まだ7巻の感想も書いていませんが,とりあえず,8巻始めちゃいます。
The King of the Golden Hallから,The Plantirまでにかけての下書きのプロセスは,非常に複雑なのだそうです。とりわけアイゼンガルドの崩壊の話は,なかなかうまく馴染んでこないのだそう。
しかしどうやらその原因は「物事が起きた時間順(=Chronology)」とか。
いやそもそも,追補編とかいろいろな本にも「日単位」(笑)での説明がありますが,確かに,TTTのこの辺り以降~指輪棄却に至るまで,物事の起きた順番は,本当に日単位の微妙さで進んでいるんですよね。
‥という事で,下書き当時のタイムテーブルです。
ピピンとメリーが木の鬚に出会い,水湧き出ずる広間に行ったその同じ日,アラゴルンとレゴラスとギムリはエオメルに出会いました。この日を「Day 1」とします。(当時は1月29日,日曜日とか)
そして「Day 2」,1月30日。この日,「エントの寄合」がありました。その日,アラゴルンの一行は「帰ってきたガンダルフ」(笑)に出会い,Eodorasまでの長い道のりを旅します。そしてその夕刻レゴラスは,ローハン谷の彼方に,煙の上がるのを見ます。あれは何?と訊かれ,ガンダルフは「戦争じゃ」と答えます。彼らは一晩旅をして,
「Day 3」早朝,Eodorasに到着。彼らが黄金館で,セオデン,蛇の舌といろいろ話をしている間,エントの寄合は続いています。この日の午後,セオデンはガンダルフや彼の部下のロヒアリムを伴って西へ向かい,アイゼン川に到着。そしてその頃,エントの寄合が終了。(正式版はもう1日) 彼らはアイゼンガルドに向かい,夜遅く到着。
(ひぇ~忙しいですねぇ。21世紀の今ならともかく,トールキンさんがこれを書いていた20世紀半ばには,こんな忙しい事はなかったと思いますが‥(笑))
ところがここで,時間に大問題が発生。何故ならこれだけのイベントを詰め込まなくてはならないからです。
そう言えば,ガンダルフがセオデン達を置いて出て行く時「5日目の朝」って言っていましたね。そこに至るまでの間に,時間軸はいろいろ修正されるのですね。
The King of the Golden Hallから,The Plantirまでにかけての下書きのプロセスは,非常に複雑なのだそうです。とりわけアイゼンガルドの崩壊の話は,なかなかうまく馴染んでこないのだそう。
しかしどうやらその原因は「物事が起きた時間順(=Chronology)」とか。
いやそもそも,追補編とかいろいろな本にも「日単位」(笑)での説明がありますが,確かに,TTTのこの辺り以降~指輪棄却に至るまで,物事の起きた順番は,本当に日単位の微妙さで進んでいるんですよね。
‥という事で,下書き当時のタイムテーブルです。
ピピンとメリーが木の鬚に出会い,水湧き出ずる広間に行ったその同じ日,アラゴルンとレゴラスとギムリはエオメルに出会いました。この日を「Day 1」とします。(当時は1月29日,日曜日とか)
そして「Day 2」,1月30日。この日,「エントの寄合」がありました。その日,アラゴルンの一行は「帰ってきたガンダルフ」(笑)に出会い,Eodorasまでの長い道のりを旅します。そしてその夕刻レゴラスは,ローハン谷の彼方に,煙の上がるのを見ます。あれは何?と訊かれ,ガンダルフは「戦争じゃ」と答えます。彼らは一晩旅をして,
「Day 3」早朝,Eodorasに到着。彼らが黄金館で,セオデン,蛇の舌といろいろ話をしている間,エントの寄合は続いています。この日の午後,セオデンはガンダルフや彼の部下のロヒアリムを伴って西へ向かい,アイゼン川に到着。そしてその頃,エントの寄合が終了。(正式版はもう1日) 彼らはアイゼンガルドに向かい,夜遅く到着。
(ひぇ~忙しいですねぇ。21世紀の今ならともかく,トールキンさんがこれを書いていた20世紀半ばには,こんな忙しい事はなかったと思いますが‥(笑))
ところがここで,時間に大問題が発生。何故ならこれだけのイベントを詰め込まなくてはならないからです。
- エントのアイゼンガルド攻撃+アイゼン川の水を溢れさす
- アイゼンガルドを大軍が出発
- ローハンの騎士達はアイゼン川から退却
- ロヒアリム達はアイゼンガルドの方向に闇を見る
- ガンダルフは飛蔭で出発
- セオデンはアラゴルン,レゴラス,ギムリと一緒に山に避難して戦う(いわゆるヘルム峡谷の戦いですね)
- 動く木の話
- ガンダルフの帰還
- その後皆でアイゼンガルドに行って,メリーとピピンを見つける
そう言えば,ガンダルフがセオデン達を置いて出て行く時「5日目の朝」って言っていましたね。そこに至るまでの間に,時間軸はいろいろ修正されるのですね。