さて,話はちょっと変りまして‥(笑)
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「もう昼過ぎじゃ。わしらはまだ食事しておらぬが,そろそろ木の鬚に会いたいがの。ブレガラドがわしのメッセージを伝えたとしたならば,仕事で忘れてしまったのかのう。それとも見張り役が昼飯をとっていて彼のメッセージを忘れてしまったかのう。」
「あっ!もちろんですっ!」とピピン,おでこを叩きながら。「『1つやったら1つ忘れる(意訳でございます→原文"One thing drives out another.")』バタバーさんが言ってた通りだ(笑) もちろん,彼はこのように言ってました。『ローハンの王様にきちんと挨拶しなさい。そして彼に言うのだ。サルマンはオルサンクに閉じこもっている。そして私は北門辺りでやる事がある。もしよろしければ,彼とガンダルフが馬で来て頂けたら,私に会えるとな。』」
「では何故そう言わなかったのじゃ?」とガンダルフ。
するとメリーが,「ギムリが私の挨拶中に割り込みを入れました。」
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