アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

雨模様とBoca do Acreの増水

2024年03月17日 | アマゾン河

強い雨が屋根を叩く音で目が覚めました。

時計を見ると、朝5時15分。

少し前まで、夜は必ず2時30分、それから朝4時には目が覚めていました。

ようやく朝5時ぐらいまで、眠っていられるようになったのよね。

眠っているのも体力が必要なのだそうで、その分年を取ると朝早く目が覚めれうようになるのだとか。

本当かウソか?

いつもは朝方に雨が降っても、日が上がるとともに雨が上がるのですが、今日はずっと降り続けています。

朝9時近くにようやく雨が上がったので、このすきにグランド犬たちのご飯をあげに。

もうすぐ、またいなくなってしまうのがわかるのか、2匹ともずっと私にくっついていて切ない。

レンタカーを返すのに洗車をしなくてはならないのですが、グランドへ行くまでの道が工事中で、道路を掘り返しているので、雨でドロドロになってしまい、なかなか洗車ができないでいます。

返却する日に洗車に持って行くしかないわね。

まだもう少し雨の日は続きそうです。

     *      *     *     *     *

アマゾン河水系の上流の町 Boca do Acre では、この時期毎年のことですが、町を流れるアクレ川とプルス川の増水が大きな被害をもたらしています。

 Cheia dos rios Purus e Acre no município de Boca do Acre — Foto: Reprodução川の水位は20,70m。

町の90%が水没しているというから、すごいです。

ただし、1997年には21mを超える水位だったということで、今年はまだそれには達していないとのこと。

幸い水位は下がってきているということですが、これまでの最高水位は例年もう少し後に記録されるということで、再び水位が上昇することが懸念されています。

なぜこのBoca do Acreの水害が大きく取り上げられるかと言うと...

アマゾン河の上流になるわけです。

この大量の水が、河を下ってマナウスの水位を上昇させるのです。

過去のマナウス港におけるアマゾン河の最高水位は、一昨年6月の30,02mでした。

現在の水位が22,86mで、一日の増水量が約3㎝ですから、一昨年に最高水位迫ることはないとは思うのですが...

それでも、アマゾン河は昨年11月に最低水位を記録したばかりですから、水位の上昇率としては、例年以上といえます。

水位が下がって来たBoca do Acreの町では、避難所から自宅に戻った人が、洋服ダンスの中から蛇が出てきたとか、電気がまだ戻らないとか、なかなか普通の生活に戻るまでには時間がかかりそうです。

      *     *      *     *     *

マナウスの雨は、ほぼ一日中続きました。

一日に一度は少しでも歩くように心がけているペケママですが、さすがにこの雨の中歩くのは無理よね。

マナウスの幹線道路では、雨による交通事故も多く起こったようです。

ブラジル各地では、温暖化の影響だと言われる異常気象が各地で起こっています。

マナウスは雨のおかげで過ごしやすい日が続いていますが、サンパウロでは異常な暑さが続いているとか...

アパートにエアコンのない娘は、 

卒業したはずの大学のスポーツ施設で、マグロのように泳ぎ...

冷房の効いた室内の壁を、トカゲのように上っています

アパートにエアコン入れましょうよ、ねえ、母が行くまでに...

 

 

 

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水位上昇 再び

2023年11月06日 | アマゾン河
観測開始以来 最低水位を記録したアマゾン河(ネグロ河)。
最低水位は2023年10月26日に記録された12m70㎝でした。

 川底がすっかり草原
最低水位は二日間ほど続き、すぐに上昇に転じました。
11月3日時点の水位はすでに13m14㎝。
最低水位を記録してから1週間ほどで40㎝上昇したことになります。
過去の最低水位は2010年に記録された13m63cmでした。
次年度には28m62㎝で増水幅は最大になっています。
さらに2012年には29m97㎝という高水位を記録しています。
来年、再来年にはさらに高水位を記録するのでしょうか?
それは来年にしかわからないことですね。

マナウスに住むようになって以来、20年にわたってアマゾン河の水位の変化は私にとって大きな関心ごとでした。
もう一度あのアマゾン河を見ることができるのかな。
まだマナウスを離れて3か月ちょっとと言うのが信じられません。





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どこまで下がる?

2023年10月19日 | アマゾン河

アマゾン河(ネグロ河)が観測が始まって以来121年間で最も低い水位を記録したという報道があったのが一昨日。

ほうほう、そうかと思いながらも、日々の様々なことで詳しいことを調べることもできずに今日にいたり...

