アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

入隊式

2012年04月30日 | 生活
先週の金曜日、娘の学校の砲兵隊の入隊式がありました。



中学2年生(7年生)になると「工兵隊」「歩兵隊」等々の活動に参加して、軍の活動の模擬体験をすることができます。
娘は最初は「工兵隊」だったのですが、昨年「砲兵隊」に移りました。
ご近所ガブリエル君とかパウロ君、仲良しのミレイナちゃんとかもみんな一緒。

「砲兵隊」ですから、こんな訓練もします。





高射砲の打ち方。



射撃

大砲の打ち方などもやるそうです。

昨年は別な場所で「ペイントボール」などもやりました。
今年は予算の関係でカットなんだって。
娘たち、非難ごうごう!

ところで、娘とご近所ガブくん、自他共に認めるおっとりのんびりコンビ。
こんな二人、「ペイントボール」では「弾」に当たらなかったの?
ガブリエル曰く「ちょこまかネズミのように逃げます。」
娘曰く「死体役は任せてください。」
射撃の成績は、全然みたいです。

こういうやつらが、のんびり軍の学校に行っている...
ブラジルって、やっぱり平和だ...



射撃は下手でも、活動は楽しいみたいです。

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サボイ

2012年04月30日 | 料理
ご近所ガブリエル君の家から、黄色い木の実をいただきました。



「サボイ」という名の果物らしいです。
少し大きめの「プラム」見たいな感じ。
ただし、かなり酸っぱいよ!
熟れ熟れをいただいたので、一つだけぺろっと丸ごと食べられたけど、普通の人はだめでしょうね。
私、酸っぱいの大丈夫なの!
ジュースにするにはかなりお砂糖を入れる必要がありそう。

ということで、「ムース」にしました。
コンデンスミルクとクレーメデレイチ(いつも思うのですが、これって日本でなんて言うんでしょう?生クリームでもないしね...)、お湯で溶かしたゼラチンをどばーとジューサーに入れて、ガーッ!
容器に入れて冷蔵庫で冷やしたら出来上がり。
ねっとりした口当たりに、さわやかなサボイの香りがたまりません。
ただし、夫はこれでもまだ「酸っぱい!」といっておりましたが...
娘は「おいしい!」って容器ごと抱えて食べていたわ。

おいしくできたので、ガブリエル君のおうちにもおすそわけ。
そうしたら...
お土産にまた「サボイ」を山ほどくれた!
またムースか?!
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特別枠の問題

2012年04月29日 | ブラジル雑記
水曜日に、マナウスのFUNAI事務所にインディオが押し掛けるという事件がありましたが、木曜日にはブラジリアでインディオ関係の騒ぎがありました。

ブラジルの入試では、定員に「黒人枠、黒人等の混血の人枠」などの特別枠があります。
そのほかにも「公立学校卒業生枠」「低所得家庭枠」など。
この「特別枠」はすべての大学に適用されているものではなく、採用については大学側の裁量によるものらしいです。(この辺確かでは似のですが。)

木曜日、国会で「ブラジリア大学にインディオのための特別枠を設けるか否か」について採決が行われていました。
ブラジリア大学、国立ですからね。
こういうときに論議されるんですね。
その時、ある国会議員が「インディオについては、すでに混血枠、低所得家庭枠に含まれており、あらためて特別枠を設けるべきではない」と発言。
これに対して、議会を傍聴していた二人のインディオが猛烈に反発、この議員に対して暴言を投げかけ、警備員らによって外に連れ出され、投票はその場で中止されました。

この「特別枠」については、賛否両論あり、実際にさまざまな問題も起こっています。
具体的には、試験で高得点をとった受験生が不合格になり、「特別枠」で受験した生徒がかなり低い点数でもごうかくできるということです。
本来なら合格できない、社会的経済的ハンディのある生徒を合格させるという点では、本来の目的を果たしているかもしれません。
しかしこうしたことにより、普通に受験した生徒の不満が募り、差別をなくすために導入したシステムで、逆にこの「特別枠」で入学した生徒に対しての「差別」が出て来ているとか。
また、大学の入試点数の平均がぐっと下がるため、大学の学力レベルの維持にも問題が出て来ています。

