ジングルベール ジングルベール
の音楽は今はそれほど聞かれないようですが、いつの間にかクリスマスイブですね。
今年は幸い、あっという間にクリスマスイブになっていました。
というわけで、ペケママもちょこっとクリスマス準備。
母の塗り絵を飾って、スパークリングワインを買って
それだけですけどね。
そんなわけで、今日も夕焼けが美しい。
明日も良いお天気、良い日になりそうですよ。
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ブラジルでは、クリスマス前に二つの大きな事故がありました。
一つ目はバスの事故。
先週の金曜日20日の朝7時、ブラジル東北海岸部バイア州内陸の都市に向けて、サンパウロのチエテバスターミナルから長距離バスが出発しました。
チエテのバスターミナルから目的地までは1日半の旅程です。
旅程の半分を過ぎた土曜日の夜中、ミナスジェライス州の街道を走っていた長距離バスの前を、対向車線を走っていたトラックから落ちてきた大理石の板が塞ぎました。
長距離バスはよけ切れずに大理石板に激突、炎上し45人のバスの乗客乗員のうち38人、後続の乗用車に乗っていた3人、合わせて41人が焼死しました。
ミナスジェライス州は大理石の産地として有名ですが、事故の原因となったトラックの運転手は事故現場から徒歩で逃走しまだ逮捕はされていないようです。
今回の事故はこれまでに起こったバス事故の中でも、最も多くの被害が出た事故だということです。
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そして、22日日曜日、ブラジル南部のリオグランジドスル州のグラマードという街で小型飛行機が町に墜落するという事故がありました。
午前9時過ぎグラマードの隣町カネーラの空港を離陸した小型のプロペラ機は、午前9時15分には高度を下げグラマードの民家の煙突に接触しそのまま家具店に墜落しました。
飛行機にはサンパウロ州ジュンジアイに向かう実業家(小型機の所有者)一家が乗っており、小型機の乗客乗員10名が亡くなり、町の人たちも17人が病院で手当てを受けたということです。
小型機にはブラックボックスの設置は義務となっておらず、墜落の原因を追究するのは墜落現場の様子と墜落時のビデオからのみとなってしまうということです。
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ブラジルではクリスマス(NATAL)は家族で過ごすのが一般的で、そして大切なこととされています。
ふたつの事故とも、家族親戚みんなでクリスマスを過ごすことを楽しみにして、家路に向かっていた人たちが犠牲になってしまったことと思います。
本当に悲しい事故でした。