ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

The Three Musketeers (4)

2007-07-09 00:52:49 | 読書
224/635
そもそも,王妃様が,王様からのプレゼントを,異国の公爵にあげてしまうというのは信じられない失態だと思いますが。。。(汗)

王妃様がバッキンガム公爵にプレゼントしてしまった,‥英語版では「tag」と書かれているので,タグですよね。ブローチのようなものでしょうか。私は「首飾り」と記憶していましたが,それは記憶違いの可能性大です。何故なら,ミレディが枢機卿の命令で,12個のダイヤのうち2個を切ってしまうので,首飾りではちょっとおかしいですから。。

で,枢機卿の企みで,王様に珍しく舞踏会を開かせ,ぜひ王妃様にそのtagを付けて欲しいと言わせたので,王妃様大ピンチ。ボナシュー夫人がバッキンガム公への接触を請け負いますが,頼りにしていたダンナは,自分は枢機卿に寝返ったからと言って行かず(おバカだねぇ~,いや枢機卿に寝返った事ではなく,枢機卿を喜ばせて大金をゲットする,千載一遇の大チャンスをみすみす逃しやがって‥笑)

そこでダルタニャンと三銃士が颯爽と登場するわけです。

でも,あれ~?4人はそれぞれ従者を連れて出たんですね。まあ,それはよいとして,三銃士は,何故か大した事のない理由で1人1人落伍,残るはダルタニャンと従者だけ。イギリス行きの船を捜していた時,彼はとんでもない事をやります。(それやらなきゃイギリスに渡れなかったわけだし。。。(汗))リシュリュー寄りとは言っても,別に何も悪い事もしてない,青年貴族をぶっ殺して?(いやまだ生きているかもしれないとは言ってましたが(滝汗))証明書を奪って,英国へ逃走。そして,とんとん拍子でバッキンガム公と会い,とんとん拍子で切られたのがわからないようにtagを作り変えて,とんとん拍子でパリへ戻ってきます。

そして王妃様は無事tagを身に付け,リシュリュー枢機卿が赤っ恥をかいて,おしまい。

あっという間の展開に,思わず目が点になった私でした。(笑)
実は,私はここまでの話しか覚えてなくて,600ページかけて,ここまでの話だと思っていたので,不意打ちを喰らったように知っている部分が終わってしまい,ちょっと驚いております。(笑)

これからは知らない話となるので,逆にわくわく読めるわけですね!


最新の画像もっと見る