水泳必修

先週、マナウス市内西部地区で、麻薬組織を市警察が急襲しました。
この麻薬組織には「殺し屋ジョニー」として恐れられる男がいます。
襲撃の際、組織と警察は激しい銃撃戦になりました。
「殺し屋ジョニー」は、銃弾をかいくぐって逃走。
何軒かの家の壁を乗り越え、住宅街の路地に入り込みました。
路地は袋小路。
逃げ場を失った「殺し屋ジョニー」は、路地を流れる「ビットリア川」に飛び込みました。

．．．が、残念なことに「殺し屋ジョニー」、泳ぎを知らなかったんですね。
そう深い川でもなかったらしいですが、アップアップとなり「助けてくれ～」、それまで激しい銃撃戦を交わしていた警察に助けを求めました。

「殺し屋ジョニー」を助けた警察は、すっかり「殺し屋」の面影がなくなった「ジョニー」の隠れ家から、たくさんのコカインなどを発見、押収しました。
「殺し屋ジョニー」は、そのまま警察に連れて行かれ、刑務所行きとなりました。

テレビでもラジオでも、このニュースはこう結ばれていました。
「みなさん、悪者になるにも、泳ぎの習得が必要なんですよ！」
悪者になるのも、努力のいるものです。

ゴキちゃんがいっぱい！

職場で、ニスがついて、カピカピのカチカチになった「はけ」を掃除しました。
一本、二本じゃないのよ。
１０本以上、ごっそり。

一本一本洗っていたのではきりがないので、大きなバケツにシンナーをどぼどぼあけて、全部をいっぺんに浸しました。
いちどにはきれいにならないので、そのまま、一晩おいて次の日．．．

おお、おお、バケツの底に、べたべたのニスの塊がくっついています。
一本一本水洗いをしてシンナーを落としていきますが、やはり何本かどうしても落とし切れないのがあります。

しかたない、もう一度シンナーに浸しておくか。
汚いシンナーを流しに流して、バケツに新たに新しいのをどぼどぼ。
これでよし。

しばらくして、窓の外から職場の上司の声がしました。
「うわあああ、なんだ～、こりゃ～。」
はい？
なんですか？
「ゴキブリが．．．ゴキブリが～！」
見ると、そこには、大量のゴキブリが．．．
しかも、大小とりまぜて．．．
ベンチに座って思索を巡らせていた上司の足元に、突然わいて出てきたのだそうです。

どうやら、下水管にシンナーが直接流されたため、下水管を住処とするゴキたちが一斉に出てきたらしいです。
とすると、この大量ゴキブリ、私のせい？
．．．としか考えられない．．．

もうしわけありません～。

「そのゴキブリたち、シンナー中毒患者になっていますから、襲ってくるかもしれませんよ。」なんて、バカ言っていたのは私です、はい。
申し訳ありません．．．かさねがさね。

おかげさまで、今日はシンナーを流しても、何も出てきませんでした。
まあ、「はけ」を掃除しながら、下水管も一緒にきれいになったということで、お許しくださいませ。

それにしても．．．
シンナー中毒でラリってるゴキブリって．．．笑えるかも！

それにしても、あんなに大量のゴキブリ、久しぶりに見たわ～。

空はきれいでも．．．

空を見上げると、きれいな三日月と対になって輝く金星。
なんだか、二つの組み合わせがかわいらしくて、思わずパチリ！

ペケちゃんとぽにょ猫みたいだわ。

夜の７時頃にはこんなにきれいな月が見えたのに、この日は夜中から、大雨と雷になりました。

雨季も終わりに差し掛かり、しとしと降る日が少なくなってきました。
とはいうものの、ネグロ河、ソリモンエス河の水位は上昇中。
現在、２００９年に記録した最高水位27ｍ90ｃｍ（大体です）まで、あと約５０ｃｍというところまで水位が上昇してきています。
２００９年の最高水位は６月２日でしたから、それまでにはあと２カ月ありますからね。
水位がこのままの勢いで上昇を続ければ、これを濾すのは必至。

