アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

夫、目の手術

2012年10月31日 | 料理
夫、目の手術でした。
「ものもらい」ができて、そのままにしておいたら、本来外に出るはずの「膿」が下まぶたの内側で固まって、「できもの」のようになってしまったんですって。
だから、早いうちに診察に行ってらっしゃよって行っていたのにー。

まあ、いまさら文句を言っても仕方ないので、とりあえず、手術です。

朝、夫は自分で目医者さんに。
私のかかりつけの、目医者さん。
ショッピングセンターに併設したメディカルタワーの中にあります。
私も緑内障の手術をしたところです。
お医者さんは別ですけどね。

私は仕事をいつもより少し早めに出て、いったん家に帰り、わんこたちを散歩に連れて行って、ご飯を上げてから目医者さんに。
手術は午前11時ぐらいからということでしたが、きっと遅れるでしょうからね。

午前10時半、病院着。
夫、まだ待合室にいました。
午前11時少し過ぎ、呼ばれて手術室の待合室に入りました。
私は待合室で、待ち続け。
どうやら、うちの夫が最後の患者さんみたい。
みんな、ここ、来るのが早いからなー。

12時少し前、手術を終えて出てきました。
手術したほうの目は、ガーゼがしてあります。
投薬の注意などを聞いて、診断書をもらい、階下のショッピングセンターへ。
ショッピングセンター内の薬局で指定された薬を買います。

さて、用事は済みました。
時計を見ると、娘をお迎えに行く約束の時間まであと30分。
ここから娘の学校までは、車で10分ぐらい。
家に戻っている時間はないし、早くつきすぎちゃったら、暑い車内で夫を待たせるわけにも行かないし…

というわけで、ショッピングセンター内の輸入物やさんへ、ウイスキーとワインを買いに行きました。
品物を選んでレジに持っていくと、「昨日の嵐の影響で、カードが使えないんです。」とのこと。
そう、昨夜、ものすごい嵐があったのよ、また。
夜からずっと停電している地域もあって、町中が大混乱なんです。
カードが使えないでは、ウイスキーはあきらめだわ。
そんなに現金持ってないしね。
というわけで、2本で50レアイス(2500円)というワインだけを購入。

そんなこんなしているうちに、あらあら、もう娘との約束の時間。
駐車場を出たとたんに、娘から電話がかかってきました。
娘を拾って、私と夫はお昼がまだだったので、久しぶりにマックへ。
夫からマックリクエストが出るなんて、本当に珍しい!
学校でご飯を食べてきたという娘も、結局サラダやハンバーガーをつまんで、3人で2セット。
ちょうどいい量です。
おなかいっぱい!
今のマック、セットメニューだとポテトかサラダかが選べるところがうれしいですねー。
ポテト2つだと、いつも食べきれなく経、炭水化物の変な満腹感というか膨腹感ばかりが残ったものですが、一つをサラダにすると、ポテトもちょうど良い量で、おいしく食べられます。
久しぶりだったので、おいしかったー。

マックを出るころには、夫も片目でいろいろなことをするのに少し慣れてきたみたいです。
最初は歩くのも恐々でした。

今日の夕方には、もうガーゼをとっても良いとのこと。
明日には車も運転できます。
まあ、眼球そのものを手術したわけではないですから。

そう大変な手術でもなくて、よかったです。
が!これからは、早めに病院に行くようにしてくださいね!
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ちょっと考えたこと

2012年10月30日 | 人間
先日、知り合いの人と話をしていました。
日本から来た日本人です。

この方の家の電化製品が壊れてしまったそうです。
で、新しいものを探したのだけれど、高い。
聞くと、お値段高めのショッピングセンターで探したということで、もう少しお値段手ごろな電化製品やさんが入っているショッピングセンターを紹介しました。
そうしたら、「そこに行くお金がない」と。
そう遠くもないし「タクシーじゃなく、バスで行ったらいかがですか?」と言うと、
「そんなバスがあるんですか?でもねえ、帰りがねえ…もって帰ってくるのが重いじゃないですか。」
知りませんよ、そこまでは。
配達という手もあるじゃない。
本当に必要だと思ったら、バスででも抱えてくるんじゃない?
ブラジルの人たちは、そうしてますよ。