現在グローボ局のお昼のニュースで、ブラジルの教育問題についてリポートをしているのですが、それを見ていると、農村部とかアマゾナスの「ヒベリーニョ」と呼ばれる「川辺で生きる人たち」の子弟が教育を受けるために学校に通うことは、容易なことではなさそうです。
想像できない...と言ったほうがいいかも。
毎日暗いうちに起きて何時間も歩く、そしてようやく通学バスに乗れるとか、通学バスのないところでは乗り合いのトラックの荷台に乗る、川辺の子供たちは毎日1時間以上カヌーをこいで通学ボートの発着所まで来る、そしてようやくボートに乗れる。
ものすごい努力をして学校に通っているのです。
だから、勉強したいという生徒にはチャンスを与えてあげたい。
でも、そうすることによって、上に書いたような問題が起こってくる。
難しいです。

今回はたまたまインディオによる騒動と言うことで、問題が浮かび上がりましたが、本来は社会の構造全体の問題だと思います。
教育分野だけの問題ではありません。

娘とこのことを話したときに娘が言っていました。
「ブラジルも日本みたいに、みんなが同じ条件で同じように受験できるようになるといいのにね。」
日本よりもはるかに広い国土を持ち、たくさんの人種がさまざまな生活状態で暮らしているブラジル。
そこにたどり着くのは、ずいぶん時間がかかるでしょうね。
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霧が出た

2012年04月28日 | 生活
木曜日の朝、マナウス一帯が濃い霧に包まれました。

朝、4時過ぎに外に出たときには「あれ?霧が出てるかな?」と言う程度でしたが、5時を過ぎたころから、どんどんあたりが白くなってきました。

2階の窓から表側を見ると...



いつもは、手前の木の向こう側に、街並みが見えます。

後ろの窓から見ると...



幻想的?!

朝6時、娘を送ってセントロ方面に行くと、だんだん霧は晴れてきました。
こちらはアスファルトが主ですからね。
森の中の空港方面は、家のほうより霧がもっと濃かったみたいです。
午前4時ごろから、飛行機の離発着ができなくなり、着陸する予定の便は、お隣のロライマ州のボアビスタとか、パリンチンスに着陸したとか。
マナウス発の便は、4便がキャンセルになったそうです。

もしも、娘のブラジリア旅行がキャンセルされていなければ、この日に出発の予定だったのよね。
もしも出発までに霧が晴れなければ、大変だったわね。
キャンセルされたのは不幸中の幸い?!

霧は、日が高くなるとともに消えていきました。

ブラジル上空に寒気が流れ込んできているそうです。
南のほうは、かなりの冷え込みになってきているとか。
もう5月ですものね。
昔、娘が3歳ぐらいの頃に、グラマードに旅行に行った時には、気温9度でした。
たしか、あれはちょうど今頃だったわ。
いつも暑い中にいると、寒いのがあこがれになるんです。
7月にリオのへゼンジに旅行予定の娘は、今から冬服をだしてわくわくしています。
へゼンジは、リオ州の中でも高地にあるので、かなり冷え込みます。
フィンランドからの移民によって作られたきれいな街です。
ここには陸軍のアカデミアがあって、広い演習場などもあります。
ここで、7月休み恒例の「学内対抗戦」があるのです。
これに参加する予定。
まあ、これも学校側の都合でキャンセルにならないのを祈るばかりですけれど...

寒いのが苦手な母は、ちょっとでも気温が下がると「今日は冷えるねぇ...」
冬の日本へは、帰れません。

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インディオ

2012年04月27日 | ブラジル雑記
夕方、娘が予備校から出てくるのを待って、車の中でラジオを聞いていました。
夕方6時、交通情報は欠かせません。

と、いつも通る道の名前が聞こえてきます。
「マッセイオ通り、FUNAI(インディオ保護局)の事務所が、インディオたちによって占拠されました。付近は渋滞が予想されます。」
この通り煮込まれると、他に逃げ道がないんです。
まいったなあ...
でもまあ、聴取者からの渋滞コメントは入っていなし(渋滞がひどいところでは、聴取者からの情報が刻々とはいるんです。)、何とかなるかな?