現在アマゾナス州内１５の市町村で非常事態宣言が発令されました。
これらの自治体には、住民への生活物資の援助や、増水に備えた「橋」などの建設が始まっています。
マナウス市内でも市内の中心部を走るエドワルド・ヒベイロ通り付近では、下水が逆流するなどの現象が起きています。
また、河の水が下水管などに流れ込んできているため、ネズミやゴキブリなどが異常に出て来ているとか。
２００９年に大きな被害を受けた市民市場付近の商店などは、土嚢を積み上げるなどの自衛措置をしたり、すでに電気機器などを他の場所に移している店もあるそうです。

河を見に行かなくちゃと思いながら、なかなか見に行けない日々です。
今週こそ、行ってこよう！

お犬さま用 タコご飯

週末に日本食料品やさんで「タコの足」を購入。
夫の大好物。
下ごしらえも夫です。

タコの足の下ごしらえは、ちょっと面倒。
吸盤の中の汚れもしっかり取って、ぬめりを取って、叩いて、お米と一緒に煮ます。
こうすると、臭みが残らず、柔らかく仕上がるんだって。

仕上がったタコの足は、お刺身にしたり、酢の物にしたり...
その部分は私の担当。

で、この「タコの足」、大歓迎の人たちが他にもいます。



わたちたちでしゅ～

そう、わんこたち。

一緒に炊きあがるお米をドッグフードに混ぜてもらうのが大好物。
夢中で食べてくれるので、夫はもう大喜び。
最近では大サービスして、足の先っぽ入れたりして。



さて、最近、近所に、子犬を連れた犬の親子が出没しています。
子犬は生後２，３カ月ぐらい？
もうごはんは一丁前に食べる。
いつも母親にくっついて歩いて、母親も、ご飯を食べるときにはまず子供を食べさせて、それから自分が食べるなどの気の使いよう。
すごくいい親子なんです。
夫も、夜にわざわざ「かりんちゃーん、おしっこ行こうか～？」などと言い訳を言って、この親子を見に行くぐらい。
難点は、この親子犬、ドッグフードを食べないの。
お肉とか混ぜたら食べるかな～って思っても、上手にお肉だけ食べていく。
手に負えません、はい。

この日は、夫は一念発起。
子犬ちゃんのために、お米を柔らかめに炊きました。
っていうか、完全に犬のためのご飯がメインになっていて、タコが添え物になってしまっているんですけど。

で、これを混ぜてあげました。
ドッグフードに。
今度こそ、全部食べてくれるかな？

期待に満ちて、次の日、容器を取りに行くと．．．
ほとんど全部、残っていました。
ごはん。
がっくり。

まあ、このままそっくり、別な野良餌に流用するから無駄にはならないんですけどね．．．


それにしても、この親子にドッグフードを食べさせるには、どうしたらいいんでしょ？！

ペケママ家 盗難事件

ペケママ家で盗難事件が発生！



注・ドッグフードの袋です。

被害は、この程度で済みましたが、これを放置しておいては、この先の家庭内の治安にかかわる！

というわけで、我が家の司法長官ペケペケが「非常警戒宣言」を発令。



ぺ・「非常事態です！何としても犯人を捕まえるでしゅ！」

目撃者の情報から、二人の容疑者を検挙。



目撃者Ｐさんの話
「はい、ママしゃんがいなくなってからですね、大きな黒い影がぬぬぬーって動き出してですね、ぼりぼりしたでしゅよ。」

検挙された二人。



「私は何もしていません！」と悲痛の叫びの容疑者Ｋさん



「へっ、それぐらいのことで、がたがた言うない！」とふてぶてしい態度の容疑者Ｔさん

警察は極秘のうちに捜査を開始。
その動きに、容疑者Ｔは逃亡を図り...



容疑者Ｔは目撃者を追跡、危ない！目撃者



そこに、警察の命を受けた、刑事かいぬしが登場。



めでたく容疑者を捕獲しました。

逮捕された容疑者...いまとなっては犯人Ｔの話



「皆様、大変お騒がせいたしました。深く反省しております。」


これでペケママ家の平和もしばらくの間は保たれることでしょう。
めでたしめでたし。



司法長官ペケさんの訓話
「おめー、もうやるなよ。ありゃー、野良犬のためのえさだからな」

．．．ペケ姉さん、おしり、でかすぎじゃないですか？

一休み

土曜日の午前中、エネルギー切れしてしまいました。
めまいがひどくなり、起きていられない。
この日は、夫は朝から仕事。
一人で、娘のフランス語の送り迎えや、お買い物の付き合い、夜のフェスタの送り迎えもしなくてはなないので、結構大変。
家事やわんこたちのお世話もあるしね。

というわけで、夫が出かけてから、３０分ほど休息。
ソファーに横になったら、速攻でぐー。

どうやら、黒わんこたちも、一緒にグーしていたみたい。
娘による書証拠写真が...



