**Hikari no taba **

もの作り*夢づくり

アロエベラの子株

2007-08-13 | 手作りしよう!


アロエベラの苗を買いました。
沖縄宮古島で栽培された無農薬のアロエで、30cm位の子株が3株。
サービス品として、70cm程もある大きなアロエの葉が1本入っていました。
アロエの子株が大きくなるまで、作りたいと思っていたものが作れないなぁ・・・と思っていたのでアロエの葉が入っていてとても嬉しい!

アロエは、下ごしらえをして色んな料理に使っても良し、アロエ酒にしたり、アロエチンキや、アロエオイル等、様々な利用法があります。
少しづつですか、早速チャレンジ!



まず、棘の部分をカットして3枚に下ろし、透明な部分だけにして1cm位に切って清潔な蓋付きの容器に入れます。ホワイトリカーが少しだけ残っていたので、アロエがひたひたになる位、注ぎいれました。

これで、2週間から1ヶ月置いておくと、アロエの成分が抽出されたアロエチンキが出来ます。出来上がったら、アロエは取り除きます。
私は、敏感肌なので、葉ごとは入れずに中だけを使ってマイルドなチンキになるようにしました。アルコール度数が35度以上の良質なウォッカなどのアルコールを使います。
※お酒+氷砂糖を入れると、アロエ酒になります。葉つきで浸けた場合は苦味が出てくるので、同様に出来た時にアロエは取り除いた方がいいようです。



もう一つ、アロエエキスを煮て抽出させたジュースを作りました。
先ほどの透明な部分を精製水200ml(化粧水にするので精製水を使いました)で20分程煮ました。

料理に使う時は、水で煮て下ごしらえをしたものを炒め物や和え物、お刺身で鰹をかけ、醤油やポン酢などで食べたり、もちろん、ヨーグルトに入れてアロエヨーグルトにも。

私はこのアロエを煮て抽出されたものにグリセリンを入れて、アロエ化粧水を作りました。出来上がりの量は50~60mlになりました。
清潔なスプレービン等に入れて、冷蔵庫で保存して2週間ほどで使い切ります。
コラーゲンを生成するので、お肌がしっとりです。

※葉ごと摩り下ろした物をガーゼ等で濾したものに精製水を加えて作ったり、透明な部分を使った物と2通りの作り方があるようですが、人それぞれ肌は違うので、自分に合ったものを見つけてください。(パッチテストを忘れずに!)



更にもう一つ、葉のまま薄く切ってざるに広げ、天日で1週間ほどカラカラに乾燥させ、アロエオイルも作ることにしました。ただいま天日にて、乾燥中~!
出来るのが楽しみです!


<アロエ一口メモ>

アロエのエキスには、コラーゲンの生成を助け、新陳代謝を促進する働きがあるので、シミやシワを改善し、肌の若返り効果が期待できます。
アロエに含まれているリンゴ酸、酒石酸などの有機酸の効果でコラーゲンの生成を促進するのではないかといわれています。

アロエに含まれているアロエシンは、メラニン色素を合成する酵素・チロシナーゼの働きを抑えてくれます。つまり、アロエは新陳代謝を促進するだけでなく、紫外線を防ぎメラニン色素の沈着を抑えてくれますので、シミやくすみの予防・改善にも効果を発揮します。

そして、肌や毛穴を引き締める収れん作用(アストリンゼント効果)があるため、毛穴の黒ずみを防ぎ、きめの細かい肌にしてくれます。
また、毛穴の開きの原因のひとつである皮脂の過剰分泌もアロエの抗菌作用で抑えることができます。
アロエは天然のヒアルロン酸と呼ばれるほど保湿効果が高く、乾燥肌を防ぎ、肌に潤いを与えてくれます。
アロエには強い殺菌・消炎作用があり、ニキビや吹き出物にも効果的です。またアロエの強い肌再生能力はニキビあとの改善にも効果が期待できるそうです。