

　お世話になります、東北新幹線。

　懐かしすぎて　うれしくて　パチリ！！

てな具合に日本到着　わずか数時間で新幹線ホームを堪能しまくり。

新幹線も自由席でしたが余裕で座れてのんびり。

これも40分ちょっとで宇都宮駅に到着。

最寄りの駅までもう少し電車に揺られていきたかったところですが、妹から

「おねーちゃん、踏切での人身事故で　在来線乱れてるから　おとなしく宇都

　宮駅で降りてちょうだい！！」

と言われたので、ここでおとなしく改札を出ました。

　でっかいスーツケースを持って現れた私を見て．．．

妹は改札の向こうで　笑い転げておりましたとさ！

6年ぶりの日本旅行 ７

ペケママ長距離の飛行機に乗るとき、なるべく後ろの方の廊下側の席をとるようにしています。

なぜなら．．．

トイレに行くのが簡単！！

それが大きな理由です、

なのですが、なのですが！！

このANAのメキシコ便にはこれがあてはまらなかった！！

あるYouTuberさんの動画で見て知識としてはわかっていたのですが、まさかすべての飛行機がそうだとは思っていなかったのよ。

成田ーメキシコシティー間のANA便のトイレ、中央部にまとまっています。

最近はみんなそうなのかしら？

まあ、それでも14時間ぐらいの　それほど長くもないフライトなので、トイレが混みあうこともなく　快適に過ごすことができました。

飛行機は夜中の２時半に出発。

ANA便ですから当然全部日本語。

それだけでもホームに帰って来たような安心感に包まれます。

というわけで、ペケママ座席に座り離陸したとたんにもう即寝落ち。

熟睡！！

気が付いた時にはペットボトルの水が配られているところでした。

それを見て、また熟睡。

目が覚めた時にはお腹がぐーぐーなっていました。

時計を見るとメキシコを出発してから９時間が経過しようとしています。

ここで、ご飯の提供。

メニューは焼肉ごはんとチキンのペンネ。

焼き肉ごはんに心は動いたものの、朝ごはんということにこだわり　ペンネに決定。

美味しかったわ～。

朝ごはんを頂いて少ししたら、今度はおやつ？？デニッシュが配られました。

ペケママ　お腹が空いていたからね、みんな完食！！

デニッシュをいただいてしばらくすると、飛行機は高度を下げ始めました。

いよいよ日本だわ～。

なんて胸を躍らせていたら、CAさんが近寄ってきた。

「お客様、実はメキシコを離陸してすぐにサンドイッチのサービスがあったのですが、お客様よくお休みでしたので　お取り置きしておいたのですが、お持ちしましょうか？」

いえ、もう飛行機下りますから。

あと、数時間早く行ってほしかったわ。

残念ながらサンドイッチ諦めました。

そんなこんなしているうちに飛行機は無事に着陸。

ここで降りる際の注意のアナウンス。

まず　飛行機から降りることができるのは、日本に入国する搭乗者。

成田の乗り継ぎでほかの国に向かう搭乗者はそのまま残り、日本入国者が飛行機を降りた後に飛行機から出たようです。

飛行機から降りるとあとは　ただただ誘導されるままに歩きました。

途中でMySOSを出しておくように言われますが、WIFIの関係かうまく画面が出てこない

それでもたくさんついていてくれる係の人たちが手伝ってくれて、無事に画面も現れ　すべて問題なく通過することができました。

何人かの人たちが同じようなトラブルがあったようですが、係の人たちが手伝いでどんどん進んでいくことができていました。

入国も通関もとにかく超スムーズに通過。

ほっとしたのもつかの間。

大きな落とし穴はその後にあったのです。

 