んだらば、今日はどうしたね?

あれからまた水位は下がったのだろうか?

と、今日の水位を検索して、またびっくり!!

ネットで検索できるのは、昨日の水位までなのよね。

その昨日の水位が13.38m!!!

しかもまだ1日10㎝以上のスピードで水位が下がっているのよ。

どこまで続く、今年の水位の低下??!!

先日はようやく本格的な雨が降ったとニュースになっていたけれど...

ニュースを検索していると、渇水前と渇水後の写真を比較して掲載している記事があって、ほうほうと興味深く見ました。

いくつか拝借してみると...

Imagem Thiago Oliver Imagem Thiago Oliver

マナウスの市民市場の前の港。

マナウスから各地への渡航船が出航するマナウスの中心の港です。

右写真は地面が広がっているだけではなく、すでに草も生えてきて陸地化していますね。

Imagem Leandro Guedes/Rede Amazônica Imagem Carolina França/Rede Amazônica

そのマナウス港にある水位表です。

その年の最高水位最低水位が記録されています。

今年はすでに記録版の下に地面が広がってしまっています。

Imagem William Duarte/Rede Amazônica Imagem William Duarte/Rede Amazônica

最初の港の写真の、草が生え陸地化していた部分の続きの場所です。

私が毎年定点観測をしていたあたりです。

ここも通常ならばかなり大きな船が入ってこられる場所ですが、今年はもしかしたら歩いて対岸に渡れるのでは??

こうして写真で比較してみると、今年の渇水がどれほどのものかというのがよくわかりますが、それ以上に写真からでもわかる「大気のかすみ」が気になりました。

どこまで水位が下がるか、遠くに居る身ですが、興味を通り越してやはり大変なことと脅威を感じます。

     *     *     *     *     *

一昨日は1週間に一度の夫の通院の日でした。

病気の体ですから万全とは言いませんが、それでもまた一週間、家で療養していけるということが本当にありがたいです。

娘は今週末いよいよブラジルに戻ります。

最近は宇都宮市のブレックス・アリーナというバスケットチームの名前を冠した市立体育館のジムでトレーニングをすることが日課になっています。

ここは公立なので一回400円程度で器具が使えるのです。

 大学の陸上部のジャージで出動!!

ん??

陸上部??

いつからあなた 大学陸上部なんて思いっきり体育会系部に入ったの??

と尋ねたら...

いや、自分でもわからないんだけど、いつの間にか入っていたの...

だそうです。

そんな娘、ブラジルに帰ったら早々に大学対抗女子駅伝ですって!!

っつーか、あなた 先日大学は無事に卒業したはずでは??

 

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大渇水

2023年10月11日 | アマゾン河

本当に久しぶりにアマゾン河ネタで。

日本で夫の看病に明け暮れているペケママですが、携帯電話には毎日アマゾンニュース、ブラジルニュースが入ってきます。

今 一番の話題は「アマゾン河の渇水」。

過去一番アマゾン河の水位が低かったのは2010年10月24日に記録された13.63m。

この年はネグロ河、旧トロピカルホテルがあったあたりの川の真ん中に大きな中洲が出現。

DSC06034.jpg 2010年11月2日撮影

しかもその中州に草が生えてきて陸地化している!!

この時はネグロ川ソリモンエス河合流地点付近で、約3000年以上前??に描かれたとされる遺跡が発見されて話題になりました。

DSC06043.jpg DSC06044.jpg DSC06045.jpg

この付近は地域一帯が古代文化の遺跡としての指定を受けている場所だそうです。

さて、そんなこんな驚きの発見が一杯だった2010年の大渇水。

今年はその2010年を上回る渇水になるのではないかと噂されています。

2023年10月10日の水位が14.29m。

現在でも一日に12㎝ほど水位が下がってきています。

毎年最低水位が記録されるのがほぼ10月20日過ぎから11月5日ぐらいにかけてなので、今年もこの様子だとあと少なくても1m強、水位が下がるのではと予想されます。

 マナウス港の水位計もむき出し!!

 護岸から延々と砂浜の広がった港

満水の時は護岸から水があふれてくるというのに...

