今日 夫は入院しました。
明日手術になります。
非常に難しい手術になると、先日の主治医の先生との面談で言われました。
と 同時に...
ブラジルから来て、1ヶ月に満たない期間でこの大手術にたどり着ける、この運の強さはなかなかないことだとも言われました。
ブラジルから誰の紹介状もなくメールで問い合わせただけなのにもかかわらず、この専門病院の事務の方の素早い対応で診察の機会を得、この分野の権威のお医者様に巡り会え、そしてたった一日だけ空いていた手術日に席を得ることができました。
もちろん運もあるでしょうが、それだけでなく 多くの方々のご厚意とそしてご自分の職に対する真摯な取り組みに助けられ、ここまで来ることができたと感謝にたえません。
そして、私たち家族が ここに至るまでに手助けしてくれた多くの方たち。
病気を知り心弱くなった夫を支え、日本に着いてからの病院通いの付き添い・事務的な手続きをすべて行ってくれた末妹、折あるごとに東京から来てくれて、入院のための準備や夫のための洋服等をすべて揃えてくれた真ん中妹、本当にありがとう。
姉としてあなた達を頼るばかりで 心苦しい限りですが、今回はとにかく頼りにしています。
あなた達なしでは ここまでたどり着くことはできませんでした。
それからブラジルに残してきたわんこにゃんこの世話を引き受けてくれている友人たち、職場の方々。
特にサンパウロから飛んできてくれた友人。
わんこ経験も無いのに 3匹のわんこと格闘し、4匹の猫たちの世話をし 家を切り盛りしてくれる姿は、すっかり肝っ玉母さん!!
本当にありがとう。
夫と同じ病院で闘病なさった、自身のお母さまの経験を教えてくれた友人りこぴょん、家族3人の思い出に残る旅行を作ってくれたNさん、改めて高校時代の友人の繋がりの強さを感じました。
すべて整っていた組織の仕事から 一時とはいえ、抜けることをこころよく認めてくださった職場の方々、申し訳ありませんでした。
サンパウロでの病院通いの頃から、娘が夫について病院通いをすることを認め、海外からのリモートワークを容認してくださった娘の職場の方たち。
おかげで夫も私も安心して日本での治療に取り組むことができました。
その他にも夫のことを心配してくれる夫の友人の方々、知り合いの人たち、どうもありがとうございます。
明日の手術がたとえ上手くいっても、それからまた厳しい治療が続いていくことと思います。
それでも まず、明日の手術がうまくいくこと。
今はそれだけを祈りたいと思います。
ここまで私達家族を支え、励まし、力づけてくれた方たちに感謝するとともに、あと一つだけお願いをしたいと思います。
どうか どうか 明日の手術がうまくいきますよう、心の片隅で一緒に祈ってくださったら幸いです。
よろしくお願いします。