6年ぶりの日本旅行 6

午前８時すぎ、Copa航空148便はメキシコシティーも向けて　パナマのトゥクメン空港を飛び立ちました。

ペケママもお隣のカンクン行きの飛行機に心をひかれながらも、無事にメキシコシティーに向けて機上の人となりました。

パナマ　トゥクメン空港からメキシコシティー　ベニート・フアレス空港まではほぼ３時間半。

近いもんだ。

ここでうれしかったのは、「暖かいご飯」が出たこと。

チキンドリアみたいなもの。

久しぶりの温かいご飯？

おいしかったー。

ご飯を頂いたら　あとはひたすら寝る。

あっという間にメキシコシティー。

ここは何といっても恐怖の12時間待ちですからね。

のんびりと最後の頃に飛行機を出ました。

すると．．．ら　らら．．．？？．．．

全員強制的にメキシコ入国！！

マナウス出るときにCOPA航空のおばさんに尋ねたら、成田まで途中の国で出入国をすることはないって言っていたのに？？！！

後から知ったのですが、メキシコでは必ずパスポートコントロールを通って、荷物もとらなくちゃならないんですって。

あのでっかいスーツケース２個持って、空港徘徊するのかよ～。

イミグレーションで入国カードをとりますが、ペケママ　ペン持ってないし！！

しかも記入場所が暗すぎて見えないし！！

ペケママ　不貞腐れていると、オレンジ色のベストを着たお兄さんが「何かお手伝いできることはありますか？」と声をかけてくれた。

事情を話すと「心配しないで　セニョーラ。僕が全部書き込んであげるから。」

と言って、ちゃちゃちゃっと入国カードの記入をしてくれました。

彼らは空港ボランティアだそうです。

彼ら空港ボランティアだけでなく、この空港には警官、空港の案内人、警備員、いっぱい働く人がいる。

で、どの人に尋ねても　みんな親切に答えてくれる。

．．．スペイン語だけどね．．．

ここでは空港トレインを利用してターミナル移動。

第２ターミナルから第１ターミナルに移動です。

結構な時間乗ってましたよ。

メキシコシティー空港広い！！

第１ターミナルは第２ターミナルよりもお店やレストランが多くて　楽しい。

でもね、でもね．．．でっかいスーツケース２個は大きな障害物。

レストランに入る勇気が出ず。

結局、目の前のコンビニに入ったら、なんとそこがセブンイレブンだった。

で、まさかまさかですが．．．

　　おにぎりゲット！！　お米がおいしくなかった

まさかメキシコの空港のコンビニでおにぎりが買えるとは！！

ペケママ　感動でございました。

その後は携帯電話を充電しながら、ベンチでゴロゴロ。

　フードコートはいっぱい！！

次に乗るANA便は　搭乗予定時刻２時間前ぐらいにしかチェックインカウンター開かないし。

　ここでは床に座り込み　ほぼ浮浪者状態。

　浮浪者仲間のおじさん

ここまでで家を出てからすでに２４時間以上がたっていました。

あと一息、あと一便よ　ペケママ！！

自分を叱咤激励するペケママなのでした。

 

 

6年ぶりの日本旅行 5

マナウスからパナマのトゥクメン空港まではほぼ４時間の飛行時間。

マナウスーサンパウロ間とほぼ同じぐらいかしら。

出発が午前３時半という時間なので、飛び立った直後は機内の照明も消えて、みんなお休みモード。

パナマ到着少し前、朝食なのかコッペパンが一つ配られました。

これが．．．まずかった！

食べ物の文句は言わないがっつきペケママも、さすがにまずいと思った。

給食のパンを一日机の中で温存させておいた感じ。

でもね、ペケママおなかぺこぺこだったのよ。

なので食べた。

ああ、懐かしの「50年前の」学校給食．．．と思いながら。

今の学校給食　おいしいですからねー。

さて、飛行機が着陸しランディングに入ると、急にざわめきたつ機内。

で、飛行機が止まるや否や、みんな一斉に荷物を取って降りる体制。

近くにいた人たちの話によると、みんなトランジットで　しかも次の飛行機の出発時刻まであまり時間がないんですって。

パナマ　トゥクメン空港はいわゆる「ハブ空港」だっていうけれど、同じ飛行機に乗ってマナウスからやってきた人たちも、マイアミを目指す人あり、カンクンを目指す人あり、コロンビアを目指す人あり、ペケママのようにメキシコを目指す人あり。