今年は水量が少ないことだけでなく、異常気象の高温で水位が上がり、水中の魚たちやピンクイルカまでもが大量死しているということです。

100匹以上のピンクイルカが死んでいるとか

水質汚染も深刻な問題で、マナウス近郊の多くの河水浴場は閉鎖となっています。

Com seca severa, praia da Ponta Negra, principal balneário de Manaus, é interditada para banho — Foto: Carolina França/Rede Amazônica 水にたどり着くのも大変そうだ!

そんな具合の今年のアマゾン河。

どんな様子かな?と、今までのように見に行けないのが残念。

きっとアマゾンの人たちにとっては、大変なことなのでしょうが...

 

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Cheio 2022

2022年05月23日 | アマゾン河

午前10時ごろ、激しい雨音に気が付きました。

外に目をやると、ものすごい雨!!

例年なら乾季が始まっている頃ですが、今年は雨がやみません。

アマゾン河も雨の影響を受け、昨年に引き続き「満水に関する情報」がでています。

昨日のマナウスの港の水位は29,37m。

昨年の同じ日が29,88mなので、昨年よりはまだ約50㎝ほど少ないのですが。

昨年の満水は6月半ば(15日ごろ)だったので、まだあと20日ほどあります。

昨年の最高水位は30,02mでした。

ただ、現在の水位でも例年より高いことは確かです。

また、昨年の増水で被害を受け、まだ状況が回復できていない人たちがたくさんいます。

川沿いで暮らす人たちは、比較的生活が苦しい人たちが多いので状況は深刻です。

Rua dos Barés, em Manaus. — Foto: Jucelio Paiva/Rede Amazônica. マナウス市内セントロ

すでに2つの通りが水に浸かったそうです。

アマゾナス州ではソリモンエス水系を主として35市町村が被害を受けています。

Casas em Careiro da Várzea, no interior do Amazonas, também já foram atingidas pelo rio. — Foto: Divulgação/Defesa Civil Careiro da Várzea

マナウスの対岸の町も水に浸かっています。

Casas de moradores já foram atingidas pelas águas do rio. — Foto: Divulgação/Defesa Civil どこまで水が上がるのか?

現在の一日の増水量は1~2㎝になってきています。

このままあと20日間 増水し続けるか、そろそろ増水も止まるか?!

心配なところです。

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ほっと一息

2022年02月13日 | アマゾン河

大きな仕事が一つ終わって ほっと一息の日曜日。

先週はなんやらかんやらで 帰宅が遅くなる(とは言っても午後4時ぐらいだけどね)ことも多くて、ワンコニャンコのお世話も夫に丸投げになっていました。

というわけで、久しぶりにソファーに座ることができた母の周りは ワンニャン溜り。

 足にすり寄るコロナ

 お尻をべったり チコちゃん

 ママはまくら 伝助くん

ニャンコたちは周囲に散らばって寝ています。

今回の仕事はしんどかった。

年齢の影響が大きいでしょうねー。

毎年同じ仕事やっていたはずなのに、おまけに今年は若い人たちがすんごく助けてくれたのに、この疲労感。

ほんと、若い人たちのパワーってすごいわ。

おばさんが一つの仕事に四苦八苦して2個も3個も仕事をこなしていく。

でもね、若い人ばかりでなく ペケママ世代の人たちも若い人並みに働いてる。

すごいなー。

自分の仕事にやりがいを持っている人って強いわ!

一方ペケママは年末以来の目の不調が長引いて、投薬期間が終わってすぐの先々週末には また目の状態が怪しくなった。

本番に最悪の状態になってしまったら どうしましょう?!

というわけで、一週間ドキドキ。

仕事は周囲に頼りっぱなし。

夫に迷惑をかけるのを承知で家事の手抜きをしまくり。

そんなこんなでしたが、無事にイベントは終了。

お世話になった皆さま ありがとうございました。

 

仕事が本当にしんどい時、思い出す友人が二人います。

二人ともペケママと同じ仕事をしていました。

家族が色々大変だった友人は、家事と仕事が大変と愚痴るペケママに

「ペケママさん、仕事がしんどかったら 家事の手を抜いてもいいのよ。2,3日部屋が汚くても 死ぬことはないわよ!!」

と言ってくれました。

昔からしっかり者で、頼りになった友人。

どんなにつらい状況でも、決して泣き言を言わない友人の言葉は この言葉を聞いた時よりも、時間を経た今になって私の励みになっています。

もう一人は若くしてこの世を旅立ってしまった友人。

とにかく仕事が大好きで 頑張り屋さんだった彼女は、体の不調をぎりぎりまで周囲に訴えることができずに、ある日 突然この世を旅立ってしまいました。

身体の不調に耐え切れず 仕事を早退した彼女は、自宅の玄関先で倒れていたそうです。

彼女を最初に発見したのは、学校から帰宅した娘さんでした。

 