どの部分がかりんちゃんで、どの部分がチコちゃんかわかる？

この「一休み」が良かったのか、その後はめでたく復活。
その後、お迎えもお買い物も滞りなくつきあえました。



か・お答え！
左側の部分が、わたちです。



ち・右側が、わたち。
首が折れてるって？！



ぺ・わたちは、ママがゆっくり眠れるように、別のソファーにいたでち。



ち・もっと近くによって、見てみて～。

お買い物

娘と買い物に行きました。
目的は、お友達のお誕生日プレゼント買い。
娘自身のお誕生日も、今度の週末なのですが、とにかくこの時期はお誕生日ラッシュなのです。

まずは、今日の夜、ピッツアやさんでお誕生会のあるペドロ君。
１６歳です。
ピッツアやさんは招待された側が自分で払う形になるので「プレゼントはいらないよ」とのことでしたが、やはり形ばかりは整えないとね...
豚さんとネズミさんのマグネット式のメモ挟み。
かわいくって、迷わず購入。
二つで１４レアイス（約７００円）ですから、まあ妥当でしょう？
ペドロ君の反応が楽しみ。

もう一つはアマンダちゃんの誕生日。
アマンダちゃんはラサール時代からの仲良し。
昨年は、お母さんのケッサが亡くなるという悲しいことがあったけど、お父さんと二人で元気にしています。
こちらは１８歳。
これは悩む。
娘は難しい顔をして「ママ～、１８歳になったら、何が欲しいかな～。」
今度１６歳を迎える娘にとっては、１８歳は大人に思えるのかしら。

手っ取り早く「本人に聞いてみよう」ということで、娘は「欲しい本かＣＤの名前」をメールで尋ねました。
それをしっかり持って買い物のに行ったのに...
どちらもなし。
あら困った。
さてどうしよう。
服はサイズも好みも難しいし、バッグも今一つ...
ブラブラあるっていると、通路に店を出している時計やさんがありました。
見てみると、いろいろデザインがあって、かわいい。
これならいいかも。
というわけで、１８歳に「ふさわしい？」ブレスレット型の時計を購入。
１４０レアイスが40％割引きで８３レアイス（約４０００円）でした。
ちょっと「がんばりすぎ？」っていうお値段だったけど、「カードはママも連名にしてね」っていうことにしました。
なんといっても、マナウスに来たばかりのころは、姉妹のようにしてくれていたアマンダちゃんですから！
喜んでくれるといいな。

お昼は久々にＳｕｂｗａｙ。
一口食べてから娘と顔を見合わせ「何だかブラジリア思い出すね～」。
ブラジリアに受験旅行中は、毎日夕食、こればっかりでしたからね。
でも、久々にショッピング、楽しかったわ！

さようなら ProfessorRaimundo

夕方、娘を待ちながら車のラジオを聞いていると、Chico Anysio　が亡くなったことを伝えていました。
家に帰って、テレビを見ても、ブラジルのニュースはその話題ばかりです。

Chico Anysioは、ブラジルでも有名なユーモア俳優。
ブラジルのユーモア俳優は、日本の「お笑いタレント」とはまたちょっと違って、自分で作り出した人物を面白おかしく演じて、一つの番組を作り上げていきます。
Chico Anysioの名前を知らなくても「Escolinha do Professor Raimundo」のRaimundo先生なら知っている人もいるのでは？
実は私も　Chico Anysio　といえば、Raimundo先生しか思いつかないのです。
彼の年表を見たら、私が見ていたドラマにもずいぶん出演していたみたいですけどね。