道路は混んではいるものの、何となく流れています。
問題のFUNAI事務所前を通過。
開いている門から、通りすがりに中を覗くと、報道記者らしい人たちが山ほど。
でも、幸い通りには混雑はありません。
ほっと一息です。

さて、この日の騒ぎは、インディオたちがFUNAIのマナウス支局長の更迭を求めて起こしたものだそうです。
この日の午後1時、MURA族、KOKAMA族、BARE族など20人のインディオたちが、手に手に弓矢や槍を持ってFUNAI事務所に押し掛けました。
その後、軍警察を交えて話し合い、あらためて熱の日に話し合いを持つことで、インディオたちも納得したそうです。



FUNAI事務所に要求を携えてきたインディオたち

アマゾナス州には、171の正式に登録されているインディオ居住区、52の正式に登録されていない居住区に64部族、合わせて約8万7千人のインディオが住んでいます。
こうしたインディオたちは独自の文化、言語を持ち、アマゾナス州内には60の独自の言語があるそうです。
中にはマナウス市内、また近郊に住むインディオたちもいて、その人たちは「デザルデアド」(村のない人)と呼ばれています。
「村のない人」と呼ばれていはいても、彼らは「カシッキ」を中心としてまとまり、中には街中でも自分たちの生活様式を貫くために周りの住民との軋轢を生む場合があるとか。

もともとは独自の文化を持ち、周りとの交流はあまりなかったインディオたちですが、現在は自分たちの細工物を売ったり、観光施設で伝統のダンスを披露したり、マンジョッカ芋の栽培をしたりして生計を立てています。
インディオの社会と、私たちの住む社会はいろいろな点で異なるため、インディオたちがそうした経済活動をすることは、なかなか難しいことです。
その手助けをするのがFUNAIなのですが、なかなかうまく活動ができていないようです。
FUNAIという組織自体、何年か前にかなりの額の予算が削られ、苦しい経営を求められているとも聞きます。
市内にあった病気のインディオたちが街中に出てきて医者にかかったり、検査を受けたりするときに停まる宿泊施設「インディオの家」も閉鎖になりました。

多くのインディオが存在する場所にいながら、残念ながらこのことについて語られること、学校で授業に取り上げられることはほとんどありません。
私自身も、もっとアマゾナス州のインディオのことについて勉強していきたいです。
そうしたら、またブログに書きますね!
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ここも上昇中

2012年04月26日 | アマゾン河
娘の予備校での授業が終わるのを待つのは、橋の上。
ここは、ネグロ河本流から300m?ほど内陸に入ったところです。
イガラぺー(川)が流れています。

私が来たばかりのころ、8年ほど前には、この河に沿って「パラフィッタ」と呼ばれる、高床式の木造のバラック小屋が立ち並ぶ貧民街でした。
現在は市の再開発事業により、元の住民が市で準備したこぎれいな住宅に入ることができ、パラフィッタが立ち並んでいたところは公園になりました。

そこを流れるイガラペー。
ネグロ河の水位の上昇の影響を受け、水位を上げて来ています。


2012年3月28日


2012年4月16日


2012年4月23日


2012年4月26日

車の中からとった写真なので、わかりにくいかな?
水位が上昇していることだけはわかってもらえるかと思います。

本流のネグロ河、本日の水位29m09cm。
2009年の記録まで、70cmを切りました。
マナウス市民がよく訪れる近郊の街、イタコチアラでは唯一外部とのアクセスになる道路にかかる橋が崩れ、街が孤立してしまう心配が出て来たそうです。
そのほかにも、街全部が水につかり、普段バスや車が通っているところでは、カヌーが代わりの交通手段になっているとか。
この週末にはまた河を見に行ってみようと思っています。
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ファッションショー