この年齢になって 仕事をしていて体がしんどくなると、この二人のことをよく思い出します。

旅立ってしまった彼女は、きっと今の私とは比べられないぐらい しんどかったのだろうな。

彼女の出来事があるから、自分でしんどかったら休もうという気になれる。

そして私にアドバイスをしてくれた彼女。

本当につらいことをたくさん乗り越えた彼女は、私に言ってくれた言葉を自分自身にも言い聞かせて、いろいろなことを乗り越えてきたのだろうな。

そう考えながら、自分に折り合いをつけて仕事をしていこうと思っています。

同僚達には頼りになりっぱなしになるかもしれませんが、そこが自分の限界かな...と。

もしも、それができなくなったら、自分の仕事の幕引きなのでしょう。

そんなことを考えた今年のイベント後でした。

 

 

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上へまいりまーす

2021年11月15日 | アマゾン河

あらまあ のっけからアンニュイなコロナちゃんのお姿。

でもねえ、ショパンの調べの雨音は、きっともっと優しい音だと思うのよ。

こんな 屋根を突き破るようなどしゃどしゃどしゃぶりでは 無いと思うの。

母がテラスに浸水除けのトタン板並べて レンガを重ねなくてはいけないような、そんな雨ではないと思うわ。

しかも あなた、そんな雨だというのに、そして 雷がお隣に落ちたらしいというのに、お庭で遊んでいたでしょう!!

雷の音に驚いて 泥だらけの足で 掃除したばかりの お部屋の中に逃げ込んで来たでしょう?!

ネタは上がってるのよ!

あら、失礼!

ついつい 感情的になってしまいましたわ。 オホホㇹ

例年ですと まだまだ乾季が続いているはずのアマゾン。

今年はすでに雨季の装いです。

毎日 雷とともに強い雨が降っています。

乾季ですと 雷雨があってもその後 また お日様が顔をのぞかせ、強い日差しが照り付けるのですが、今年は雷雨の後もずっとはっきりしない空模様が続き、一日に何度もゴロゴロ ゴロゴロと雷鳴が鳴り響いています。

唯一 お日様が顔を出してくれるのは 午前中 早い時間帯だけ。

なので、そのすきを狙って 猫たちは一斉に日向ぼっこ。

 お日様はありがたいニャ

こんな日が続くと きっと来年も大水害が起こるかもしれないね、なんて夫と話をしていたら、ちょうどお昼のニュース番組でネグロ河の水位が上昇に転じたとのニュースが流れました。

例年、10月末から12月初めにかけて 最低水位を記録するネグロ河。

今年の最低水位は11月5日に記録された 19m44㎝でした。

今までの最低水位の記録は、2010年に記録された13m63㎝ですから その時より約5m80㎝ほど高いということになります。

ただし、過去には1974年に21m84㎝の最低水位だったこともあり、観測を記録し始めて以来(1902年以来)20m超えの最低水位は10回程度あったようです。

そのような時でも 特に次の年に特別水位が高くなるということには ならなかったようです。

なので 今 特別来年の満水期の心配をする必要はないかもしれないのですが...

今年は乾季とは思えない雨量で、このことが来年の満水期にどのような影響を与えるか、注意深く見守り必要があるとニュースでは言っていました。

市当局も今年の浸水状況をベースに、浸水マップを作り 対策に当たっているとのことでした。

被害を受けた方たちにとっては 心配な季節がまた始まりそうです。

 

 

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地に足がついた

2021年07月13日 | アマゾン河

6月半ば観測が始まって以来、ここ119年で初めてという30m2㎝という最高水位を観測したネグロ河(アマゾン河)、6月末から水位は減少に転じました。

今日7月13日の水位は29m67㎝。

「たった」35㎝、されど35㎝。

35㎝水位が下がるとね、何が起こるか⁈

地面が見えるのよーん!

これが...

こうなる!

おお!

地面が見える!

何か月ぶり?

6月1日以来 閉鎖されていたセントロのバスターミナルが再開されました。

今までは完全に水没し、閉鎖されていたのよ。

1か月半ぶりの再開!