「新品は高いので、中古を買おうと思うんです。」とその人。
「そうですか。でも、中古のそういう種類の電化製品は、すぐに壊れるかもしれませんよ。」と私。
「いいんです、とりあえず使えれば。」

いろいろ話していくうちに、その壊れてしまった電化製品と言うのは、人から借りていたものだと言うことがわかりました。
「だったら、修理したらいかがですか?新品を買うほど高くないし、どの道、そういうものは借りたときと同じ状態で返さなくてはならないでしょう。」と言うと、そうしたくないんだって。
その電化製品を貸してくれた人が、最近この方にあまりよくしてくれない、嫌がらせのようなことをするので、その人のものは直したくないんだそうな。
なので、中古を買って、とりあえずそれを使って、その借りている電化製品は壊れたままにしておくんだとか。

「でも、返すときには、壊れたまま返すわけにはいかないでしょう?」と私が言うと、
「知らん振りしちゃいますから。」
「ブラジルはすぐに裁判に持ち込むので、話がこじれると、訴えられるかもしれませんよ。」(実は借りているのはその電化製品だけでなく、そのほかいろいろ絡んで来るようでしたので…)
「そのころには、ブラジルから出ちゃっていますから。」

?!

どこかで聞いた話と似ていない、これ?

つい先日、日本のニュースで話題になった、沖縄のアメリカ兵の話。
女性を乱暴して、その次の日に日本を出国しようとしていた、あの空軍兵。

アメリカ兵のほうは、相手に身体的な被害を与えているので、大きく報じられました。
でも、この日本人の方のやっていることも、相手に身体的な被害を与えていないだけで、同じことじゃない?
相手のものを壊してしまっても、知らん振りをして返しておいて、ブラジルから出国してしまえば法的にも責任はなくなるからかまわない、って。

大なり小なり、外国から来ている方たち(私の場合かかわるのはほとんど日本人ですが)が帰国する時って、こういうことってあります。
ピアノのレッスンをしていたときには、最後にちょっとした記念品だけおいていって、お月謝を払わずに帰ってしまった人がいました。
電化製品を売っておいて、品物はブラジルを出る日に相手に渡す。
で、買った人が「壊れている」と気がついたときには、相手はもうブラジルにいない。
メイドに、自分がアパートを出た後の後始末を頼んでおいて、いざすべてが終わってメイドが指定された場所に鍵を届けに行った時には、実はその人はメイドへの支払いを何もおいていかなかったとか。
まあ、細かいことを数え上げればきりがない。

私も「帰国」したことがあるから思うのですが、「帰国」するって、とにかくとにかく忙しい。
いろいろな人へのご挨拶やら、荷物の整理やら、とにかく目が回るよう。
で、本当に毎日の生活が、足が地面についていないみたいになっちゃうんですよね。
なので、前述したようなことも、おこりがち。

でも、「帰国」したほうの人は、帰国後の国で新しい生活を始めるのに大忙しで、こういう「瑣末な」ことはすぐに記憶の中にまぎれこんでいってしまうのですが、そう「された」ほうは、結構長く記憶に残って「ああ、あの人はこんなことがあったなあ。」って思っちゃうんですよね。
たとえ、どんなにその人との良い思い出がたくさんあっても、最後に一つでもそういうことがあると、そちらの「気になる思い出」のほうが大きくなってしまう。

