ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME8 3-VII:The Ride of the Rohirrim (4)

2006-11-11 01:00:21 | Tolkien・HoME
昨日の最後,メリーにつまずいたのは,エオサインと書きましたが実は名前が消えて「X」となっていたそうなので,書き直し。(汗) この兵士の名前は,次はデオルヴィネに変わったそうですが,最終的にエルフヘルムとなり,メリーにつまずいて,木の根っこに当り散らす(笑)事に。デオルヴィネの名前は残って,ペレンノールで戦死してます。(汗)

抹消されたそうですが,面白い下書き。
<下書き>
彼らは草の生えた道でヒアゴンと彼の馬の死骸を発見。ランマスに到達した時,1人走ってくる者があり,捕まえてみるとゴンドールの兵士で,瀕死の重傷を負っており「あなた方は遅かった! 第1環状区は火の海で,殿はもう防衛を放棄された。都は包囲され,奴らは門を破ろうとしている。」
その時炎を見やったセオデンの心は突然膨らみ,突然角笛を吹き鳴らすと,周りの角笛も負けじと鳴り,ロヒアリムはゴンドールに怒涛のように押し寄せたのでした。
</下書き>

ここから,トールキン父さんがどのように最終版に持って行ったのかは,謎だそう。しかし,それまでずっと王の近衛隊にいたデルンヘルムは後ろのeored(この辺りで度々出てくるこの言葉は古英語で,小隊の意味だそうです)へ。そして突撃の直前に王の後ろに付くように修正。そして新しい地図も付いたそうですが,そこには烽火の地名がまとめてあり,さらに新しい変化として,アンドゥインがオスギリアスの南で思いっきり西に曲がるようになったそうです。(あら,今までそうじゃなかったんだ)

この後の下書きは,急に,正式版にとても近くなったようです。

ここでクリストファーさんは,「興味深い地名」と言ってForrannestを紹介しています。正式版の話の上では使われなかったそうですが,これはランマス・エホールの北側のゲートとの事。これが何故興味深いのかは来週またお話します。

Run!Run!Run!