でもね、水が引いた後も色々大変なことも多いんです。

まずは路面の整備。

水に長い間つかることで、アスファルトがかなりのダメージを受けています。

それをすべてきれいにしていかなくてはいけません。

特に長く水に浸かっているところは大変です。

また、水が運んできたゴミの片づけ。

これは大変な仕事だそうです。

増水期間も6トンを超えるごみの処理が必要だったということですが、水が引いたことでそうしたごみが路上に残るわけですから。

流れてきたゴミあり、その場で捨てられたゴミあり。

住民のモラルの問題もありますね。

また、水に浸かっていた地域の人たちは、自宅や自分の勤める職場の掃除も大変。

「たった」35㎝、「されど」35㎝、「ようやく」35㎝。

最高水位記録後の後始末は、まだしばらく続きそうです。

 

 

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笹の葉 さーらさら

2021年07月06日 | アマゾン河

ん?

七夕様?

気が付いたら 明日は七夕なのね。

ああ、今日かと思ってた。

日付があいまいになっている 初老のペケママです。

七夕様だというのに、マナウスは今日もひどい雨。

ここのところずっとです。

例年ならこの時期は乾季に入り、畑の灌水も大変になってくる頃なのに、今年は水をやりすぎて なんと根腐れを起こしてしまった!

ペケママ、栽培人として良心の呵責に悩まされております。

 

さて、今年30m2㎝という、観測が始まって以来の高水位を記録したネグロ河、すでに減水が始まって2週間以上がたとうとしています。

実質15㎝程度 水位が下がったそうです。

増水の影響が一番出ていたマナウス港、旧税関跡広場では...

こんなだったのが...

こうなったそうですよ。

おお!

地面が見えている!

 

ただし先週末からの大雨で、セントロの商店街では再び水が店内に入ってきてしまってきているそうです。

大体水位が下がったとはいってもまだ30m近いわけですからね。

ごもっともな話です。

店によっては排水ポンプをフル稼働させても まだ完全には排水できないところもあるとか。

 

実はペケママ、ブラジルに30年近く住むくせに、まだお空の上の牽牛織女がわからない。

大体南半球で見えるのだろうか?!

一番大切なところですけどね、そこのところ!

 

とりあえず、あしたの夕ご飯は「そうめん」かな?

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repiquete

2021年06月16日 | アマゾン河
昨日今日と、雨季かと思うような激しい雨が降りました。
それもね、いきなり降り出すのよ。
今朝なんて、私が家を出る時には青空まで見えていたのに、スーパーで買い物している間にもんのすぐーい大雨になっちゃった。
うん、あれはすごかった。
買い物が終わって家に戻る帰り道では、普通に道路を車で走っているのに3回も穴にタイヤを落としちゃったわ。
幸い大事はなっかったけど...
車さん ごめんなさい。

今朝は川のほうでは竜巻まで起こったみたいです。



空から雲の足のようなものが下りてきているのが見えるかな?

さて、こんなに空から雨が降ってくるのに、これが地上に影響しないわけがない!

先週ずっと30mの水位をキープし、今週になって月曜日に1㎝ほど水位が下がり 注目されたアマゾン河(ネグロ河)。
空から落ちてくる雨粒をひたすら貯え、何と水位が再び上昇してしまいました。
一昨日29,99㎝から一気に3㎝も増え、今日の水位は30m2㎝
これぞまさに、観測史上の最高水位でございます。

こんな風に一度ピークを記録しその後次の状態に移行し始まったのに、何らかの理由でまた最初と同じような変化の動きに戻り、最初に記録したピークを越えてしまうような状態を repiqueteと言うのだそうです。

以前...たしか2011年だったかに 最低の水位を記録した時にも起こったのよね。
一旦最低水位を記録したのに、その後上昇を少しした後 また水位が以前より下がったっていうこと。

水位の上昇がこのまま続くことはないと専門家は言っていますが、それでもセントロの水害を受けている地域の人たちはかなりがっかりした様子でした。
市側は一度設置した特別歩道などをさらに高い位置に設置し直したということです。
     *     *     *     *     *
アマゾンはこんな風に雨が多くて...なんて話している一方で、ブラジルの中央部から中西部にかけては水不足が深刻化してきています。
サンパウロ市に水や電力を供給するダムは水量が心配されているし、昨年ひどい火災が起こったパンタナール地方では今年も乾燥による火災が心配されているそうです。
アマゾンの水を持って行くことのできるようなシステムがあるといいのになあ...

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