ブラジルに来たばかりのときに、お世話になった周りの人たちに言われたんです。
「外国で、日本人である私達が、無事に安全に暮らしていけるのは、その国の人がいろいろ気を配って助けてくれているからなんだよ。だから、そういう国やその国の人をRespeita(尊重)していかなくてはいけない。」と。
ブラジルは日本とは生活習慣も国民性も違うから、いろいろ困ることも多いし、不満に思うこともあるけど、人間が暮らしているんだから、それは仕方がない。
それは日本で暮らしていても同じだと思う。
ここで不満に思うことは、きっと日本で暮らしていても同じように不満に思うはず。

私は、まだまだブラジルで暮らしていくことと思うけど、最初に教えられたこの言葉を忘れずに、「相手はブラジル人」ではなく「相手は同じ人間」、「ブラジルはブラジル人の暮らす国」ではなく「ブラジルも私と同じ人間の暮らす国」と考え、私らしく、でも「沖縄のアメリカ兵もどき」にならないように気をつけて暮らして行きたいと思っています。

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リオの少女売春

2012年10月29日 | ブラジル雑記
つい先日、マナウスの少女売春の話を書いたばかりですが、昨日のTV Globoの番組「Fantastico」でリオのファベーラ「Rocinha」の少女売春について特集していました。

Rocinhaはサンコンハードの山肌に広がる、リオデジャネイロ最大とも言えるファベーラです。
長く、麻薬の密売組織により、「Poder Paralero」(二つの支配 ブラジル政府と麻薬密売組織による支配)といわれる状態が続いていました。
昨年11月に、麻薬組織の元締めが逮捕され、組織が弱体化したことにより、「Poder Paralelo」はほぼ終わりを告げました。

その後、政府はファベーラ内にUPP(軍警察の駐屯所)を設置。
治安が安定したことにより、多くの外国人を含む観光客が、このファベーラを訪れるようになりました。

そうした中、「麻薬よりも利益が出る」少女売春が盛んになってきます。
ファベーラを案内するガイドや、観光客を運ぶタクシーの運転手などが、「これは」という観光客を見つけては、話を持ちかけます。
話がまとまると、「仲介者」のところに連れて行く。
仲介者は、少女達を実際に客に会わせて、「商品」を選ばせます。

TV Globoの記者は、外国人観光客に成りすまし、この「仲介者」に会い、隠しカメラを用いて、売春組織の全容を取材しました。
この「仲介者」は同時に麻薬の売買も行っており、放送された映像には、麻薬を買う客や、販売元との会話も記録されています。

この取材を元に、警察は捜査を進め、先日、この「仲介者」は逮捕されました。
ただ、こうした少女売春の斡旋罪の場合、長くても10年程度の懲役だとか。
まあ、彼の場合は、そのほかにも麻薬売買もあるわけですが、すべての罪の懲役をあわせても、長くても30年以内ぐらいでしょう。
ブラジルの30年の懲役の場合、すぐに出てきますから…

ここで売春を行っていた少女達は、マナウスのように遠くからつれてこられた少女達というのは少なく、ほとんどがリオ市内、Rocinhaのファベーラ内の少女達だということです。
中には、実の母親に売春を勧められたという少女もいるとか。

先日も書いたことですが、これからワールドカップやオリンピックといった大きなイベントを控えて、こうした状況を改善させることが大きな過大だと思います。
また、観光客として訪れる人の側には、少女売春はブラジルではとても重い罪になるということを覚えておいて欲しいと思います。
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盛りだくさんの日曜日

2012年10月28日 | 生活
昨日、結局家に着いたのが、夜中の12時過ぎ。
で、朝、夫は「朝5時25分出発!」と宣言。
どこに?
ゴルフだす。
そりゃーねー、お日様が少しでも低いうちのほうが、涼しいのはわかるわよ。
でもね、そこまでして、ゴルフ…?!
なんというか、意地というか、根性というか…

そういう私も、夫より早く家を出て、ウォーキング。
夫には「もう少し、明るくなってから行きなさいよ」っていわんれたんですけどね。
そりゃー、少しでも涼しいうちのほうが良いでしょう。

