夫のワッツアップ(日本のLINEのようなSNS)のアカウントが乗っ取られました。
気がついたのが 午後の3時半。
娘から「お父さんから ポルトガル語でメッセージが入っているんだけど、どうかしたの?」と電話がありました。
我が家は普段 日本語のみで やり取りをしています。
その時はそれほどおかしいとは思わなかったのですが、よく考えてみたら その時間 夫は携帯電話を家において、犬の散歩に行っていたはず。
あれ?
と思った頃には 多くの友人 知人から「ペケパパさんから 変なメールが届いているんだけど」という報せが どんどん送られてきていました。
友人たちに送りつけられたメッセージは ポルトガル語あり、日本語あり。
ただし 日本語の方は 明らかに翻訳ソフトを利用したらしい 妙な日本語です。
友人の中には 言葉巧みに相手の口座番号を聞き出した人も。
後で警察で照会してくれましたが、納税者番号(CPF)などは該当が無かったそうです。
さて、こんな時 頼りになったのは やっぱり娘でした。
彼女が調べてくれた手順をもとにして その後の処理。
まずは何より 友人知人への「ワッツが乗っ取られました。おかしなメッセージに注意してください。」のお知らせ。
次に電話会社に連絡して 電話回線を一時停止しました。はじめに応対してくれたオペレーターは「必要ない」と言ったのですが、やはり大切な処置だったらしく 、一度電話を切ったあと 再度電話しなくてはなりませんでした。
それから警察に行って被害届けを出しました。これを出しておかないと、もし誰かがお金を払ってしまったようなときに、自分たちの責任になってしまうこともあるとか。ブラジルでは何があっても すぐに「被害届けを出せ」と言われます。
その後 電話会社に行き チップを交換して再び同じ番号で電話の再開を依頼しました。これは以外に時間がかかり、電話が通じるようになったのは 次の日の午後でした。
ワッツアップのアカウントは 本来サービスセンターに連絡して ブロックするそうなのですが、私達は慌ててアカウントを削除してしまいました。
電話が再開してから 新しいアカウントを開くことになったのですが、以外にこれで良かったのかも。
ブロックしてしまうと 30日間はブロックされたままになってしまうそうですから。
そんなこんなでしたが、幸いにも問題が起こってから2日後には 一応普通にワッツも電話も使えるようになりました。
今 ブラジルでは、ワッツアップ関連の詐欺事件が 非常に多く起きているそうです。
みなさんも ご注意ください。