Chico Anysioは１９３１年、ブラジル東北部セアラ州の田舎の町で生まれました。
８人兄弟の末っ子で、１５歳の時にはもうリオに出て来て、俳優としての道を歩き始めました。
６５年の俳優人生の中で、２００もの役柄を生み出してきました。
現在、ネット上で、「Chico Anysioのどの役柄が好きだったか？」の投票が行われています。
結果が楽しみ！

昨年以来体調を崩して入退院を繰り返していたそうですが、先週からまた体調が悪くなり、リオの病院に入院していました。
「死んでいくのは大変残念だ。」というのが最後の言葉だったとか。
本人は、まだまだ俳優として、頑張っていけると信じていたのだとか。

来月の１２日に８１歳の誕生日を迎えるはずだったのだそうです。
遺体は２４日、リオのＴeatro　Municipal　で人々とのお別れをし、その後、家族に見守られながら、火葬にされるそうです。



（写真はＧ！から転載させていただきました。）

熟睡中

娘を学校におくって、家に戻ると、いつもは「わんわん」うるさいわんこたちが、今日はやけに静か。
どうかした？
そっと家に入ってみると...

熟睡しているわんこたち。



「ウナギ犬」といわれる　かりんちゃん。
伸びる　伸びる。



昨日、寝返りをしたら、そのままソファーからコテンッて転げ落ちた　チコちゃん
そんな犬いる？！



二階に上がって、夫の寝室を覗くと...
ペケ姉さんが、一人で寝てました。

わんこたちが熟睡中なのを見て、ぽにょ猫姐さんがやってきました。



ぽ・ママしゃん、こんなに静かなの、久しぶりですねぇ。

ぽ・あの「ちび犬が来てから、家の中が騒々しいのなんのって...」



ぽ・で、久しぶりにでしゅねぇ、ママのおひざ抱っこしたいんでしゅけど...

おおおお、心行くまで抱っこしなさい...
とはいうものの、ずっしり来るこの重さ。
あんた、しばらく抱っこしない間に、重くなったねえ。
ひざからばっちりはみ出しているし...

そんなこんなしているうちに、風がバタバタと吹き始め、びっくりしたわんこたちが飛び起きてきました。
あっという間に空が暗くなり、大粒の雨がバタバタと落ちてきます。

激しい雨は１５分ほどでおさまりましたが、そのあともぽつぽつと降り続いています。
お掃除もお洗濯も終了。
道路がぐしゃぐしゃなのでわんこ散歩にも行けないし、雷が鳴っているのでＰＣもできないし...
なので、職場に恒例の「お片付け」に。

...職場停電でした。
室内真っ暗なので、仕方がなく、箱を軒下に運び出して整理してたら、蚊に刺された...
しょぼん。

お昼ごろからお日様がさしてきました。
現在午後３時、足もとには、すっかりだらける黒二匹。



ああ、のどかねえ...

森の贈り物

娘の部屋をお掃除中、ベランダから発見！
後ろの森の中に、オレンジ色の花。



極楽鳥花（Ave de Paraíso）です。



雨季に入って、毎日雨が降っているので、森の植物もぐんぐん育って緑がとても濃くなっています。
乾期だと、葉っぱもちらほらになってしまいます。
そんな緑に、オレンジ色の花が、燃えるように映っています。



今日はスーパーに行ったのに、明日の朝の果物を買うのを忘れてしまいました。
果物を自家製のヨーグルト和えにして食べるのが、毎朝の習慣。
仕方がないので、庭のパパイヤの木から、ちょうどよさそうなのをもいできました。

このところの雨で、伸びに伸びたパパイヤの木。



何度も切り戻しをしているので、幹が驚くほど太くなっています。
小さな脚立では届かないので、大きな脚立に上って取りました。
お隣の家のメイドさんがびっくりしてみていました。

高いところの実は、面倒臭いので普段は採りません。
おかげで、その実を目当てに、毎日のように鳥たちが集まってきます。
で、その鳥をみてぽにょ猫姐さんが「うにゃうにゃ」騒ぐ。
「うにゃうにゃ」鳴いているぽにょ猫姐さんを見て、遊んでもらえると勘違いしたチコちゃんははしゃぎだす。

毎日賑やかなペケママ家の庭でございます。