家に着くと、すぐに今度は、畑の水遣りに出発。
ここのところ、少しずつ雨が降っているので、それほど乾燥はしていません。
でも、さすがにもうおしまいの時期なのか、オクラはしょぼしょぼ。
先週までは、いっぱいなっていたんですけどね。

家に戻って、リオのお友達とお電話トーク。
今年74歳になる「お友達」。
話題はもっぱら「健康ネタ」。
「「認知症」に関する本を借りて読んだら、なんだかみんな当てはまるみたいで、もう、怖いわー。」というので、「大丈夫よ、私が電話しても「ペケママさんってどちらのペケママさん?」って言わないでしょう?」って言ったら、笑っていた。
年末にご主人様を亡くされて、しばらくずっとふさぎこんでいた彼女ですが、最近「体操」と「テニス」を始めたとか。
特に「テニス」はご夫婦そろって大好きで、農場にテニスコートを作ってしまうほどでした。
「今度は「転んで骨を折ったー」なんてことにならないようにね!」って言って、電話を切りました。

私がブラジルに来て、働き始めたばかりのころにお世話になった「お友達」たち。
20年を経て、みんな70歳を越しました。
幸いみなさん元気いっぱい。
折に触れ電話すると、「今、サンパウロに遊びに行く途中なのよー」とか、70を超えてなお「仕事に行くから、また後でねー」とかいう人たちばかり。
最近やっと「ペケママさん、若いからー」と言ってくれるようになって、ほっとしています。
ずっと「同じ年代」って思われていましたから。
ちなみに私、まだ40代です。

さて、そんなこんなしているうちに、娘がおきてきました。
今日はね、市長選挙の決選投票よ。
娘を連れて、投票所へ。
最初のときと比べて、静かー。
しかも、チラシのごみが一枚もない!
前回、チラシのごみがマナウス市内で15トン(何かで30トン超えという数字も見ました)出たそうで、今回は配布が禁止になったんです。
投票も、あっという間に済んだそうです。
昨日の予想では、前回の投票で優勢だった男性候補が60%、女性候補が40%ということでしたが、さて、どうでしょうか?

選挙を終えて帰ってくると、夫がゴルフから帰ってきました。
で、「ご飯食べに行こうよ!」
先日、スペイン料理のレストランを発掘したそうで、昨日娘と場所を探しに行ったのよね。
でもね、今日は「禁酒令」の日。
選挙の禁酒令ね。
なので、外ご飯をしても、ビールは飲めないのよ。

というわけで、今日のお昼は、先日の残りカレーを使った「カレーうどん」でした。

あー、何か、いろんなことしたなー、たった半日で…
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15歳のお誕生日パーティー

2012年10月27日 | 生活
娘の仲良し、ミレーナちゃんの一歳違いの妹、カミーラちゃんのお誕生日。
プレゼントを買ったものの、すっかり忘れていました。
娘に言われて思い出しました。
失礼しました。

夜8時、娘を送って、パーティー会場まで。
今日は、軍の住宅内にある会場でやります。
場所はすぐわかったのですが、肝心の会場は…?

ああ、あそこ。
あそこに風船が飾ってある。
きっとあそこだね、と、娘を車から降ろしました。

夜11時過ぎ、娘をお迎えに。
娘が「そろそろ失礼します。」とミレーナちゃんママに告げたところ、「それでは」と「パラ ベンス」(お誕生日の歌を歌いながら、ろうそくを吹き消すこと)を早めてくれたとのこと。
「だから、もうちょっと待っていてね」と、電話で娘が言います。
で、待ちました。
15分ぐらい?
もう、車の中で、あやうく眠っちゃうところだったわよ。

車に戻ってきた娘の手には、抱えきれないほどの「Doce」(甘いお菓子)。
すごかった!
おまけに車がカーブしたところで、コンデンスミルク製のお菓子をドレスにこぼすし。
ほんのちょっとだったんだけどね…
私が持っていたDoceはカップがチョコレート製で、ふと気がつくと、手がべたべた。
いや、おいしかったんですけどね、みんな。