2012年04月25日 | 生活
3月に、コストレイラ(縫い子さん)のGiulianaに注文した娘の洋服ができてきました。
残念ながら、予定していたブラジリアへの旅行は、学校の都合でキャンセルになってしまいましたが、まあ、服は無駄にはなりませんから。

紺色のブレザーとワンピーススカートのセットはいつでも使えますしね。

その他に作った普段使いのワンピース。



細かい花柄模様。
ごくごくシンプルなデザインです。
これに合わせて作ったはずの、黄色いレース使いのボレロが、ワンピースに似合わん!
レース生地がかなり余っているので、Giulianaのアドバイスに従い、クリーム色のワッフル生地を使って、またまたワンピースを作ることに決定。
まずは、生地を探しに行かないとね。
ちなみにこの生地は、1m12レアイス(600円)。
1m半使用。



日本のファッション雑誌に載っていた服をもとにして作ってもらったワンピース。
ブラジルでは...っていうより、マナウスではあまり見ないタイプかな?
かわいらしくできあがりました。

これも上のワンピースと同じ生地代で、使った量も同じ。

今回は合計6着作ってもらって、縫い賃は合計で200レアイス(約1万円)でした。
市販のものを買ったら、ワンピース1枚分にも満たないわ。
娘、旅行がなくなったのはがっかりですが、洋服だけは手元に残るのでほっくほくでした!

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グループ学習

2012年04月24日 | 生活
日曜日、娘の友達がわらわらと集まって、グループ学習がありました。

今回は「工作」。
美術の宿題で「インカの遺跡」を作るんだって。

何日か前から材料集めに走り回りました。
だれが?
母が・
なぜに...
非常に疑問はありましたが、私もこういうの結構好きなもので。

当日、部屋の中はこの状態。
...ここ、私の部屋なのよ!





座る場所がない!



と言う中で、どっしりと座り作業をするルーカス君。



これをひたすら作っています。
...これって、なに?



ガブリエル、働けよ~





問題の物体は、山でした。
できあがりは、結構いけてるでしょう?
って、出来上がってるのは、山だけ。
これからここに街を作っていくんだって!

この日のおやつは、ポップコーン、ピッツア、パイナップルケーキでした。
出したら5分で完食!
おそるべし、高校生の胃袋?!
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んば~ 執念のぽにょ猫様

2012年04月23日 | わんこにゃんこ


「んば~」で始まった「んば~教」。

ペケママ家の動物たちが、次々に洗脳されていく中で、一人孤高を保っていたかりんさん。



そのかりんさんを執拗に狙うぽにょ猫。



ぽ・私の目線ネコビームが効かないなら、次は薬草作戦だわ。



かりんさん、どうやら怪しい薬草を飲まされてしまった様子。


か・ああ、なんだか、気持ちが悪いわ...

どうなるかりんちゃん?!
危機一髪!

そして、とうとう...



んば~。

んばー教に染まってしまいました。



か・教祖様、こんなもんでいいんでしょうか?
ぽ・そうね、まあまあかしら。



ち・おねぇたん、とうとうそまったでちか?
か・面目ないわ...

一方、その頃2階では密談が...



ぺ・ぽにょ猫姐さん、ミッション完了ですな。
ぽ・ふふふ。
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はみだしもの

2012年04月22日 | わんこにゃんこ
ある朝、夫の部屋をお掃除に行くと、ぽにょ猫姐さん、熟睡中。



でもでも、みなさん、足もとにご注目!

足、ベッドの外にはみ出してるよ。
こんなので、良く寝られるなあ。

しばらく眺めていたら、目を覚ました。



おおあくび。
それでも、足ははみ出したまま。

rurueさんのコメントのお勧めに従って、今週末は娘に命じて!ぽにょ猫をお風呂に入れさせました。
結構楽しそうに入れていましたよ。
ネコ用シャンプーがなかったので、犬用使いましたけどね。
お風呂が終わって娘が一言。
「ああ、さっぱりした。すごい抜け毛だったね~。今度、また一年後ね。」
おい!
来週...せめてさ来週にはまた入れてください!

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