パナマに入国っていう人は本当にいるの？？と思いました。

なんてのんびり考えている暇は、実はペケママにもあんまりないのよ。

次のメキシコ行きの飛行機が出るまで　小一時間しかないんです。

預け入れ荷物をとったりする必要がないのはありがたいのですが、どうやら事前情報によるとターミナル間の移動があるみたい。

予備知識としてYouTubeなどで空港の様子などを見ることはありましたが、実際にどのくらいの規模の空港なのか、混雑の具合は？なんてことはわかりませんからね。

飛行機を降りると　次の飛行機の出発時刻の迫っている人たちと一緒に走りました。

途中で空港の職員の方に「＊＊番搭乗口ってどこ？」と尋ねると、

「第一ターミナルだよ。あああああーーーーっち！！」

窓の外を見ると、はるかかなたに飛行機の着くサテライトが見えます。

よし、走れ！！

途中　動く歩道ではドスンという派手な音がしたかと思うと、これまた走っていたお姉さんが大きなリュックサックに押しつぶされるように転んでいました。

ドンマイ！！

がんばろうぜ！！

無駄に生まれる連帯感。

息を切らしてメキシコまでの便の搭乗口にたどりついたのは、搭乗手続きの始まる15分前でした。

　隣接する搭乗口が一斉に搭乗を始めます。

なのでその直前は搭乗口前は激混み！！

お隣はメキシコのカンクン行き、反対側がマイアミ行きの飛行機でした。

ペケママ　間違ってカンクン行きの飛行機の列に並んでた。

カンクン行っちゃっても良かったなー。

　空港周りはのんびりした雰囲気

マナウスっぽい感じで　ちょいホームシック．．．

6年ぶりの日本旅行４

先週の今ごろは、ようやくマナウス行きの飛行機に乗り込もうという、ちょうどそのぐらいの時間だわ。

最後のこの旅程の辛かったこと　辛かったこと。

そんなことを想いながら　今日のブログを書いております。

ブログ上はまだ出発さえしていないというのにね。

時間の建つのは早いわね。

　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊

さて、夜９時半を少し回ったところでマナウスの国際空港に着いたペケママ、

いつもの国際線とは勝手が違うわよ。

まずはチェックインして荷物を預けなきゃ。

ペケママ、自分でもかなりせっかちな方だと思うけど、それを上回るせっかちさんと言うのが世の中にはいるのよね。

ペケママがこれから乗る航空会社、COPA航空のチェックインカウンターの前のベンチにはすでに数人の人が。

で、せっかちさんはたいていお話好き。

あなたはパナマからどこに行くの？

どういうルートで行くの？

話が弾んで、チェックインが始まるころにはすっかり打ち解けて。

ペケママもつつがなくチェックイン完了。

　　見よ！日本までの３枚のボーディングパス！！

　渋滞路を駆け抜けたスーツケースを預入し．．．

真夜中を回って、いざ出国審査＆手荷物のチェック。

出国審査は滞りなくパス。

問題は手荷物検査。

厳しくなったとは聞いていたけれど、いやいや　これほどまでとは。

ペケママは予備で大量に手荷物に入れておいた目薬が引っ掛かった。

ただ、まだすべて箱のまま封をした状態で、しかもすべてをビニール袋に入れ、口を縛った状態にしておいたので問題なくパスしました。

私の後から来たご夫婦の奥様は、調合薬局で調合してもらったという使いかけの化粧水がチェックを受け、すったもんだしていました。

そんなこんなで私は比較的早く、問題なく搭乗口ロビーに到着。

　ほぼ一番乗り。

その後、ぽつぽつと手荷物検査を乗り越えた人たちがやってき始めました。

出発まではまだ少し時間があります。

ペケママも少しうとうと．．．

　マスクの場所違い青年～～～

そんなこんなで、あらあら　結構な人数が乗るじゃない！！

がらがらだろうと思っていたCOPA航空パナマ行きの便は、予定通り午前３時半、ほぼ満席な状態でマナウスのEduardo Gomes国際空港からパ、パナマのTucumen国際空港に向かってとびたったのでした。

 

 

6年ぶりの日本旅行３

さて、無事に日本入国のためのコロナ陰性証明書もゲット。

ワクチン接種証明も揃ってるし．．．

バッチリじゃん！！

でもね、ちょっと気になることがあったんです。

この日、ペケママ家の前を走る道路は、お昼を過ぎたあたりから交通量が増え始めました。

　渋滞の車線が我が家の前を通る車線

陰性証明書をセントロの検査機関まで取りに行くときには、家の前の道路から幹線道路への出口はほぼ動かない状態。

しかも近くで交通事故もあったようで、救急車が渋滞中の一方通行道路を逆行してきて大混乱。

調べてみると、近くで州知事の選挙活動集会が催されているとか。

ブラジル、もうじき選挙なんです。

そのうちに交通も元に戻るだろうなんてのんびり構えていたのですが、午後７時を過ぎたころには苛立ったドライバーのクラクションの音、怒鳴る声で大変な騒ぎに。

出発の飛行機は朝の３時半なので、十分に余裕をもって午後９時過ぎにタクシーを頼んでありました。

夫は「いくらなんでも早すぎだろう！」と言っていたのですが、この日は金曜日。

空港に通じる幹線道路は、郊外の「山の家」などに出かける人の車で混みあうし、事故でも起きたら抜け道の一切ない道路なので、十分な余裕は持っておきたいのよ。

夫が送っていくと言ってくれていたのですが、夜中に発着する便は夜道の運転が心配なので基本的に送り迎えは頼みません。

普通の国内旅行ならUBERを使うのですが、この日は大きなスーツケースが２つもあったので、あらかじめ知り合いのタクシー運転手に空港までの送りの予約を入れておきました。

予約は９時ですが、この渋滞、もしかしたら我が家までたどり着けないのでは？

早めに状況を連絡しておきましたが、案の定、約束の９時直前

「ペケママ　だめだ、ちっとも動かないよ。」

「わかった！今どこ？」

聞くと、我が家からワンブロックのところ。

「今行くから、車停められるところでってて！」

で、走った！！

空とはいえ　特大のスーツケース夫と１個づつもって。

背中にこれまたでかいリュック、噛み振り乱して！！

車に乗っている人たちからは、「あの日本人大丈夫か？」って感じだったろうね。

タクシードライバー君とは無事に合流。

車のトランクにスーツケースを詰め込んで、夫はワンコニャンコの待つ我が家に戻っていきました。

さて、ペケママを乗せたタクシーはベテランドライバー君のおかげで　うまく渋滞を回避。

少々時間はかかりましたが、無事にマナウスの国際空港に到着しました。

もちろん時間はたっぷりなので、余裕をもって空港時間を過ごすことができました、

そうそう、渋滞ですが完全に車が流れるようになったのは、夜11時過ぎだったそうです。

早めに家を出てきてよかったわ。

さて、いよいよチェックイーンよ！！