さて、この日の娘、「私、久しぶりに、「途方にくれた」よ。」とのこと。
はじめに見つけた「風船のあったパーティー会場」。
娘が中に入ってみると、いるのはちびっ子達ばかりで、かかっている音楽も小さい子供用。
「これはおかしい?!」と思い、外に出た娘、その辺をうろうろ、探します。
見つからない!
で、ミレーナちゃんに電話。
ミレーナちゃん、電話に出ない!
しばらくかけ続けると、やっとミレーナちゃんママが電話に出ました。
で、説明を受けたけれど…
わからない!
泣きそうになったときに、お友達のホザーニちゃんとパブロくんが到着。
二人とも、お父さんがミリタールですから、ここはすでに知っていたみたい。
二人に連れて行ってもらって、娘、無事にパーティー会場にたどり着いたというわけです。
お疲れ様でしたー。





きれいどころー…の真ん中にパブロくん。



カミーラちゃんとパパの「ワルツ」。
パパ、ややぎこちない?!



「おみやげ」はカミーラちゃんママの手作りの「小物入れ」でした。
素敵な「15歳のフェスタ」、おめでとう!
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今日は金曜日!

2012年10月26日 | 生活
金曜日ー、ですが、娘、学校お休み。
先日の水曜日が本当は休日だったのですが、その日に授業をやって、その振り替えで今日がお休みになったんだって。
まあ、連休になって、娘達も助かる?
午後の予備校はしっかりあったんですけどね。

金曜日ー、ですが、夫、会社お休み。
これはお仕事の関係。

金曜日ー、ですので、私、お仕事お休み。
これはいつもの通りです。
パートのおばさんの私、金曜日は平日にしかできないこと(病院にいくとか、車の用事とか…)のためにお休みです。

なので、金曜日ですが、気分はすっかり「週末!」。
夫は直前まで「釣りに行こうか、ゴルフに行こうか」悩んでいたようですが、結局ゴルフに。
私は、ここのところ、ずっと右肩が痛く、右手を上げることができないでいます。
ここ2日ばかりは、夜、横になって、右側に少しでも体重がかかると、痛みで目が覚めるほどになってしまいました。
なので、とりあえず「マッサージ」に行ってみることにしました。
保険が利かないのでやはり「お高い感」がありますが、とりあえず何時間もお医者さんを待たなくても良いですから。

マッサージに行って、右肩が痛いことを伝え、とりあえず首筋から背中、そして肩にかけてもみほぐします。
で、肝心の右肩。
いろいろな角度に腕を上げ、あっちに引っ張り、こっちに引っ張り。
そのうちに、肩の中ーのほうで「くきっ」!
骨がはまった?
肩があがるようになりました。
脱臼していたみたいです。
中のほうの骨が。
どんな状態だったのかはわかりませんが…
その影響で、右側がいたいのをかばうために、腰が痛くなり、首が痛くなりで、体中が不調だったみたい。

マッサージ師さんは「癖になると困るので、なるべく早いうちにもう一度きてください」とのこと。
ごもっともです。
だって、まだ完全に骨が収まっていないみたいな感じなんですもの。
いやいや、まいったわ。

夕方、予備校に娘を迎えに行こうとすると、停電。
おいおい。
昨日は、東北沿岸地方で、何州かにわたる「大停電」が発生したばかり。
もしかしたら、ここでも?!と思い、少し早めに娘をお迎えに出ました。
そうしたら、何のことはない、停電しているのは我が家の一角だけ。
なーんだ。

でも、この日の停電、結局3時間ぐらい続いていました。
娘を連れて家に戻ってみると、真っ暗な居間で、ろうそくの光の中で、夫がサンマを食べていました。
なんだかなー。
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少女達の行方不明事件

2012年10月25日 | ブラジル雑記
昨日、「子供の連れ去り事件」のことを書きました。
今日は、新聞に、もっと身近なところでの、ショッキングな記事が載っていました。

マナウスからネグロ河大橋を渡った対岸、イランドゥーバの街でこの10月だけで、すでに20件の少女と子供の行方不明事件が発生しているということです。
これは家族などから警察に届出があったもので、それ以外にも発生していると考えると、実際の発生件数はもっと多くなると思われます。

少女達の行方不明には「売春グループ」が関与しています。
現在ブラジル国内には、わかっているだけで240あまりの「売春グループ」が存在しているそうです。
「人身売買」は「麻薬売買」などよりも、ずっと「利益」が大きいそうで、「ブラジルマフィア」の大きな財源になっているとか。
今回のイランドゥーバの事件も、そうしたグループのひとつが関連しているとのことです。

グループの中心はある程度の年齢がいった「大人」ですが、実際に活動するのは少年達です。
少年達は、町に出て、少女達を誘います。
で、誘い出された少女達が、グループの手中に落ちていくというわけです。
検挙された少年達は「僕達は、なにも一緒に来るように強要したわけではない。彼女達がついてきたんだ。」と警察には話しているそうです。
実際に少女達の中には、少年達に誘い出されるわけでなく、無目的で家を出てふらふらしていたり、その日の宿を得るために男性を誘うという行為を繰り返している少女もいます。
こうした少女達が、少年達の格好の的になるわけです。
また、こうして連れ出された少女達の中には、今度は自分が別の少女達を誘う役をやらされる場合もあります。
女の子が女の子を誘うなら、安心なのかしらね、やっぱり?
なので、まあ、「行方不明」とは言っても、昨日の事件のように「誰かに無理やり連れ出された」とか、「だまされていやいや連れて行かれた」というケースばかりではなさそう。
特に、12、13歳以上の女の子の場合はね。

行方不明になっている多くは少女達で、幼児売春、少女売春などをさせられています。
少女達は最初、マナウス市内の売春宿に連れて行かれ、ポルノフィルムなどに出演するか、実際に売春をさせられるかし、それを拒否すると、グループのベースになっている「農場」に連れて行かれるのだそうです。
そこで薬物などを投与され、売春をさせられます。

今回2人の少女がこの「農場」から逃げ出すことに成功し、このグループのことが明らかになりました。
少女達は、一人の女性の助けで「農場」から逃げ出すことに成功し、そのままイランドゥーバの街の警察署に駆け込んだそうです。

ブラジルには「幼児売春 少女売春」が存在します。
それが多い都市が主としてブラジル東北海岸部、レシフェやフォルタレーザなどの都市、北部内陸部、マナウスやポルトベーリョ
といった都市です。
これからワールドカップ、オリンピックの開催を控えて、こうした「闇の社会の商売」がますます活発化していくことが懸念されています。


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子供連れ去り事件

2012年10月24日 | ブラジル雑記
2011年7月、バイア州の田舎の貧しい家から、5人の子供がすべて連れ去られるという出来事がありました。

サルバドールを州都に持つバイア州、内陸部はセルトンと呼ばれる、乾燥地帯が続きます。
この地方は、一年のうちにほんの何ヶ月かしか雨が降らず、農業をするにも牧畜をするにも、厳しい条件のところです。

このセルトン地方のある小さな村で母親が5人の子供と暮らしていました。
父親と母親はすでに別れていましたが、父親は5人の子供の養育費と母親の生活費をきちんと負担し、母親は5人の子供たちの世話に専念することができていました。
母親は末っ子の女の子を出産したばかりだったので、父親が毎日4人の息子達の学校の送り迎えをし、学校で父母会などがあるときには、二人で必ずそろって出かけていっていたということです。
父親はほかの人の畑の大変な仕事を請け負って、休み無く働き、子供たちと母親の生活費を稼いでいました。

そんなある日、この家族の生活が一変しました。

最初に連れ去られたのは、生後2ヶ月の末っ子の女の子。
二人の警官と裁判所の書記官が「裁判所の命令だ」と言って、赤ちゃんを連れて行きました。
母親は「すぐに子供は戻ってくる」ものと考えていたそうです。

その2週間後に今度は4人の男の子達が連れて行かれました。
このとき、7歳の長男は「お母さん、僕を隠してよ。行きたくないよ。」と逃げようとしましたが、警官に捕まって連れて行かれました。
村の中は騒然としましたが、警官が「妨害すると逮捕するぞ。」と人々を遠ざけたそうです。

父親はその後、街の「Censelho Tutelar(児童保護施設)」に行き、何とか子供たちの行方を突き止め、子供たちを取り戻そうとしましたが、逆に職員とトラブルになり、警察に捕まってしまいました。
父親の保釈金5000レアイス(約25万円)を払うために、家族は祖父母の家を売りました。
現在、祖父母は家を買った人の善意で、そのままそこで暮らしていられるそうですが…

このことがきっかけとなり、州の「児童少年保護局」が新たに調査を始め、今回の問題が世間に知られるようになったということです。

裁判所の説明よると、子供たちを連れ去った理由として、「この家族は貧乏で、小さな子供たちにろくに食べ物も与えていない。学校にも通わせずに、毎日働かせている。」という密告があり、そのために子供たちを「救い出した」とか。
この「密告」は事実とまったく異なり、近所の人たちも、子供たちが通っていた学校の先生達も、父親は本当に良く働き、決して子供や母親を飢えさせるようなことはしなかった、母親は、5人の子供たちの服を洗濯したり、子供たちの食事を作ったりして、よく世話をしており、子供達はいつもこざっぱりとした格好で、元気いっぱいな素直な子供たちだったと言っているということです。

この「事件」を番組として取り上げたテレビ局の調査によると、この「養子事件」には一人の女性がかかわっているということが明らかになってきました。
この女性が目をつけた家庭の子供たちについて、女性とつながっていると思われる裁判官が「養子縁組のための命令書」を作成、その「命令書」をもって警官と裁判所の書記官が子供たちを取り上げに行くという筋書きです。

テレビ局は5人の子供たちの行方を捜しましたが、5人の子供たちを「養子」にしたという家族とは、すべて接触ができませんでした。
ブラジルでは、「子供の売買」が大きな社会問題として存在します。
「児童少年保護局」と裁判所は、この事件を「不正養子縁組事件」とし、密告をした女性と「命令書」を出した裁判官を「捜査中」だということです。
5人の子供たちが、せめて養父母のもとで幸せに暮らしていれば良いのですが…

また、この事件が明らかになって以来、この地方で同じ「密告女性」と見られる女性に言葉巧みに誘われ子供を養子に出してしまった人、また女性の誘いを断ると今回のように「裁判所命令」により子供を「連れ去られて」しまった人が何人もいることがわかりました。

今後、この子供たちが親元に帰れるのかどうか、とても気になります。


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ワニだー

2012年10月23日 | 生活
朝4時半、いつものように夫とウオーキングに出かけます。
800mほど離れたAV.DasTorresに向かって、てく てく てく。
行きは下り坂。
道路や、遠くの町の明かりを見ながら、てく てく てく。
両側は、草むらなので、虫の声が、りりりりり。
空には星が光っていて、地平線のあたりがうっすらと明るくなってくるころです。

と、前方、路肩近くに、何かが。
うわあ、やだなあ、何か轢かれてる?
歩調を落とさずに、てく てく てく。

近くまで来ると、何か爬虫類みたい?
体調40cm程度。
イグアナ?
いやいや、これって…
ワニー!!!

夫に「ねえねえ、ワニだよ、ワニ!」
でも、夫、歩調を落とさずに「えー、イグアナでしょ。」

折り返し点の新車置き場。
私は野良えさをやって、水を替えて、夫は柔軟体操で、足の筋肉を伸ばして。

で、帰りもてく てく てく。

さっきのところまで来て、夫が「うわ、そうだよ。やっぱり、ワニだよー。」

でしょー、ワニよ、ワニ。

いくら、アマゾンとはいっても、路肩にワニが死んでいるのには、さすがに初めて遭遇しました。
周りに池もないし、車に轢かれた訳でもなさそうなので、だれかが捕まえて死んでしまったのを捨てたのか?
まあ、ここの近くにはいなくても、ゴルフ場の池には何匹かいて、落ちた子猫食べちゃうって言うし、職場の近くのイガラッペー(小川)にもいるしね。
考えたら、ここにいても、別に唐突ではないんだけど。

でもやっぱり、びっくりしたわ。
死んでいるものなので、写真には撮りませんでした。
ワニも小さいと、かわいいのに…
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ガブリエルのお誕生会

2012年10月22日 | 生活
先週のことですが…
ご近所ガブリエルくんの15歳のお誕生会がありました。

ブラジルでは15歳は特別な年齢。
女の子なら大掛かりなパーティー。
知人の娘さんは日本円で200万円以上をかけたとか。
ブラジルのお金で4万レアイス?
我が家でも一応あちらこちらのパーティー会場の見積もり取ったけど、この値段、納得です。
だって、会場代だけでも日本円で10万円いじょうかかるところもあるんですもの。
もちろん、そういう豪華なパーティーばかりでなく、おうちで親しいお友達だけを招いてとか、会場は借りるけど、デコレーションなどをすべてお父さんお母さんがやるという手作りパーティーもあります。
大切なのは、お祝いをする気持ちですものね。

さて、ガブリエルくんもようやく15歳。
飛び級、飛び級できている彼は、高校2年生も終わりごろになって、ようやく15歳!
はじめてあったのは、学校の入学手続きのとき。
私達の前に並んでいたのよ。
話してみると、あらあら、家が近所じゃない?
というご縁で親しくなって、今では送り迎えを助け合ったり、わからない勉強はちょこっと駆けつけあって助け合ったり、すっかり兄弟のようです。
なので、ガブリエルくんのお祝い、行かないわけには行きません。
たとえそれが、テストの前日であっても…
そう、なんと、テストの前日そのものよ。
どうしてこんな日に?!
どうしても、産まれた日、その日にやりたかったんだって、お母さんが…

ガブリエル家のお誕生日は、親しいお友達だけを招待してのこじんまりしたもの。

最初に教会でのミサ。
ガブリエルだけのミサです。


教会で、ガブリエルとパウロと娘。
どうでもいいけど、パウロくん、おひざの上に「物理」の本が…
きみ、ミサの最中、まさか勉強していたのでは…?!

その後、教会からピッツァやさんまでみんなで歩いて、ピッツァでお祝い!



一番はじっこのちびちゃんは、ガブリエルの妹。
はじめてあったときには、3歳だったのよ。
大きくなりました!

途中には、アマゾナス劇場があります。



現在アマゾナス劇場では「演劇祭」の開催中。



劇場前の広場にも、こんな役者さんが出没!

ピッツァやさんで楽しんで、娘とパウロくん一足早く9時半に帰ってきました。
っていうか、パウロくん、うちで送っていったんだけどね。
ガブリエル家ほどではないけれど、やはり近くなので。
ほかのお友達も、午後10時にはお開きにしたそうです。



最近「最後の**」という言葉が多い娘達。
高校生活もあと1年、みんなで一緒にいられるのは、もしかしたら、あと何ヶ月かですからね。
楽しい思い出をたくさん作って、高校生活を最後まで楽しんでください。

って、今週末は、今度はミレーナちゃんの妹の15歳のパーティーよ。
15歳はプレゼントも奮発するから、お母さんは大変ですー。

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